大谷ノブ彦のキスころ

中日・松井佑介選手の、大根踊りデビューが待ち遠しい!

ダイノジ・大谷ノブ彦が音楽、映画、名古屋のグルメ、和菓子、中日ドラゴンズなど、好きなものをアツく語る番組『大谷ノブ彦のキスころ』。
2/25は、沖縄キャンプ中だった中日ドラゴンズ・松井佑介選手にインタビューした模様を放送しました。

大谷はここ数年、プライベートでプロ野球のキャンプを訪れており、昨年に引き続き沖縄キャンプ見学を遂行したのです。

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昨年一番成長した選手

大谷は今季一番注目している野手として、松井佑介選手を挙げています。

「自主トレから身体作りもしっかりできて、スムーズにキャンプインできたので、自分の中では手応えがあります」と松井選手。

昨年はシーズン途中から試合に出る機会が多くなり、キャリアハイの4本塁打も記録。インターネットで「松井佑介」と検索すると、「覚醒」という言葉が出てくるほど、今後のブレイクに期待感を抱かせるような活躍でした。
そうやって試合に出ることで得たもの、バッティングでつかみかけたものを、何とか今年生かせるようにしたいと思っているそうです。

松井選手は昨年5月末、一軍に上がる前にヒジを故障してしまいました。ヒジをかばいながら練習していく中で、バットのヘッドの抜ける感覚が全然違うことに気づきました。それで「はっ!こういう風に打てばいいんだ」と思ったのがきっかけで、成績が上向きになっていったのでした。

昨年、CBCの若狭敬一アナウンサーがドラゴンズの打撃投手に「一番投げやすい打者は誰か?」というアンケートを取ったところ、見事第2位に輝いたのが松井佑介選手。

打撃投手が投げやすいというのは、どんな球でもきっちりミートしてきて、リズムが出てきて練習がスムーズにいくタイプの選手です。そういうバットコントロールがいい打者は、レギュラークラスだということです。
しかも「今年(2017年)すごく良くなった」と、ほぼ全ての打撃投手が松井選手を評価したのでした。

ちなみに1位は大島洋平選手ですから、相当レベルは高そうです。プロも認めた、期待の選手なのです。

憧れのバット投げ

そもそも松井選手が野球を始めた時は、どんな選手に憧れていたのでしょうか?

それは近鉄バファローズの中村紀洋選手。いてまえ打線で優勝した2001年は、松井選手は小学生。まさにドンピシャ世代です。しかも地元・大阪なので、ずっと見ていて、打った後のバット投げもマネをしていたそうです。

ちなみに松井選手が入団した2010年には、すでに中村選手はドラゴンズにはいなかったため、一緒にプレーすることは叶いませんでした。

その中村選手が付けていた背番号と、一緒にプレーしていて尊敬していた和田一浩選手の背番号である”5”番。
いま自分が付けている56番も気に入っている松井選手ですが、もしレギュラーで活躍したご褒美にもらえるのなら5番がいいといいます。
今のところ、ドラゴンズのレギュラークラスには背番号1桁が少ないので、ぜひ頑張って獲得してほしいものです。
ただ、現在5番を付けてる阿部寿樹選手も黙ってはいないでしょうから、切磋琢磨してチームの底上げになればいいですね。

登場曲も演出の一部

DJでもあり、音楽を大事にしている大谷が、こんな質問をぶつけてみました。

「今年、打席に入る時の登場曲は、何になる予定なんですか?」

松井選手からは「去年と一緒でいきます」との答え。
[Alexandros]の楽曲『ワタリドリ』ですね。

「いろんな方に『合っている』と言われたり、球場の雰囲気も結構盛り上がるみたいなんで」という松井選手に、大谷は大賛成。
この曲はアンセムで、フェスでもみんな大合唱になるのだそう。アンセムとは「特定の集団を祝う讃歌」のことで、転じて「定番曲・ライブで盛り上がる曲」という意味になります。

登場曲は、自分の気持ちを盛り上げるために、自分の好きな曲を使うのはいいんだけど、マニアックなものより会場を一体化させるための曲にすべきだというのが、大谷の考え。
松井選手も「福田永将とかは結構、洋楽なんかを流してるんですけど、みんな聴いてもあんまりわかんないんで」と同調します。

実際、一番球場が盛り上がった登場曲は、京田陽太選手の使う『Dirty Work』。ブルゾンちえみよろしく「35億!」と球場全体が叫びますから。

幻の大根踊り

松井選手の母校・東京農業大学には、『大根踊り』という応援歌があります。その名の通り、大根を両手に持って歌い踊るスタイルです。

野球部に入るとまず最初に教えられるんだそう。ただそれは、リーグ戦でベンチ入りできなかった選手たちがスタンドで踊るんだとか。
しかし松井選手は1年生の春から試合に使われていたため、1回も踊ったことが無いのです。

それで、ドラフト指名を受けた後のCBCテレビ『サンデードラゴンズ』のインタビューで、夏目みな美アナウンサーと一緒に踊り、「いつかお立ち台に上がったら大根踊りをやる」と公言したのです。
が、やるタイミングを逸していまだに未遂のまま。

大谷「2018年、これだけは公約してください!どこかで必ずやると!僕ら全力で応援しますよ!絶対にスベらせません!」
松井選手「絶対にスベりますよ!(笑)ほとんど誰も知りませんよ」

ひとつ何か変わったことをすれば、それ目的に球場にお客さんが集まると考えている大谷。
“森監督デー”と称して、観客にサングラスを配り、イニングの合間に一斉にそれをかけるという企画を真剣に考えているほど。「観客がボケる」という参加型イベントは、確かに他に類を見ません。

そのアツい思いに刺激を受けた松井選手は、「大根を模した風船を持って、ナゴヤドームに来ているお客さんもいるので、ぜひ機会があればチャレンジしたい」と意欲を示すのでした。

球団で大根グッズを作って、松井選手が打席に立つと、スタンドが大根グッズで真っ白になる光景。インスタ映え、テレビ映えして話題になること請け合いです。

ぜひとも松井佑介選手には、大根キャラが浸透するほどの活躍を期待しましょう。
(岡戸孝宏)
大谷ノブ彦のキスころ
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2018年02月25日13時37分~抜粋

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