歌の力で超高齢社会の課題解決

健康ライブラリー / ライフ・ヘルスケア

CBC論説室の後藤克幸特別解説委員が医療や健康問題の最前線を解説する『健康ライブラリー』。
「スマイル・リポート」では、リスナーの身近な地域で活躍するさまざまな多職種医療チームの活動内容やスタッフと患者・家族との交流エピソードについて紹介しています。

9月1日の放送では、株式会社第一興商執行役員で一般社団法人日本音楽健康協会理事長の戸塚圭介さんが、健康を長続きさせる意外な方法を語りました。

日本音楽健康協会について

最も大きな目的は、歌と音楽の研究を世の中に知らしめていくことで、我が国が直面する"超高齢社会"の課題解決、これに寄与することを目的としております。

具体的には、音楽健康指導士という資格認定や、その実現に向けて人材育成を行っていくこと、それを根幹としまして、同時に高齢者の社会参加、これを促すことも大きな目的の一つとしておこなっております。

これから地域の中で高齢者の社会参加はますます重要になってきますが、これに音楽の力が加わるということです。

心に残るエピソード

カラオケっていうものが、イコールお酒、そして不健康、こんなイメージがどうしてもあるものですから、これを世の中から払しょくすることが非常に大変でした。「カラオケ=健康」というイメージを作っていくことですね。

歌を歌うということは、当然ストレスの改善にはなろうかと思うんですが、健康効果ということを大学や各団体といろんな研究をするということがまず一番目に必要でした。

厚労省が推奨している運動、口腔保健、認知それぞれの領域から、歌や音楽の力がどのように効果を示すかということについて研究しています。

医療福祉の現場での課題

やはり高齢者が社会に参加をすることが重要な課題と思っています。
こもってしまう高齢者が多い中で、社会に出てくるということを歌の力、音楽の力で何とかできないかということを第一義の目的であります。

カラオケは男女どちらも参加できるものですが、定年退職後の男性の場合は閉じこもってしまうケースが非常に多いですね。
そういうことから認知症の発症リスクも高くなりますし、できる限り外に出てきていただく、他人と触れ合っていただく、コミュニティに参加していただくということを積極的に行えるような歌や音楽の仕掛けというものが必要になってくると思っております。
 
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2019年09月01日06時08分~抜粋

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