木曜日の「オトナのいろどりっ!」は、関富子先生のお料理レシピ。
毎月のテーマに沿ったレシピを1品ずつご紹介いたします。
5月のテーマは「季節を味わう!技あり料理!」。
今回は「中華風卵とじスープ」です。
鶏挽肉で!簡単・本格的「中華風卵とじスープ」
鶏がらよりも挽肉
「卵とじスープはわかります。中華風、となるとどうなるのでしょうか」
関先生によると、味付けにごま油が入ったり、スープに少しクセがあったりする感じになるそうです。
「昔は、鶏がらを買ってきて、一生懸命洗って、血合いを取って、ネギやショウガを入れてグツグツやって」
「スープを取ったんですか!大変すぎますね」
ところが、その鶏がらは最近スーパーなどで手に入りにくい。
そこで、どんな方法でスープを取るのが、手っ取り早くておいしいか。
関先生が研究を重ね、辿り着いたのが、鶏の挽肉。
「へぇ!鶏の挽肉!」
挽肉は表面積が大きいので、味が良く出ます。
「これもまたあっという間にできちゃうんですけど、おいしいです」
さっそく作り方です。
太めのネギを1/2本。ブツブツブツと切って、ギュッギュッギュッと押さえましょう。そうすると、味が出ます。
「ぶつ切りにして、潰しておく」
関先生の擬音語を丹野みどりが見事に翻訳します。
ショウガは親指大のサイズ。皮付きのまま切りましょう。潰して切っても良いですね。
そんな風にしたら、鍋に4カップの水を入れ、まずは5分くらい<b>グツグツグツグツグツグツ</b>して、おネギとショウガの香りを出します。
そうしたら、ネギとショウガを取り出したところに、鶏のむね肉、お好みであればもも肉でも構いません。挽肉を入れて、サササササーッと菜箸で混ぜます。
すると、ポロポロポロポロポローとしますよね。そしたらお肉を1回<b>ウワッ</b>と沸騰させて、灰汁を取る。
「灰汁、でますね」
「灰汁、でます」
何の念押しかは分からない丹野みどりと関先生はさておき、スープは弱火にして3,4分。
グツグツグツグツすると
「もう、鶏がらで本格的に取ったスープよりも短時間でおいしいスープのベースができちゃう」
しかも、挽肉ですから食べてしまえばよい。
「たしかにね。骨を使わずとも旨味も出て、お肉も具になるというね」
ゴミも出さない。なんと経済的でしょう!
関先生によると、味付けにごま油が入ったり、スープに少しクセがあったりする感じになるそうです。
「昔は、鶏がらを買ってきて、一生懸命洗って、血合いを取って、ネギやショウガを入れてグツグツやって」
「スープを取ったんですか!大変すぎますね」
ところが、その鶏がらは最近スーパーなどで手に入りにくい。
そこで、どんな方法でスープを取るのが、手っ取り早くておいしいか。
関先生が研究を重ね、辿り着いたのが、鶏の挽肉。
「へぇ!鶏の挽肉!」
挽肉は表面積が大きいので、味が良く出ます。
「これもまたあっという間にできちゃうんですけど、おいしいです」
さっそく作り方です。
太めのネギを1/2本。ブツブツブツと切って、ギュッギュッギュッと押さえましょう。そうすると、味が出ます。
「ぶつ切りにして、潰しておく」
関先生の擬音語を丹野みどりが見事に翻訳します。
ショウガは親指大のサイズ。皮付きのまま切りましょう。潰して切っても良いですね。
そんな風にしたら、鍋に4カップの水を入れ、まずは5分くらい<b>グツグツグツグツグツグツ</b>して、おネギとショウガの香りを出します。
そうしたら、ネギとショウガを取り出したところに、鶏のむね肉、お好みであればもも肉でも構いません。挽肉を入れて、サササササーッと菜箸で混ぜます。
すると、ポロポロポロポロポローとしますよね。そしたらお肉を1回<b>ウワッ</b>と沸騰させて、灰汁を取る。
「灰汁、でますね」
「灰汁、でます」
何の念押しかは分からない丹野みどりと関先生はさておき、スープは弱火にして3,4分。
グツグツグツグツすると
「もう、鶏がらで本格的に取ったスープよりも短時間でおいしいスープのベースができちゃう」
しかも、挽肉ですから食べてしまえばよい。
「たしかにね。骨を使わずとも旨味も出て、お肉も具になるというね」
ゴミも出さない。なんと経済的でしょう!
