手間は省いて!うまさは増して!「はんぺんdeお好み焼き」

丹野みどりのよりどりっ! / グルメ

木曜日の「オトナのいろどりっ!」は、関富子先生のお料理レシピ。
毎月のテーマに沿ったレシピを1品ずつご紹介いたします。

3月のテーマは「みんなでワイワイ!パーティー料理」。
今回は、「はんぺんdeお好み焼き」です。

賢い食べ物、賢い調理器具、賢い作り方


「丹野さん、お好み焼き、好きですか?」

唐突な関先生からの質問。

「ええ、あの、買って食べるのは好きですし、お店で食べるのも好きですけど」

家ではなかなか、ねえ。

ちょっと面倒くさいですかね、と関先生に見破られてしまいました。
しかし、先生にはそれを打開するとっておきの秘策があるそうですよ。

それは

「はんぺん、なんですよ」

驚く丹野の言葉に被せる関先生。
はんぺんには、お魚の旨味があったり、山芋が入ったりしていますよね。
なので、はんぺんさえ使えば、手間が省けるし、よりおいしくなる。

「お節の伊達巻みたいなものですね」

そんな感じです、丹野さん。
はんぺんは賢い食べ物。
さっそく作り方です。

はんぺん1枚で、小さいホットケーキくらいのサイズなら8枚ほど作ることができます。
卵を1個、木綿豆腐が1/4丁入ります。
木綿豆腐の水切りはペーパータオルでポンポンと拭くだけで大丈夫です。

そこにお水を入れたら、ミキサーでふぃーんとかけます。
ミキサーも賢いですよね。

材料も、道具も、賢い、となれば、賢い調理法も。

今回ミキサーにかけるお水の量は、1/2カップ。
しかし、その水すべてをミキサーに入れない。

ちょっとお水を残します。

ミキサーにわーとかけると、とろんとろんの液ができますね。
それをボウルに移したら、残した水でミキサーをゆすぎます。
こうすれば、ミキサーに残ってしまったうまみが全部移ります。

「先生まさかの今日は調理しながら洗い物の手順まで」

これでもったいないお化けとはおさらばですね。

ワイワイ焼いて


とろとろになったはんぺんに入れるのは、薄力粉を大さじ5杯。
おネギは、薬味ネギや九条ネギなどのおいしいおネギを細かーく切って、トントントントントーンとだいたい1カップ。

「結構たっぷりですね」
「たっぷりです。たっぷりたっぷり加えてください」

花カツオも入れましょう。10g。
カニ缶も1缶だばっと入れましょう。
サイズは大きいほうを使ってください。小さい缶と二種類ありますので。

そして、このやさしいお好み焼き。
味付けで入れるのは、淡口醤油。
はんぺんの味を引き立ててくれます。
大さじ1杯を入れたら、よーく混ぜましょう。

あとは、ホットプレートか何かを出して、みんなでワイワイと焼いていきましょう。
両面軽ーく焼き色をつけたら、さっとはけで淡口醤油を塗る。

「すると香りがぷーんときて、食欲をそそってくれるんです」

あれば青海苔を散らすと、より高級感のあるお好み焼きができあがります。

お好み焼き、より、高級な


スタジオに運ばれたお好み焼きを見た丹野みどり。

「お好み焼きというと、パッとイメージされるのが、ホットケーキみたいに厚さが1.5cmくらいあって、丸くて、よいしょっとひっくり返すのをイメージしますが」

今回のお好み焼きは、大人の大きめの拳骨サイズが平べったくなった感じ。
厚さも1cmないくらいです。

もちろん、大きさを小さくすればその分厚みも出ますが、焼く時間を考えると、このくらいの厚さがちょうど良いとか。

「チヂミを焼くような感覚ですね」

絶妙な喩えをする丹野みどりに感嘆の声が漏れる関先生。
丹野みどりは、いただきまーす!と元気よく言って、一口。
はむっ!

「うーん!おいしいー」

おいしい、と言いつつ、なんだかしっくりときていない様子の丹野みどり。
いったいどうした?

「お好み焼き、なんだけれども、ちょっとしたおかずっぽいところもあって、なんなんでしょうね」

お好み焼き、といえば、親近感が沸きますが、どうやらよく売られているお好み焼きよりも

「先生、なんか、今日も高級感、出ちゃってますね」

だって、今は3月。
卒業や進学。旅立ちの季節は、祝い事の季節。
ハレの席では、高級感のあるお料理がぴったりです。

チヂミとも違う。
この高級感。お焼き、とでも言いましょうか。

「ワイワイ焼きのような感じで」

みんなで集まって、ホットプレートでワイワイ焼いて、楽しんで。
関先生がまたナイスな料理名を作ります。

使っているのは、はんぺん1枚。
これが練り込まれているわけですが、ふわふわ感と、塩味の効いた味付け、魚の旨味。
はんぺんの良さがそのまま全部ぎゅーっと活かされています。
淡口醤油を使っているから、焼き上がりもとてもきれいな色。
さっぱりとしたお醤油味で、味が引き立ちます。

焼きたてももちろんおいしいでしょうが、冷めてもおいしい。

「先生、これ、お酒が!ビールが!合っちゃう!!」

春に限らずオールシーズン。
そして、子どもも大人も大満足の味。
ぜひぜひお試しあれ。

材料とレシピ


【 材料 】
・はんぺん 1枚
・卵 1個
・豆腐 1/4 丁
・水 1/2カップ
A・薄力粉 大さじ5 (50g)
・薬味ネギ(小口切り) 1カップ
・花かつお 10g
・カニ缶 1缶
・淡口醤油 大さじ1
・青のり粉
・油
・淡口醤油

【 作り方 】
①はんぺん1枚で小さいホットケーキサイズが8枚分できる。豆腐1/4丁はペーパータオルで軽く水気を拭く。粗めにちぎったはんぺんと卵1個、豆腐、水1/2量の水をミキサーにかけて、ボウルに移す。
②ボウルに薄力粉大さじ5杯、薬味ネギや九条ネギなど細かく切って1カップ分、花かつお10g、大きめのカニ缶を1缶、淡口醤油大さじ1杯入れてよく混ぜる。
③フライパン又はホットプレートに油をうすく塗り、生地をホットケーキのように焼く。ハケで両面に淡口醤油を塗る。あれば青のりをぬりかけて、完成。
(榊原)
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2018年03月22日16時33分~抜粋

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