★内容紹介
・サッカーチームのサポーターを描いたオムニバス小説
・舞台はJ2をモデルにしたサッカーの国内リーグ2部、22チーム。
全部で11話収録されており、どれも同じ年の同じ日、全国11会場で開催される
リーグ最終節の試合を描き、ホームチームとアウエイチームのサポーターが主人公。
・決してサッカー小説ではなく、さまざまな背景や事情を抱えた人たちの
サッカーに触れるサポーター人生を描く。
★読みどころ
(1)いろいろなサポーターの人生模様
家族の中でひとりだけ違うチームのサポーターだったり、恋人が失踪して
傷ついていた女性がマスコットの可愛さに癒されてハマっていったり、
好きな選手が移籍して、応援するチームを変える弟と変えなかった兄の話なども。
いろいろなサポーターの人間模様がとてもいい。
(2)設定のリアルさ。
登場するのはすべて架空のチームだが、細かい設定や
エンブレムなども作り込まれている。モデルがわかるチームもある。
特にサポーターの生態については「そうそう!」という描写が至る所にある。
(3)サッカーでなくても「好きなものがある人生」の楽しさが伝わる
代わり映えのない毎日の中に「サッカーの試合」という好きなことがあると、
楽しみが生まれ、その日まで頑張ろうと思えたりもする。
サッカーファンでなくてもこの気持ちは伝わる。
ワールドカップの最中に読みたい一冊。
津村記久子(つむら・きくこ)さん『ディス・イズ・ザ・デイ』
朝日新聞出版から1728円で販売中です。
・サッカーチームのサポーターを描いたオムニバス小説
・舞台はJ2をモデルにしたサッカーの国内リーグ2部、22チーム。
全部で11話収録されており、どれも同じ年の同じ日、全国11会場で開催される
リーグ最終節の試合を描き、ホームチームとアウエイチームのサポーターが主人公。
・決してサッカー小説ではなく、さまざまな背景や事情を抱えた人たちの
サッカーに触れるサポーター人生を描く。
★読みどころ
(1)いろいろなサポーターの人生模様
家族の中でひとりだけ違うチームのサポーターだったり、恋人が失踪して
傷ついていた女性がマスコットの可愛さに癒されてハマっていったり、
好きな選手が移籍して、応援するチームを変える弟と変えなかった兄の話なども。
いろいろなサポーターの人間模様がとてもいい。
(2)設定のリアルさ。
登場するのはすべて架空のチームだが、細かい設定や
エンブレムなども作り込まれている。モデルがわかるチームもある。
特にサポーターの生態については「そうそう!」という描写が至る所にある。
(3)サッカーでなくても「好きなものがある人生」の楽しさが伝わる
代わり映えのない毎日の中に「サッカーの試合」という好きなことがあると、
楽しみが生まれ、その日まで頑張ろうと思えたりもする。
サッカーファンでなくてもこの気持ちは伝わる。
ワールドカップの最中に読みたい一冊。
津村記久子(つむら・きくこ)さん『ディス・イズ・ザ・デイ』
朝日新聞出版から1728円で販売中です。