ポイントは、煮立っている時
出来上がったスープのベースに、お好みですがナルトの薄切りをいれるときれいですね。
味付けは、お酒が大さじ1杯に、淡口醤油が大さじ2。
もちろんきれいな色に仕上げるために淡口醤油を使います。
ごま油を大さじ1/2杯。
ちょっと胡椒をパラパラパラーとします。
「ここからが問題」
絶対にぐっつぐっつぐっつぐっつしているところに、水溶き片栗粉を加えます。
そうしないと、うまく濃度がつきません。
片栗粉大さじ1杯半に、倍量のお水で溶いたものを入れて、ちょっとトロミをつけましょう。
またぐっつぐっつぐっつぐっつしているところに、溶き卵2個を15cmくらい上からたーと回し、ふぁーと入れると、ぐつぐつぐつぐつぐつぐつと卵が上に浮いてきます。
「半分くらい浮いてきたところで火を止めると、食べるときにちょうどおいしいわけ」
「ふわふわになるわけですね」
みんなうわっとやっちゃうと、卵が固まってしまいます。
ふわーふわーと浮いてきたところで、「あ、半分くらい浮いてきたな」と思って、器に盛って、ネギの小口切りをかける。
そうすると、余熱でちょうどいい具合になるわけです。
「これですか、先生!」
一口啜る丹野みどり。
「中華風スープです、間違いなく」
卵とじスープですが、挽肉が入っているので、とてもおかずスープとして食べ応えがあります。
しゃびしゃびした液体のスープよりも、水溶き片栗粉でトロミを付けている分、お腹にたまる感じがする。満足感があるスープになっています。
この片栗粉のトロミ。
夏場に向けては、ちょっと薄め。
冬場に向けては、ちょっと濃い目につけると、その時々でちょうど良くおいしく感じます。
「本当、家庭的なスープなんですよ。4人家族で100gの挽肉があれば十分おいしくできちゃうし、卵2個あればすごく豪華なスープができるし」
今回もシンプルでお値打ちな材料なのに、本格的な味になってしまう、関先生マジック。
「何かこう、いつもと違うわね、お母さん何?って感じになるのね。ぜひやっていただきたい」
家族をあっと言わせる関先生の料理。ぜひ試してみては?
味付けは、お酒が大さじ1杯に、淡口醤油が大さじ2。
もちろんきれいな色に仕上げるために淡口醤油を使います。
ごま油を大さじ1/2杯。
ちょっと胡椒をパラパラパラーとします。
「ここからが問題」
絶対にぐっつぐっつぐっつぐっつしているところに、水溶き片栗粉を加えます。
そうしないと、うまく濃度がつきません。
片栗粉大さじ1杯半に、倍量のお水で溶いたものを入れて、ちょっとトロミをつけましょう。
またぐっつぐっつぐっつぐっつしているところに、溶き卵2個を15cmくらい上からたーと回し、ふぁーと入れると、ぐつぐつぐつぐつぐつぐつと卵が上に浮いてきます。
「半分くらい浮いてきたところで火を止めると、食べるときにちょうどおいしいわけ」
「ふわふわになるわけですね」
みんなうわっとやっちゃうと、卵が固まってしまいます。
ふわーふわーと浮いてきたところで、「あ、半分くらい浮いてきたな」と思って、器に盛って、ネギの小口切りをかける。
そうすると、余熱でちょうどいい具合になるわけです。
「これですか、先生!」
一口啜る丹野みどり。
「中華風スープです、間違いなく」
卵とじスープですが、挽肉が入っているので、とてもおかずスープとして食べ応えがあります。
しゃびしゃびした液体のスープよりも、水溶き片栗粉でトロミを付けている分、お腹にたまる感じがする。満足感があるスープになっています。
この片栗粉のトロミ。
夏場に向けては、ちょっと薄め。
冬場に向けては、ちょっと濃い目につけると、その時々でちょうど良くおいしく感じます。
「本当、家庭的なスープなんですよ。4人家族で100gの挽肉があれば十分おいしくできちゃうし、卵2個あればすごく豪華なスープができるし」
今回もシンプルでお値打ちな材料なのに、本格的な味になってしまう、関先生マジック。
「何かこう、いつもと違うわね、お母さん何?って感じになるのね。ぜひやっていただきたい」
家族をあっと言わせる関先生の料理。ぜひ試してみては?
