大のオトナが早朝から長縄跳び
3月11日土曜日午前8時、名古屋市中区の白川公園。
「世界最大のプラネタリウム」としてギネス認定された名古屋市科学館や、「ゴッホ展」といった特別展も開かれる名古屋市美術館もあり、週末には大勢の家族連れが訪れる名古屋を代表する公園です。
が、土曜日とはいえ朝8時ともなると、せいぜいジョギングや愛犬の散歩を楽しむ方がいるくらいで閑散としています。

しかし、園内には30人ほどのリスナーが集まっていました。
オトナのお遊びに付き合える人たちがこんなにいるとは素晴らしい!
これぞラジオのメディアパワーです。
そして、大谷ノブ彦に加え、ダイノジの相方でエアギターの名手として世界的に知られた大地洋輔もサプライズ参戦!
参加者はいつの間にか大地を囲み、撮影会を始めてしまいます。

ポーズを決める世界の大地洋輔
わたしももう若くない
しばらく談笑しながら園内をウォーキングした後は、いよいよメインイベントである長縄跳び。
さすがに30人ともなると長縄跳びは大変なので、チーム対抗戦ということになりました。
全体的に30代・40代のリスナーが多く、1回で縄に引っ掛かる人が続出。
「今のなし」「もう1回やろう」とグダグダな展開になってしまいました。
後日番組にも「良い思い出となりましたが、持病の腰痛が悪化してわたしも若くないと実感しました」とのおたよりも届きました。
44歳の大谷自身も「20代のイメージで飛んでるつもりなのに、全然飛べてなくて自分で笑っちゃった。終始おじさんとおばさんがゼーゼー言いながら飛びまくるイベントでした」と振り返ります。
優勝チームには大谷ノブ彦から高級食パン1枚ずつを素手で、もとい手から手へ授与されるという栄誉が(大谷のツイッターアカウントには「汚い」というレスも飛んだそうですが)。
オトナたちが社会的地位も年齢も忘れ、食パンを争い長縄跳びに挑む…これが大谷ノブ彦流の「春のパン祭り」なのです。
17日の放送では「また素敵で馬鹿馬鹿しいことを企画して欲しいです」とのメールが届く中、イベント名が曖昧だったせいか「食パン争奪白川長縄フェス」などと勝手にネーミングされて、苦笑するばかりの大谷ノブ彦でした。