木曜日の「オトナのいろどりっ!」は、関富子先生のお料理レシピ。
毎月のテーマに沿ったレシピを1品ずつご紹介いたします。
11月のテーマは「秋を彩る魚介料理」。
今回は「秋刀魚のさっぱり煮」です。
料理番組なのに中身がない?困るくらい短い料理「サンマのさっぱり煮」
煮るサンマ
「焼かずに、さっぱり煮?」
サンマといえば、焼いていただくイメージですが、煮る⁉︎
「ちょっとコトコト煮ると本当においしくなるんですよ」
さらに日持ちもよいそうで、常備菜にもなるメニューだとか。早速作り方です。
まず、サンマは1尾丸々のものを、頭と尻尾を切り落とします。
そしたら胴体もぶつんぶつんぶつんと切って、筒切りにします。
爪楊枝でちょちょーんと押してやると、内臓がすぽーんと抜けるはずです。
しっかりと水洗いして、水気は拭いておきましょう。
あとは、赤唐辛子をぽちっぽちっと輪切りにしておきましょう。
「もう、そうしたらね。喋る時間もったいないくらい、あっという間にできるという」
どういうこと?先生。喋っていただかないと!ラジオですから!
サンマといえば、焼いていただくイメージですが、煮る⁉︎
「ちょっとコトコト煮ると本当においしくなるんですよ」
さらに日持ちもよいそうで、常備菜にもなるメニューだとか。早速作り方です。
まず、サンマは1尾丸々のものを、頭と尻尾を切り落とします。
そしたら胴体もぶつんぶつんぶつんと切って、筒切りにします。
爪楊枝でちょちょーんと押してやると、内臓がすぽーんと抜けるはずです。
しっかりと水洗いして、水気は拭いておきましょう。
あとは、赤唐辛子をぽちっぽちっと輪切りにしておきましょう。
「もう、そうしたらね。喋る時間もったいないくらい、あっという間にできるという」
どういうこと?先生。喋っていただかないと!ラジオですから!
作り方の喋り方
それでは調理開始です。
サンマをお鍋に入れたら、お酢を1/3カップ、水を2/3カップ。
合わせて1カップをお鍋に入れます。
輪切りにした赤唐辛子も入れて、火にかけます。
煮立ってきたら、アクをちょんちょんと取って、落し蓋をします。
そのままあとは15分。コトコトコトコト弱火で煮込みます。
「お酢と水で煮ていくんですね」
「そうすると、生臭みがどんどん抜けていきます」
落し蓋を開けて、うすくち醤油を大さじ1/2杯。
お好みでもう少し入れてもよいでしょう。
それからコトコトコトコト10分近く煮込みます。
「そのまま汁に浸けたまま冷ますと、すごく味が含まれて、本当にね」
「終わり⁉︎先生」
だから困ると言ったじゃないですか、とカラカラ笑う関先生。
「目から鱗、なんですよ」
サンマをお鍋に入れたら、お酢を1/3カップ、水を2/3カップ。
合わせて1カップをお鍋に入れます。
輪切りにした赤唐辛子も入れて、火にかけます。
煮立ってきたら、アクをちょんちょんと取って、落し蓋をします。
そのままあとは15分。コトコトコトコト弱火で煮込みます。
「お酢と水で煮ていくんですね」
「そうすると、生臭みがどんどん抜けていきます」
落し蓋を開けて、うすくち醤油を大さじ1/2杯。
お好みでもう少し入れてもよいでしょう。
それからコトコトコトコト10分近く煮込みます。
「そのまま汁に浸けたまま冷ますと、すごく味が含まれて、本当にね」
「終わり⁉︎先生」
だから困ると言ったじゃないですか、とカラカラ笑う関先生。
「目から鱗、なんですよ」
骨までほろり
雰囲気としては、オイルサーディン。それをビネガーで煮た感じです。そして油は一切使っていない。
「先生、目の前にありますが、なんてこれはおいしそうなんでしょうか」
サンマが一口二口サイズのぶつ切りにされていまして、皮がところどころはがれていますが、つやつやしています。
まずはそのまま一口。
「これ?え?お酢?と淡口醤油?」
「と、水」
おいしさのあまり言葉を失う丹野みどり。
「グッジョブ!」
サンマには最高の褒め言葉、でしょうか?
ちょっと骨が硬いかもしれない、と心配する先生をよそに、そのまんま骨まで食べる丹野みどり。
「これはすごくいい仕事をしています。お酢で煮たことで、こんな短時間なのに骨もそのまんまやわらかく」
あと20分ほど時間をかければ、もっと骨はやわらかくなるそうですが、大人はこの煮込み時間で充分。
「骨ごといけます」
煮た時間は30分くらいでしょうか。
「骨をいただけるなんて、圧力鍋とか、もっと煮なきゃとか、思いますが」
圧力鍋も必要ありませんし、数時間煮ることもありません。
「そして、味がおいしい」
さっぱりしていて、生臭みもまったくありません。
落し蓋をしたおかげで、酢がどんどん魚に入り、臭みが抜けたということです。
そして、うすくち醤油が味をいい感じに引き締めます。
さらに、付け合せの大根おろしに淡口醤油をかけて、サンマと一緒にいただきます。
「んー!なんだこれ!」
「またアップしたでしょ?」
「違います!」
一口目と二口目の変化に動揺が隠せない丹野みどり。
「これは大根おろしを添えたほうがいいですね」
さらに驚くのが、辛味。赤唐辛子を2本も入れているのに、まったく辛くないのです。
じつは辛いものが大の苦手なプロデューサーとディレクター。
どのくらい苦手かというと、先週の辛味酢和えは一口でお腹いっぱいになるほど。カラシとトウガラシなので、辛さの種類は違いますが。
その二人でも、このメニューには手が伸びる伸びる。
この赤唐辛子も、落し蓋のおかげで、どんどん辛味成分が飛び、同時に魚の生臭みも取ってくれるのです。
「これは簡単すぎるので」
「本当に困っちゃったんですよ。どうやって喋ろうと思って」
喋ることがないくらい、手順が少なく、あっという間にできる料理。
いつもお試しいただきたいですが、これは本当に試してみてください!
