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9月9日金曜日 スイーツ塩見のあま~いお話

スイーツ塩見のあま~いお話
お菓子作りを趣味とする塩見啓一アナウンサーの
スイーツうんちくコーナーです。

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今週のスイーツ「ムース」

気泡をたくさん含んだ、口当たりの柔らかいお菓子。
フランス語で泡という意味と苔という意味を持つ。製菓では泡という意味で使うが、
いずれにしても泡のように軽く苔のように柔らかい食感である。
ムースの泡はメレンゲや生クリームを使って作るものが多いが、フレーバーはさまざまでフルーツのピューレやチョコレートなどを使う。

ムースが誕生したのは17世紀のこと。
元々貴族の中で食べられていたムースは「お腹がいっぱいでも食べられる」「音を出さないようにして食べられる」という理由で考案されたもの。
有名になったのは20世紀、1960年代にフランス料理店で出されると、すぐにチョコレートムースは米国と英国の家庭料理となった。
1974年、粗熱が取れた料理を、-20℃前後まで急速冷凍・急速凍結するための機器ショックフリーザーが登場したことで、品質を落とさずにムースの保存ができるようになり、広く一般の菓子店でも売られるようになった。
私が持っている1970年代のお菓子の本にはムースのレシピが載っていない。
しかし、80年代の本には載っているので、日本でポピュラーになったのは、この頃だと思われる。

先週、ババロアを紹介しましたが、ババロアとムースは作り方が似ている。
ムースは、フランス語で「泡」を意味するように、泡立てた卵白や生クリームに、フルーツピューレやチョコレートなどを加えて作る菓子。
ババロアは、牛乳・砂糖・卵・ゼラチンなどを混ぜ、型に流して冷やし固めた菓子である。ムースは、卵白や生クリームを泡立てたものを自然に固めて作るため、口当たりが滑らかで、ふんわりとした食感が特徴である。
ババロアは、ゼラチンで冷やし固めるて作るため、ムースに比べてプルプルとした食感となる。


さあ~それでは今週も作ってまいりました!!
スイーツ塩見手作りの「ムース」です。ど~ぞ

(このコーナーでは、毎週、紹介するスイーツをスイーツ塩見が手作りします!)


               byスイーツ塩見


 
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