今まで炊き込まなくてごめんなさい!絶品レシピ「鰆ごはん」

丹野みどりのよりどりっ! / グルメ

木曜日の「オトナのいろどりっ!」は、関富子先生のお料理レシピ。
毎月のテーマに沿ったレシピを1品ずつご紹介いたします。

3月のテーマは「春を味わう早春料理」。
今回は「鰆(サワラ)ごはん」です。

米・サワラ・だし昆布

「サワラでご飯を炊こうと思います」

サワラといえば、塩焼きですが、炊き込みご飯⁉︎
以前サンマご飯を教えていただきましたが、あれとはまた違うお料理。
脂の乗ったサワラのおいしさが絶妙なのだとか。

魚へんに春、ということで、まさに、春の食卓にふさわしい一品。
さっそく作り方を伺いましょう。

まずは、お米をいつものように、洗いましょう。
そして、サワラには、下味を付けます。
酒と塩をパラパラッとかけて、10分置けば、それでOK。

「その後、サワラだけを焼くんです、グリルで」

ただし、火は中まで通しません。
表面にさっと焼き色が付く程度でいいんです。

「先生、この間の椀物のときも、お魚の切り身、下味を付けて焼きましたね」

さすが丹野みどり。すばらしい記憶力。関先生からお褒めの言葉をいただきます。
1月に教わりました、白身魚の柚子胡椒汁のときのことですね。
あのときは灰汁止めと香ばしさを出すために表面を焼きましたが、今回も、臭みを消して香ばしさを出すために、表面に焼き色を付けます。

「ここでもうひとつ、ちょっと手間で、だし昆布を細かく、かっちんかっちん切ってほしいの」

だし昆布といえば、いつもは大きいままポンと入れて、後で取り出してしまいますよね。
今回はだし昆布も一緒に炊き込みたいので、具材のひとつとして細かく切るのです。

「だから、もう、サワラとお昆布さえあれば、今日のご飯は炊けちゃうという」

なんと!究極の省力食材飯ではありませんか。
早速、米・サワラ・だし昆布、この3つだけ、買ってきてしまいましょう!
 

春先、イチ押しごはん

具材の用意ができたら、あとは通常のご飯を炊くのと同じように。
炊飯器で炊いても、お鍋や土鍋で炊いてもOKです。
ただし、炊くものにあわせて、水加減には多少気を配りましょう。

今回は、米2カップに対して、お鍋ならば水2.4カップ。炊飯器ならば、2.2カップ。
炊飯器のほうが水を少なめにしておくのは、吹きこぼれが炊飯器には無いから。
その分の水を考慮しなくてよいということですね。

お米と分量のお水を入れたら、調味料を入れましょう。
うすくち醤油が大さじ1杯半と、お酒が大さじ1、みりんが大さじ1。
たったこれだけの非常にシンプルな味付けですが、これがお魚の味を引き立てるのです。
切った昆布を入れて、ざっと混ぜ、焼いた魚をポンポンポンと上に置いたら、炊飯器のスイッチオン。
鍋ならパチッとガスをつけて、沸騰させたら火は弱火。13分ほどで炊き上がり。
あとは6,7分ほど蒸らして、かき混ぜたら、鰆ごはんの出来上がりです。

「先生!ネギも散らしてあって、ワサビがちょっと乗って」

関先生が大好きなワサビ。大人の味に引き締まります。
うすくち醤油なので淡い綺麗な色。春らしいやわらかな色合いです。

「お上品でしょ?」
「おひょーひん」

鰆ごはんを頬張りながら喋る丹野みどりは、お上品ではありませんが、鰆ごはんの味は上品です。

「私、サワラなんて、魚焼きグリルで焼くぐらいしかしたことないですけど、これまでのサワラさんに、ごめんなさい、と言いたいですね」

ディレクターの私もいただきましたが、いままで白身魚の炊き込みご飯をなぜ、鯛以外で作る発想をしなかったのだろうと、本当に悔やみました。
やさしくやわらかな味でしかも簡単。鯛に比べてもお手ごろです。

「私、春先、イチ押しごはんね」

関先生が言うのは間違いない。
この春はぜひ鰆をご飯ものにしてください。
 

材料とレシピ

【材料】
・米 2カップ
・水 2.2~2.4カップ
・だし昆布 5センチ角(5g)


・淡口醤油 大さじ1と1/2
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1

・サワラ 2切(200g)

・酒 大さじ1
・塩 少々

 薬味
・薬味ネギ 4~5本
・ワサビ

【作り方】
①米はきれいに洗い30分水切りをする。
②サワラに酒と塩を振りかけ、10分ほど下味を付ける。その後、グリルで表面に焼き色を付けておく。
③だし昆布はキッチンバサミで細かく切る。
④米と水を炊飯器または土鍋に入れる。そこに、魚の味を引き立てる調味料として、淡口醤油大さじ1杯半、酒大さじ1、みりん大さじ1をいれる。細かく切っただし昆布と焼いておいたサワラを乗せて、炊飯器の場合はスイッチオン、土鍋の場合は蓋をして沸騰するまで強火。沸騰したら弱火で13分ほど炊く。火をとめ6~7分ほど蒸らす。
⑤鍋の中で軽くほぐし、器に盛り付け、ネギを散らしたり、ワサビを乗せて完成。
(ディレクター榊原)
 
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2019年03月07日16時34分~抜粋

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