丹野みどりのよりどりっ!

「塩分チェックシート」で自分の生活を見直そう

2月14日放送の『丹野みどりのよりどりっ!』、「オトナのクリニック」では血圧について、特に今週は「血圧と食事について」取り上げました。
その中でも気を付けたいのはやはり塩分です。

お話は「みわホームクリニック」院長の神野美和先生です。

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「塩分チェックシート」を利用


塩分と血圧は切っても切れない関係です。日本人はもともと塩分を摂る民族なので、高血圧が多いです。しかし、塩分といってもピンと来ない方も多いのでは?

「だいたい我々、普通のつもりでも、その普通の感覚が人それぞれですね」と丹野。

味覚は各人それぞれ違います。自分がまずどのくらいの塩分をとっているかを知ることが大事です。
筆者の場合はクリニックでも「塩分チェックシート」を使っています。インターネットで検索すると出てきます。

項目を見ると、味噌汁、スープ、漬物、梅干し、ちくわ、かまぼこ、アジの開き、みりん干し、ハム、ソーセージ、せんべい、うどん、ラーメン、ポテトチップスなど、これらの食べる頻度を答えると点数が出て、それに対する評価(平均的、多め、かなり多めなど)がわかります。

まずは、この「塩分チェックシート」によって自分の塩分の摂取量がどのくらいかということを知ることです。

減塩の方法はいろいろ


味覚に関しては、おかずが出てくると味も確かめずに醤油をかける人がいます。塩分が足りないからでなく、習慣でかけてしまう人、まずここをなんとかしないといけません。

自分がたくさん摂っていることを知ったうえで、どこをどう改善すると減塩できるか、方法は人によって全然違います。

例えばラーメンやうどんのスープを飲み干すのと半分残すのでは、40%くらい塩分の摂取量が変わってきます。お寿司の醤油やドレッシングは小皿にとってつけると随分変わります。
お漬物も食が進みますが、毎回でなく、時々にしてもらうという工夫も必要です。

他の注意点


味の濃いものは美味しく感じられるものが多いです。美味しいものは食べすぎる傾向にあります。
塩分を摂りすぎることと体重が増えることは相関します。食べ過ぎには注意です。

あと外食が多いと塩分摂取が多くなるので時々見直すこと。
コンビニで売っているものにはちゃんとナトリウムや塩分量が書かれているので、そこを見ることを習慣にしてください。

丹野の減塩体験


神野先生「一日の目安量6gは割ときついです。もし今摂取量が10gくらいだとしたら、まず8gくらいを目指して、味覚を慣らしていく。少しずつならぜんぜん慣れてきます」

丹野「減量の時に先生から、一週間で4勝3敗くらいでいいですと言われたのを思い出しました。勝ち越せばいいと。急に減塩で味気ない食事も確かに無理ですから、ちょっとずつ減らすというのは大きいですよね」

神野先生「塩の代わりに、例えば香辛料、トウガラシとか、酸味ならレモンや酢など、調味料で味のバリエーションをつけてもらうと、またちょっと違う変化があります」

丹野「お醤油、お味噌とか毎日スタメンで使うものは、それを減塩タイプにしてしまうとか。お味も変わらないですし」

神野先生「それは大事です。減塩タイプでもたくさん使えば同じなので、そこは気をつけてください。ちょっと意識すると随分摂取量は変わります」

高血圧でなくても


慢性的に高血圧の方はには日々の努力が大切ですが、血圧が高くなくても、元気な身体を維持するために塩を取り過ぎないということは大事です。

丹野は「まずは『塩分チェックシート』で把握してから気を付けてということですね」とまとめました。

ちなみに筆者の「塩分チェックシート」の結果は「もう少し頑張りましょう」でした。
(みず)
丹野みどりのよりどりっ!
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2018年02月14日16時36分~抜粋

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