お手間は取らせません!
「先生、目の前にありますが、なんてこれはおいしそうなんでしょうか」
サンマが一口二口サイズのぶつ切りにされていまして、皮がところどころはがれていますが、つやつやしています。
まずはそのまま一口。
「これ?え?お酢?と淡口醤油?」
「と、水」
おいしさのあまり言葉を失う丹野みどり。
「グッジョブ!」
サンマには最高の褒め言葉、でしょうか?
ちょっと骨が硬いかもしれない、と心配する先生をよそに、そのまんま骨まで食べる丹野みどり。
「これはすごくいい仕事をしています。お酢で煮たことで、こんな短時間なのに骨もそのまんまやわらかく」
あと20分ほど時間をかければ、もっと骨はやわらかくなるそうですが、大人はこの煮込み時間で充分。
「骨ごといけます」
煮た時間は30分くらいでしょうか。
「骨をいただけるなんて、圧力鍋とか、もっと煮なきゃとか、思いますが」
圧力鍋も必要ありませんし、数時間煮ることもありません。
「そして、味がおいしい」
さっぱりしていて、生臭みもまったくありません。
落し蓋をしたおかげで、酢がどんどん魚に入り、臭みが抜けたということです。
そして、うすくち醤油が味をいい感じに引き締めます。
さらに、付け合せの大根おろしに淡口醤油をかけて、サンマと一緒にいただきます。
「んー!なんだこれ!」
「またアップしたでしょ?」
「違います!」
一口目と二口目の変化に動揺が隠せない丹野みどり。
「これは大根おろしを添えたほうがいいですね」
さらに驚くのが、辛味。赤唐辛子を2本も入れているのに、まったく辛くないのです。
じつは辛いものが大の苦手なプロデューサーとディレクター。
どのくらい苦手かというと、先週の辛味酢和えは一口でお腹いっぱいになるほど。カラシとトウガラシなので、辛さの種類は違いますが。
その二人でも、このメニューには手が伸びる伸びる。
この赤唐辛子も、落し蓋のおかげで、どんどん辛味成分が飛び、同時に魚の生臭みも取ってくれるのです。
「これは簡単すぎるので」
「本当に困っちゃったんですよ。どうやって喋ろうと思って」
喋ることがないくらい、手順が少なく、あっという間にできる料理。
いつもお試しいただきたいですが、これは本当に試してみてください!
お手間は取らせません!
材料とレシピ
【材料】4人分
・秋刀魚(大) 2尾
A・酢 1/3カップ
・水 2/3カップ
・赤唐辛子 2本
・淡口醤油 大さじ1/2~
付け合わせ
・大根おろし 適量
・春菊(茹) 適量
・すだち 1個
・淡口醤油
【 作り方 】
①秋刀魚2尾は、頭と尻尾を切り落とし、筒切りにする。内臓を爪楊枝で押し出して取り出す。しっかりと水洗いをして水気を拭きとる。赤唐辛子を輪切りにする。
②秋刀魚を鍋に入れ、お酢1/3カップ・水2/3カップ、輪切りにした赤唐辛子2本を入れて、火にかける。煮立ったところで灰汁を取り、落し蓋をして15分ほど弱火で煮込む。
③落し蓋を少し開け、淡口醤油を大さじ1/2を入れ、さらに10分ほど煮込む。
④汁に浸けたまま秋刀魚を冷まして出来上がり。
⑤お皿に煮汁ごと盛り付け、大根おろしとゆでた春菊、すだちを付け合わせる。食べる時に淡口醤油をかけるとより美味しくなる。
(ディレクター榊原)
・秋刀魚(大) 2尾
A・酢 1/3カップ
・水 2/3カップ
・赤唐辛子 2本
・淡口醤油 大さじ1/2~
付け合わせ
・大根おろし 適量
・春菊(茹) 適量
・すだち 1個
・淡口醤油
【 作り方 】
①秋刀魚2尾は、頭と尻尾を切り落とし、筒切りにする。内臓を爪楊枝で押し出して取り出す。しっかりと水洗いをして水気を拭きとる。赤唐辛子を輪切りにする。
②秋刀魚を鍋に入れ、お酢1/3カップ・水2/3カップ、輪切りにした赤唐辛子2本を入れて、火にかける。煮立ったところで灰汁を取り、落し蓋をして15分ほど弱火で煮込む。
③落し蓋を少し開け、淡口醤油を大さじ1/2を入れ、さらに10分ほど煮込む。
④汁に浸けたまま秋刀魚を冷まして出来上がり。
⑤お皿に煮汁ごと盛り付け、大根おろしとゆでた春菊、すだちを付け合わせる。食べる時に淡口醤油をかけるとより美味しくなる。
(ディレクター榊原)
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