木曜日の「オトナのいろどりっ!」は、関富子先生のお料理レシピ。
毎月のテーマに沿ったレシピを1品ずつご紹介いたします。
3月のテーマは「春を味わう早春料理」。
今回は「春のかき揚げ」です。
かき揚げの常識を覆す!目から鱗のテクニック炸裂「春のかき揚げ」
シーフードミックスで簡単に
「春のかき揚げ?」
「かき揚げなんです。でも、春バージョンなんです」
春といえば、たけのこや新玉ねぎなどが出てきますよね。
これらの食材を使ったかき揚げを作りましょう。
でも、ほかの食材は簡単に済ませたいですよね。
「シーフードミックスって売ってるじゃないですか」
「シーフードミックスは、年中あります」
丹野みどりは即答します。日頃からたくさん使っているからでしょうか。
冷凍のシーフードミックス。
解凍すれば、イカもエビもベビーホタテも簡単すぐに使えますね。
水気はしっかり拭き取っておきます。
さて、春の旬食材。
新玉ねぎとたけのこは、1cm角の正方形に切りましょう。
シーフードミックスとサイズを合わせる感じです。
三つ葉もザクザク1cm幅に。
量の目安としては、4人分で、シーフードミックスを150g、新玉ねぎは半玉、たけのこは50gです。
え?これっぽっち?
そうです、かき揚げの場合は、それほど材料の量は必要ないのです。
「かき揚げなんです。でも、春バージョンなんです」
春といえば、たけのこや新玉ねぎなどが出てきますよね。
これらの食材を使ったかき揚げを作りましょう。
でも、ほかの食材は簡単に済ませたいですよね。
「シーフードミックスって売ってるじゃないですか」
「シーフードミックスは、年中あります」
丹野みどりは即答します。日頃からたくさん使っているからでしょうか。
冷凍のシーフードミックス。
解凍すれば、イカもエビもベビーホタテも簡単すぐに使えますね。
水気はしっかり拭き取っておきます。
さて、春の旬食材。
新玉ねぎとたけのこは、1cm角の正方形に切りましょう。
シーフードミックスとサイズを合わせる感じです。
三つ葉もザクザク1cm幅に。
量の目安としては、4人分で、シーフードミックスを150g、新玉ねぎは半玉、たけのこは50gです。
え?これっぽっち?
そうです、かき揚げの場合は、それほど材料の量は必要ないのです。
先に下味、最後に小麦粉
切り終えた具材は、水分を拭き取り、片栗粉をまぶします。
「かき揚げのポイント。私流なんですけど」
関先生ならではの、かき揚げのおいしい作り方。
まず、卵を1/2個。
冷たいお水を大さじ1。
そこに、うすくち醤油を小さじ2杯。
「入れといて、ちょっと置くんですよ」
つまり、片栗粉をまぶした具材に、卵と水と淡口醤油で下味をつけてしまう。
置く時間は、5分ほど。これで、素材に味が染みこみます。
この上に天ぷらの衣をつけるんですね。
揚げ油の温度が十分上がったら、具材にバサッと、薄力粉と粉ワサビを入れて、ざっくり混ぜて、スプーンですくいながら揚げていきます。
べたつかないし、きれいに固まります。
「天ぷらやかき揚げを作る手順とまったく違いました」
「そうなんです。そうすると、粉も活きるし、何もつけなくても、エビやたけのこや玉ねぎに、ほどよい良い味がついて」
一般的な天ぷらやかき揚げの手順といえば、水と卵と小麦粉を入れて混ぜて作った衣を、具材にくぐらせて、すぐに揚げるというイメージですが、今回の関先生の方法は、小麦粉を別付け。
「そうすると、衣も少ないでしょ。べたっとしてないでしょ。ほどよく具材を繋いでるっていう感じにね、衣が行き渡るの」
揚がった見た目は、普通のかき揚げ。
早速いただきます。
「おいしい先生!なに、このかき揚げ」
先生が持ってきてくださったかき揚げ。もうすっかり冷めてしまっています。
しかも、スタジオには塩も天つゆもない。
それでもしっかり味が付いて、逆に塩も天つゆも必要ありません。
食材の味が活きるし、ほんのりワサビの香りがします。
「かき揚げって、衣ばっかり食べとるわ、と、ニンジンやゴボウはどこに行ったの?っていうかき揚げもありますが」
今回のかき揚げは、ゴロゴロの具材が表面から見えていて、衣は具材をつなぎとめているだけという感じ。
家で揚げ物、とくに天ぷら、まさにかき揚げを作ろうとしたら、油をたくさん吸うわ、揚げるときにバラつくわ、衣がたくさんになってブヨブヨするわ。
「家で作る、というのはチャレンジする気力すら起きませんでしたけど」
まず、後処理が大変な揚げ物。そして、おいしく出来上がる保証もないかき揚げ。
丹野のように、諦めていた人もさぞ多いでしょう。
ですが、関先生流の方法なら、簡単なうえに、上手に揚がる。
