多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

CLASSY 1月号

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★内容紹介
・CLASSYは20代後半から30代の女性が対象の、ファッションとライフスタイルの雑誌。毎月28日発売で、その季節ごとのおすすめコーディネイトやファッションのアドバイスをするという、それだけならまあ、よくあるファッション誌なのだけれど、実は先月28日に発売された1月号が、ミステリ好きの間で大きな話題になっていて、20代から30代の女性以外の層も、この号を買っている。
・注目されているのは、この雑誌の名物コーナーでもある、1ヶ月着回しコーデのページ。着回しコーデというのは、限られた洋服も組み合わせ次第でバリエーション豊かなファッションが楽しめるという、その組み合わせを提案するもの。「これさえあれば大丈夫!」的なベーシックな洋服をもとに、スカートと組み合わせる、ジャケットと組み合わせるなどなど、いろんな着回しを教えてくれる。たとえば普通は、1週間のオフィスでのファッションのお薦めなどが多い。が。
・このCLASSYの着回しdairyというコーナーは少し変わっている。1ヶ月の着回しを提案する企画だが、設定がある。普通のオフィスとかではなく、1月号は「推理小説家女子の雪山ミステリー着回しdiary」というもの。設定は、ミステリー作家である31歳の女性が執筆のために雪深い山荘に1ヶ月こもることにした。すると到着した当日、大雪が降って道は寸断され、ケータイの電波も入らなくなる。そんな時、宿泊客の高価な指輪が盗まれた。犯人は宿泊客たちの中にいる。助けが来るのは1ヶ月後。それまでに指輪を盗んだ犯人を見つけてみせる……!という、そんな状況での1ヶ月の着回しコーデを提案している。着回してる場合か?
・しかもこの企画はカレンダー形式で、1日ごとにストーリーが進み、その内容に合った着回しが提案される。2日以降、指輪以外にもいろいろなものがなくなったり、オーナーの飼い犬と一緒に山荘の周囲を散策したり、宿泊客同士が喧嘩をしたり。そのすべてに「この日のコーデ」の紹介がある。それ要る?
・そして最後にはどんでん返しが!そもそも国内の山荘でいくら大雪でも1ヶ月助けがこないなんてありえないとか、1ヶ月の滞在の割には最初から持ち込んでる洋服多いな、とかこの状態で着回すのか、ツッコミどころは多々あるがもうそんなことはどうでもよくなる。ていうか、コーデが頭に入ってこない。
・実はこのコーナー、これまでも変わった設定での着回しコーデを扱っていて、たとえば先月号は、「34歳、仕事中心&コロナ禍で出会いの場とも疎遠になり、気がついたら4年彼氏がいないアラサー女子の着回しdiary」だし、その前は「本部長から突然の呼び出しを受けて昇進かと思って喜んで行ったら左遷人事を受けたので転職活動に奮闘することにしたアラサー女子の着回しdiary」だし、そのまえ、10月号がすごい。あと1ヶ月で日本が沈没することを知った内閣府の特任防災アドバイザー女子の着回しコーデ」。日本が沈没することがわかってパニックになる中での着回し。着回してる場合じゃないけど、ストーリーがあるのでついつい読んでしまう。
・ちなみに来月号の予告によると、来月号は「ニュアンスカラーで生き残れる!ゾンビから逃げる1月の着回しdiary」だそうです。着回してる場合か。逃げろ。
CLASSY 1月号です。
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