丹野みどりのよりどりっ!

要注意!街角での「名刺交換お願いします」は新手の個人情報収集

4/10放送の『丹野みどりのよりどりっ!』、火曜日の「みどりのさきどりっ!」は戸井康成が井戸端会議にピッタリな話題を紹介する「週刊トイザンス」。

今回は、新入社員が多い今の季節ならではの「迷惑勧誘」について取り上げました。

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知らない人と名刺交換

4月。
初々しいスーツ姿の新社会人を街で目にする季節になりました。

しかし、そんな清々しい季節を利用した、鬱陶しい迷惑勧誘が存在するようです。
「新入社員の研修の一環でして、名刺交換していただけませんか?」と声をかけられるというもの。

約3年前、戸井自身も名古屋駅前で信号待ちをしている時に全く同じ状況に遭遇しました。

しかし、その時戸井はまさに新しい名刺を受け取りに行く途中というグッドタイミングで、手持ちの名刺がゼロ。
そのおかげで交換せずに済んだといいます。

ニュースサイト『しらべぇ』が20代~60代の男女1,361名にアンケートを取った結果、「知らない人から名刺交換をお願いされたことがある人」は、なんと全体の18.6%にのぼりました。

ターゲットは男性

名刺交換をお願いされるのは圧倒的に男性が多く、特に60代の男性では38.6%が経験があると回答。
同じ60代の女性が13.1%なので、倍以上の数の開きがあります。

「いや、なんか怖いですよね…」と、ピンときた丹野みどり。

「名刺交換をお願いしてくる相手は若い女性が多くて」と戸井が話すと「はいはいはいはいはい」と何かを悟った様子。

「向こうが出してきた名刺の番号や情報が本当かどうかわからんよね?」と、かなり怪しみ始めました。

戸井「実際私に声をかけてきた人も、ちょっとなんかグラビアアイドルのような」
丹野「かわいい!」
戸井「OLスーツが似合わない感じで」
丹野「スーツ着ました感いっぱいの!」
戸井「無理やり後ろに髪束ねました感満載の!」

明らかに年配の男性をターゲットにしていることがわかります。

「僕は自問自答でありますね、なるほどそういうことか。俺もすごい歳やからなって思った」という戸井。

押せば契約できそうな人

名刺を交換した後は、全く関係のない会社から投資や営業の電話やメールが届くようになります。

「やっぱりそこに繋がるのかぁ」と、納得の丹野。

名刺には会社名や会社の住所・代表電話番号はもちろんのこと、メールアドレスや携帯電話の番号も載せているケースも多く見受けられます。

戸井「ウチはもろ個人事務所ですから、イコール全部僕のところに届きますから」
丹野「それをみすみす渡しちゃってるってことですよね、こわーい!」

要するに名刺交換を希望する人たちは、主にアルバイト。

名刺交換をしてくれた人は優しくてどちらかというと気弱、すなわち「押せば契約できそうな人」。

このように街角での急な名刺交換は新人研修の一環でもなんでもなく、結局その個人情報は別のところに流れていくという仕組みであるよう。

下心と親心につけこむ

「自分に言ってますよ、私もう戸井に言ってますよ!」と、力説する戸井。

戸井「変な下心出してですね」
丹野「下心あったんかい!」
戸井「ウワハハハ!その時なぜ俺は名刺を持っていなかったんだ!っていう」
丹野「ちょっと残念がった。アハハ!」
戸井「変な下心出してですね、若い女の子と名刺交換しても、その会社にその女の子はいませんからね!」
丹野「そりゃそう!名刺交換の練習なんてその企業内の会議室でやるもんだもんね、お互い」

かわいい子とお近づきになれるかもという“下心”や、若い子を応援しようという“親心”につけこんだ、とんでもない迷惑行為です。

自分の名刺を初めて手にした新社会人も気を付ける必要がある、と戸井。

戸井「自分の名刺もらってうれしいじゃん。うれしいから、『交換して』とか言われたらひょいひょいって渡しちゃったりすると」
丹野「縦横無尽に、手裏剣のように配っちゃう時あるよね、新人の頃って」

丹野も新人当時のテンションを思い起こします。

何はともあれ、名刺は大切な個人情報。
気軽に知らない人に渡してはいけないということを、今一度肝に銘じておきましょう。
(minto)
丹野みどりのよりどりっ!
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2018年04月10日17時13分~抜粋

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