材料とレシピ
【 材料 】4人分
・水 4カップ
・ネギ 1/2本
・生姜 親指大
・鶏ひき肉 100g
・なるとまき 1/4本
A・酒 大さじ1
・淡口醤油 大さじ2
・ごま油 大さじ1/2
・胡椒 少々
B・片栗粉 大さじ1と1/2
・水 大さじ3
・卵 2個
・ねぎ(青)2~3本
【 作り方 】
①太めのネギ1/2本をぶつ切りにし、軽く潰す。(潰してから切ってもよい)生姜は親指大を皮付きのまま、うす切りにする。
②鍋に4カップの水を入れ、切ったネギと生姜を入れ5分ほど煮込む。湯にネギと生姜の香りが出たところでとり出す。
③鶏のひき肉を100g入れて菜箸で細かくほぐし混ぜる。ポロポロと崩れたら一度沸騰させて灰汁を取る。弱火にして3,4分煮込めば、スープのベースが完成。
④お好みでナルトの薄切りを入れる。酒大さじ1、淡口醤油大さじ2、ごま油大さじ1/2、胡椒少々を入れて味を付ける。
⑤スープが煮立っているところに、片栗粉大さじ1杯半を倍量の水で溶いた水溶き片栗粉を入れてトロミをつける。さらに煮立っているところに、溶き卵2個を15cmほどの高さから静かに回し入れる。卵が半分ほど浮いてきたところで火を止めると、余熱でちょうどよくふわふわの卵ができる。
⑥器に盛って、お好みでネギの小口切りを乗せて完成!!
(榊原)
・水 4カップ
・ネギ 1/2本
・生姜 親指大
・鶏ひき肉 100g
・なるとまき 1/4本
A・酒 大さじ1
・淡口醤油 大さじ2
・ごま油 大さじ1/2
・胡椒 少々
B・片栗粉 大さじ1と1/2
・水 大さじ3
・卵 2個
・ねぎ(青)2~3本
【 作り方 】
①太めのネギ1/2本をぶつ切りにし、軽く潰す。(潰してから切ってもよい)生姜は親指大を皮付きのまま、うす切りにする。
②鍋に4カップの水を入れ、切ったネギと生姜を入れ5分ほど煮込む。湯にネギと生姜の香りが出たところでとり出す。
③鶏のひき肉を100g入れて菜箸で細かくほぐし混ぜる。ポロポロと崩れたら一度沸騰させて灰汁を取る。弱火にして3,4分煮込めば、スープのベースが完成。
④お好みでナルトの薄切りを入れる。酒大さじ1、淡口醤油大さじ2、ごま油大さじ1/2、胡椒少々を入れて味を付ける。
⑤スープが煮立っているところに、片栗粉大さじ1杯半を倍量の水で溶いた水溶き片栗粉を入れてトロミをつける。さらに煮立っているところに、溶き卵2個を15cmほどの高さから静かに回し入れる。卵が半分ほど浮いてきたところで火を止めると、余熱でちょうどよくふわふわの卵ができる。
⑥器に盛って、お好みでネギの小口切りを乗せて完成!!
(榊原)
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