大谷ノブ彦のキスころ

ダイノジ大谷ノブ彦が叫ぶ 燃えよドラゴンズ! かけろマヨネーズ!

「ジョーダン、インスタ、ほとんど半裸」

こんな、謎の自由律俳句のようなつぶやきで始まりました『大谷ノブ彦のキスころ』。名古屋を盛り上げていきたいという大谷は、個人的にLINEで中日ドラゴンズファンのグループを作り、試合後の感想を語り合っているそうです。
その際、選手のどうでもいい豆情報をメンバーのみんなが教えてくれるらしいのです。

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あまり引きずらない陽気なタイプ


冒頭の謎を明かすと「ジョーダン・ノルベルト投手のインスタグラムは、大体が半裸の写真」という意味。試合に負けた次の日も半裸だったりするので、中日の選手では珍しく、あまり引きずらない陽気なタイプのようです。

他の豆知識としては、「平田良介選手はペヤングが大好物」。
インスタントに限らず焼きそばそのものが大好きらしく、ドラフト1位指名された夜はお祝いに母親が焼きそばパーティーを開いてあげたほど。
高校時代は好きなカップ焼きそばの話をしたら、メーカーから商品が学校に大量に送られてきたとか。

足し算の化け物


大谷がお気に入りの情報は、「小笠原慎之介投手は大の甘党で、コメダ珈琲店に行っては、クリームコーヒー、シロノワール(大)、フィッシュフライバーガー、チリドッグを1回につき食べる」というもの。
めっちゃ食べるんですね。

コメダ珈琲店とは、名古屋発祥の喫茶チェーン店。最近は青森・秋田・沖縄を除き全国展開もしているので、東海エリア以外の人でもご存じかもしれませんね。
一応、シロノワールを説明しますと、熱々の甘~いデニッシュに、冷たく甘~いソフトクリームを乗せて、更にお好みで甘~いシロップをかけて頂く、ボリュームのあるデザートです。

大谷いわく「いかにも名古屋らしい、足し算の上に足し算を重ねた、足し算の化け物スイーツ」。
ちなみに名前の由来は、ソフトクリームの「シロ(白)」と、黒っぽいデニッシュの「ノワール(フランス語で黒)」の組み合わせです。

余談ですが、小笠原は甘党でありながらも、ひつまぶしの最後のお茶漬けは、ワサビ多めがお好みだそうですよ。

チェンジアップが綺麗にオチるためには


こんなほっこりゆるやかトークで始まりましたが、肝心の中日は4月30日現在、リーグ最下位。
しかし大谷は、整備されてきた投手陣に希望を抱いているようです。そんな中、残念に思っているのが若松駿太投手。

彼の得意球はチェンジアップ。直球の球速は大体時速130km台と、プロの投手にしては遅いです。が、チェンジアップに頼りすぎて打ち込まれてしまう事が多く、直球勝負をしていくように投手コーチから言われていました。ところが同じ失敗を繰り返してしまい、二軍落ちとなってしまうのでした。

球が遅い投手といえば、レジェンド・山本昌。技巧派と思われがちですが、実は速球派だと、本人が語っています。
彼の球は回転数が飛び抜けて多いため、球速表示以上に速く感じるのです。
いわゆる“ホップする”球です。
山本昌の場合はちょっと特殊ですが、「投手の基本はストレート」と何人もの解説者が語っています。

内角球でのけぞらせておいてから、外角低めに投げると、打者は球が遠く見えて手が出せない。配球のセオリーですね。この内角球は“フリ”なんです。
お笑いで言えばオチに持っていくまでのフリ。これが非常に大事なんだと大谷は力説します。

変化球を生かすには、直球という前フリを活用してほしい。若松には本当に期待しているだけに、切に願う大谷なのでした。

楽天のペゲーロに負けるな!


もう1人、期待しているのがアレックス・ゲレーロ選手。
メジャー経験もあり、プライドも高いはずだろうに、絶不調のためスタメンを外されて、2日連続で早出特打も行いました。「外国人選手ではなかなかいない」と感心する大谷。
その他、休日返上で何人ものコーチに寄ってたかって打撃指導を受ける、日本人選手でさえ見られない異様な光景もありました。

ファンからの期待も分かっている。何とかしたいと思っている。でも結果が出ない。その焦りがドツボにハマってしまう。とにかくマジメなゲレーロ。
もっといい加減にやれば早く良い結果が出るのかもしれない。

「でも俺、こういう人、嫌いじゃないんです」
と語る大谷。
必死にもがいてる姿を後押ししてあげたい。批判したい気持ちも十分わかるし、ただ前向きになればいいってもんでもない。高い年俸をもらってるプロは言われてナンボ。ごもっともです。
「でも、ごもっともな事ばかりみんなが言ってたら息苦しくない?」

何かあったら一方向に一斉に流れて、叩きまくる。そうじゃなくて、いろんな意見があってこそ、様々な道が示されるんじゃないか。そんな大谷の思いが伝わってくるようでした。

リスナーをじぃ~んとしびれさす


中日の本拠地はナゴヤドーム。ナゴヤドームから一番近いJRの駅は大曽根。大曽根出身といえば大谷ノブ彦の妻。その妻が連れてきた、運命の出会いのお相手がいるそうです。
その名は『コーミソース』さん。大谷は特濃ソースはほとんど使わず、ウスターソースをドボドボ使う派らしいのですが、市販のウスターソースはシャバシャバ過ぎ。もうちょいだけとろみが欲しいと嘆いていたら、中京圏ではおなじみのコーミソースを紹介されたといいます。これがドンピシャ。もう一生離さないと誓ったそうです。

女優の山本陽子がCMで「値段は高いが、いい味です」と言っていたのを覚えている人も多いことでしょう。今では値段にあまり差はないようですよ。

そんな大谷ですが、まだデビューしていない名古屋の味があるとか。

それは、“冷やし中華にマヨネーズ”。
噂には聞くけど手が出せずにいるそうです。
勇気が出ない。あと一歩が踏み出せない。

これはまさしく、直球勝負にいけない若松や、殻を打ち破れないゲレーロと同じなのでは?
そうです、ぜひ皆さんで声援を送りましょう。我々の力で、プロ入り初の冷やし中華マヨネーズを大谷に味わってもらおうではありませんか!

「いいぞがんばれ大谷ノブ彦~ かけろマヨネーズ~♪」
(岡戸孝宏)
大谷ノブ彦のキスころ
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2017年04月30日13時00分~抜粋

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