名古屋おもてなし武将隊® 戦国音絵巻

羽柴姓の「柴」は柴田勝家からとったもの。では「羽」は誰から?

400年前より現代に蘇りし戦国武将の集団・名古屋おもてなし武将隊(R)が、ラジオ界の天下一を目指す番組『戦国音絵巻』。11月9日の出陣は豊臣秀吉前田慶次、陣笠隊の足軽・なつの3名でした。

標題の豊臣秀吉の改姓問題。実は奥が深いんです。数度、改正している秀吉、一体どんな変遷を経たのか気になりますね。
それでは、今日の士(さむらい)問答はどんな問題が出たのか見てみましょう。

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今週の士問答、問題はこちらじゃ

毎週1名のえまきー(リスナー)が戦国に関する11問に挑戦する11月限定企画「士問答」。
今回の出題は豊臣秀吉です。どんな問題が出たのでしょうか?

一、前田慶次の主君は誰?

二、掛詞問答 次の会話の中に隠されている戦国武将は誰?
「孫悟空とやら、ナメック星での武功素晴らしきものであったぞ。褒美をとらせよう。ほれ、ここにある雨具の中から好きなものを選ぶとよい。傘か?雨合羽か?
おっす、おら悟空。おめえ、いい奴だな。よし、決めた。おらゴム長でいいぞ」

三、前田利家が大事にしていた馬を、前田慶次が奪って逃げていったとされる逸話は有名だが、その愛馬の名前は?

四、豊臣秀吉の母君が体内に日輪が入る夢を見て生まれたことから、秀吉は日輪の子と言われる。ちなみに、今流行りの「鬼滅の刃」に出てくる日輪刀は、持つ者によって色を変える。では主人公の炭治郎の日輪刀の色は?

五、小谷城の浅井長政を滅ぼしたのち、長浜城を与えられことを機に木下藤吉郎から羽柴秀吉に改名した。羽柴姓の「柴」は柴田勝家からとったものだが、では「羽」は誰からとったもの?

六、あるなし問答
「太閤にあって関白にない。福島正則にあって加藤清正にない。豊臣秀吉の側室・甲斐姫にはあって織田信長の正室・濃姫にない。では応仁の乱には、あるかないか?理由もあわせて答えよ」

選択問題もありましたが、「鬼滅の刃」にちなんだ問題もありました。今週は問題が難しい気がしますね…。
 

答えは…こちら!

一、上杉景勝
二、織田信長
三、松風
四、黒
五、丹羽長秀
六、あり 理由:太閤・福島正則・甲斐姫にはそれぞれ「たい」「のり」「かい」と海産物の名称が入っている。応仁の乱には「うに」が入っているから。

間違えた時点で「士問答」は終了してしまいます。6問目で間違えてしまったので、問題はここまででした。
今回のえまきーさんは5問正解。健闘しましたね。
 

豊臣秀吉の出世秘話

「士問答」に出てきた、木下藤吉郎から羽柴秀吉への改名。

士問答の通り、秀吉は長浜城を与えられたことを機に改名しました。当時の織田信長の重臣、柴田勝家と丹羽長秀から1字ずつもらうことで、勝家と長秀を立てたのでしょう。

豊臣秀吉と名乗るまでにした改名はなんと5回。

最初は今川氏の家臣に仕え、木下藤吉郎と名乗ります。しかし、今川氏を見限って織田信長の家臣になりました。この時は改名していません。

その後は、羽柴秀吉→平秀吉→藤原秀吉→豊臣秀吉と変わっていきます。平姓と藤原姓は、天下統一に近づく段階で一時的に名乗っており、期間はそれぞれ3年、1年半と短いので、あまり知られていません。誰もが知っている豊臣姓は、天下統一を果たして太政大臣になった秀吉が時の天皇、後陽成天皇から賜った姓でした。

秀吉は生まれが農民であったため、出自が低かったことを気にしていたと言われています。平姓や藤原姓は天下統一の途中で由緒ある姓を名乗るため、お金で買ったのです。
農民から天下人になった秀吉は名前の変化もですが、戦で挙げた武功にちなんだ馬印も興味深いものがあります。

戦の際、武功を挙げるたびに馬印にしていた瓢箪を1つずつ増やしていったことはよく知られています。
現在、秀吉がご祭神になっている豊国神社(名古屋市中村区)は、それぞれ名古屋・京都・大阪と縁が深い場所にあります。ご利益は天下人になった秀吉らしく立身出世。神社のお守りは、秀吉の馬印にちなんだ瓢箪の形をしています。

機会があれば、ぜひ参拝して秀吉のご利益にあずかりたいものですね。
(葉月智世)
 
名古屋おもてなし武将隊® 戦国音絵巻
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2020年11月09日21時11分~抜粋

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