多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

8月19日金曜日 スイーツ塩見のあま~いお話

スイーツ塩見のあま~いお話
お菓子作りを趣味とする塩見啓一アナウンサーの
スイーツうんちくコーナーです。

[この番組の画像一覧を見る]

今週のスイーツ「ティラミス」

ティラミスの歴史は意外に浅く、1960年代の北イタリアで出来た。
ティラミス発祥の地とされるヴェネト州・トレヴィーゾという町で、とある老舗
レストランのシェフが「ズッパ・イングレーゼ」というお菓子を元に作ったレシピが原点とされている。


ティラミスは、イタリア語で「tira(引っ張って」+「mi(私)」+「su(上へ)」の3つの言葉を組み合わせた、直訳すると「私を引っ張り上げて」という言葉になる。意訳すると「私を励まして」「私を元気づけて」という意味。お菓子が気分を引っ張り上げる=元気づけてくれるお菓子、というのが直接の意味合い。

ティラミス発祥の地とされるイタリアでは、固めの生クリームのような「マスカルポーネチーズ」が特産品として知られており、マスカルポーネチーズを活かした
お菓子であるティラミスは、いつも元気とされる国民性を支えるスイーツとして、国内外を問わず浸透したと考えられています。

イタリアでは、ティラミスは夜遊びの際に食べるスイーツとして有名。「ティラミスは夜にしか出さない」というレストランもあるとのこと。これは、ティラミスに使われている材料が要因。卵と甘い砂糖には精力をつける役割が、コーヒーには眠気を覚ます役割があることから、ティラミスにメッセージを込めて、夜遊び前に女性が男性に振る舞ったと言われている。このことが、直訳の「私を引っ張り上げて」につながる名前の由来ともされている。

日本では、1990年4月に雑誌「Hanako」(4月12日号)が「いま都会的な女性は、おいしいティラミスを食べさせる店すべてを知らなければならない」という刺激的なフレーズを添えて、ティラミスの特集を組んだことがブームのきっかけだとされている。いかにもバブル期らしい話。
ブームは去った現在でも多くのレストランや菓子店、コンビニでティラミスは売られている。

さあ~それでは今週も作ってまいりました!!
スイーツ塩見手作りの「ティラミス」です。ど~ぞ

(このコーナーでは、毎週、紹介するスイーツをスイーツ塩見が手作りします!)


               byスイーツ塩見

 
関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報