「このやり方は、本当に聞いたことがないし、やったこともない。めちゃテクニック炸裂です」
丹野みどりも感激した、関先生のかき揚げテクニック、ぜひお試しあれ。
って、今日はお便りが多かったから、もうみなさん感動体験を終えている頃でしょうね。
「かき揚げのポイント。私流なんですけど」
関先生ならではの、かき揚げのおいしい作り方。
まず、卵を1/2個。
冷たいお水を大さじ1。
そこに、うすくち醤油を小さじ2杯。
「入れといて、ちょっと置くんですよ」
つまり、片栗粉をまぶした具材に、卵と水と淡口醤油で下味をつけてしまう。
置く時間は、5分ほど。これで、素材に味が染みこみます。
この上に天ぷらの衣をつけるんですね。
揚げ油の温度が十分上がったら、具材にバサッと、薄力粉と粉ワサビを入れて、ざっくり混ぜて、スプーンですくいながら揚げていきます。
べたつかないし、きれいに固まります。
「天ぷらやかき揚げを作る手順とまったく違いました」
「そうなんです。そうすると、粉も活きるし、何もつけなくても、エビやたけのこや玉ねぎに、ほどよい良い味がついて」
一般的な天ぷらやかき揚げの手順といえば、水と卵と小麦粉を入れて混ぜて作った衣を、具材にくぐらせて、すぐに揚げるというイメージですが、今回の関先生の方法は、小麦粉を別付け。
「そうすると、衣も少ないでしょ。べたっとしてないでしょ。ほどよく具材を繋いでるっていう感じにね、衣が行き渡るの」
揚がった見た目は、普通のかき揚げ。
早速いただきます。
「おいしい先生!なに、このかき揚げ」
先生が持ってきてくださったかき揚げ。もうすっかり冷めてしまっています。
しかも、スタジオには塩も天つゆもない。
それでもしっかり味が付いて、逆に塩も天つゆも必要ありません。
食材の味が活きるし、ほんのりワサビの香りがします。
「かき揚げって、衣ばっかり食べとるわ、と、ニンジンやゴボウはどこに行ったの?っていうかき揚げもありますが」
今回のかき揚げは、ゴロゴロの具材が表面から見えていて、衣は具材をつなぎとめているだけという感じ。
家で揚げ物、とくに天ぷら、まさにかき揚げを作ろうとしたら、油をたくさん吸うわ、揚げるときにバラつくわ、衣がたくさんになってブヨブヨするわ。
「家で作る、というのはチャレンジする気力すら起きませんでしたけど」
まず、後処理が大変な揚げ物。そして、おいしく出来上がる保証もないかき揚げ。
丹野のように、諦めていた人もさぞ多いでしょう。
ですが、関先生流の方法なら、簡単なうえに、上手に揚がる。
「このやり方は、本当に聞いたことがないし、やったこともない。めちゃテクニック炸裂です」
丹野みどりも感激した、関先生のかき揚げテクニック、ぜひお試しあれ。
って、今日はお便りが多かったから、もうみなさん感動体験を終えている頃でしょうね。
材料とレシピ
【材料】
・シーフードミックス 150g
・新玉ねぎ 1/2個
・たけのこ(水煮) 50g
・三つ葉 1/2
・片栗粉 大さじ1
衣
A・卵(M) 1/2個
・冷水 大さじ1
・淡口醤油 小2
B・薄力粉 50g
・粉わさび 大さじ1
・揚げ油
【作り方】
①シーフードミックスは解凍して水気を拭き取る。4人分で150gほど。
②新玉ねぎ半玉とたけのこは、シーフードミックスに合わせて1cm角に切る。三つ葉も1cm幅に切る。
③表面の水分を拭き取った具材に片栗粉をまぶす。片栗粉をまぶした具材に、卵1/2個、冷たい水大さじ1、淡口醤油小さじ2を加えて混ぜ、5分置く。
④薄力粉と粉ワサビを混ぜ合わせておき、具材に振り入れサックリ混ぜる。175℃に熱した揚げ油に、スプーンですくい入れて揚げる。カリッと揚がったら、できあがり。
(榊原)
・シーフードミックス 150g
・新玉ねぎ 1/2個
・たけのこ(水煮) 50g
・三つ葉 1/2
・片栗粉 大さじ1
衣
A・卵(M) 1/2個
・冷水 大さじ1
・淡口醤油 小2
B・薄力粉 50g
・粉わさび 大さじ1
・揚げ油
【作り方】
①シーフードミックスは解凍して水気を拭き取る。4人分で150gほど。
②新玉ねぎ半玉とたけのこは、シーフードミックスに合わせて1cm角に切る。三つ葉も1cm幅に切る。
③表面の水分を拭き取った具材に片栗粉をまぶす。片栗粉をまぶした具材に、卵1/2個、冷たい水大さじ1、淡口醤油小さじ2を加えて混ぜ、5分置く。
④薄力粉と粉ワサビを混ぜ合わせておき、具材に振り入れサックリ混ぜる。175℃に熱した揚げ油に、スプーンですくい入れて揚げる。カリッと揚がったら、できあがり。
(榊原)
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