名古屋おもてなし武将隊® 戦国音絵巻

加藤清正の筋肉体操 身体も心も程よい負荷が大事?

400年前より現代に蘇りし戦国武将の集団・名古屋おもてなし武将隊®が、ラジオ界の天下一を目指す番組『戦国音絵巻』。
1/29の”出陣”は、加藤清正、前田慶次、足軽の陣笠隊・踊舞(とうま)です。

今回はシュールな企画「加藤清正の筋肉体操」の模様をお届けします。
戦国時代には日々の鍛錬で頑強な肉体を作り、現世では筋トレに余念がない“筋肉武将”こと清正が、リスナーの願いに沿う肉体に改造する術を伝授するというものです。

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腕立て伏せのマンネリを打破したい


ラジオなのに身体を動かして表現するという、伝わりにくいこのコーナー。踊舞は初めての参加になります。

では、えまき~(音絵巻リスナー)からの願いを紹介していきましょう。
まずはAさんからの矢文(メール)を、踊舞が読み上げます。

Aさん「月曜日は、胸を鍛える日。地道に”ヒザつき腕立て”を続けてきましたが、飽きました。新しい大胸筋の鍛え方を教えてください」

床にヒザをつけて行なう、ヒザつき腕立て伏せ。普通の腕立てより強度が落ちるので、女性や体力の足りない人におススメの筋トレです。

清正「この者、飽きたとな。それはいかん事じゃな。筋肉鍛錬というのは継続じゃて。ヒザつきに飽きたならまずはヒザを床から離してみる。それ以外にまた違ったものが欲しいというのであれば、伝授して参ろう」

まず、両手を肩幅に開き、ヒザを床につきます。ここまでは従来のヒザ腕立てと一緒。
ここから、両手の拳を固めグーの形にして、床につけます。いわゆる”拳(けん)立て伏せ”というものです。

そして実演してみせる清正。毎度のことながら、ラジオなので見えないんですけれども。

回数は人によりけりで、大体10~30回。できる範囲でいいということです。

説明しながら拳立て伏せをしていた清正ですが、意外に早く実演終了しました。
清正「周りの音が聞こえんくて、不安になってしもうてな」
慶次「ラジオの内々の話はせんでもよいぞ(笑)」

片耳にイヤホンをつけて、放送で流れるBGMや効果音などを聴きながら話すというのが、ラジオの基本形なのですが、実演中はイヤホンを外していたため、音が聞こえないのです。

ただそれは、ラジオを聴いているえまき~は知らない内輪のことなので、そう言われてもどういう意味かわかりませんね。

簡単には逃しませぬぞ!?


さて、この筋肉体操でどのような効果が期待できるかというと…。

清正「まずは腕が強くなる」
踊舞「腕が強くなり?」
清正「拳が固まる」
踊舞「さらにどうなるのですか?」
清正「襲われた時に反撃ができる」
踊舞「反撃したのちには?」
清正「反撃したのちには…、例えばな、奉行の者(警察)から賞状がもらえる」
踊舞「賞状がもらえ、喜んだのちに?」
清正「喜んだのちに、喜んだのちに、さらに続けていくと…さすれば、誰もが憧れるほどのな、腕っぷしの強い、素手のケンカが強い者になれるぞ」
踊舞「強き者になったのちには!?」
清正「のちには!…猛獣でも倒しに行こうかっ!」

かつて虎退治で名を馳せた清正。と言っても、素手ではなく、槍でもなく、鉄砲で撃ったのですが。
なので、皆さんは拳立て伏せをやったからと言って、実際に虎や熊などに戦いを挑まないでください。

ちなみにこのコーナーでは、足軽がムチャブリをして清正を追い詰めるという構造になっているのですが、踊舞は相当な手練れだと思われます。なかなか逃がしてもらえないようです。

体力ばかりか精神力も鍛えられる?


Bさんからの矢文
「会社が入ってるビルの10階まで、階段で上れるようになるための、筋肉を鍛えたいです」

普段の生活の中で鍛練をしようとするその心意気に、清正も感心。とっておきの鍛え方を伝授します。

まず立ち上がり、両足を肩幅に開きます。
そこから屈伸、いわゆるスクワットをするのですが、一味違うのは跳躍が入るところ。
その場で2回跳んでから、腰を落とします。
「ひい、ふう、はーっ。ひい、ふう、はーっ」と、30回、50回…とできるだけ繰り返します。

肩にバーベルなどの重りを乗せてスクワットする方法がありますが、普段の生活の中であれば、このくらいがちょうどいいそうです。これで、太ももが鍛えられて階段を上りやすくなるでしょう。

ここで慶次が一言。
「わし、思ったんじゃが、太ももだけでなく尻も上がりそうじゃな。尻上がりで美脚に見える、女子(おなご)にとっても大事なことじゃな」

武将隊の中でも一番おしゃれで美容に詳しく、女子力(おなごりき)の高い慶次。ヒップアップ効果を指摘します。

清正「日々の鍛練からさらに美脚にもなるっちゅうわけじゃな」
踊舞「美脚になり?」
(えっ、もうぶっこんでくるのか?という戸惑いを見せつつ)
清正「びきゃ、美脚になりなぁ、お、男子(おのこ)がえりゃー寄ってくる!」
踊舞「寄ってきて、それからそれから!?」
清正「寄って寄ってな、このー、な、夫婦(めおと)になるなぁ」
踊舞「夫婦になって?」
清正「子が、子が生まれる!」

いつもならここで終わるところですが、踊舞は逃がしてくれません。

踊舞「子が生まれる!それはさておき!?」
清正「それはさておき!?…それはさておき、それはさておきぃ、この、現世の”恋の関ヶ原”、バレンタインなるもので絶対成功する!」
踊舞「バレンタインが成功したのちには!」
清正「成功したのちには!?やはり、夫婦になる!」

なんと、太ももを鍛えると、どうあっても恋人ができる、夫婦になれるのでした。
というのは極端な例で、必ずそうなるとは限らないですけれども。

そして踊舞のムチャブリがあれば、心の筋肉も鍛えられそうです。
(岡戸孝宏)
名古屋おもてなし武将隊® 戦国音絵巻
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2018年01月29日21時28分~抜粋

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