丹野みどりのよりどりっ!

市川由紀乃、新曲「うたかたの女」で等身大の女性を歌う

1/4放送の『丹野みどりのよりどりっ!新春スペシャル』、スペシャルゲストインタビューは「大大大大大好きな市川由紀乃さんです!」と、丹野みどりのテンションが思わず上がるほど大ファンの演歌歌手の市川由紀乃さん。

「好きすぎてどうしよう」と丹野が言えば「愛しすぎて困ります」と市川さんが返す、こんな2人の愛の応酬から始まった今回のインタビュー。
2017年の活動について、ブログに度々登場する歌のレッスンについて、そして今月発売される新曲について丹野が伺いました。

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実り多き1年


「この2017年、由紀乃さんにとってはどんな一年でしたでしょうか」と尋ねる丹野。

「とにかく走り続けてきた一年でした。ずっとお仕事お仕事の毎日で、毎日どこかしらお邪魔させていただいて歌わせてもらっていただいた一年だったと思います」と市川さん。

毎日市川さんのブログを欠かさずチェックしているという丹野は、「本当に毎日毎日西へ東へ北へ南へ行かれてますよね、お仕事の連続で」と当然のように頷きます。

「今年チャレンジしたものはおありでしたか?」との丹野の問いかけに、「色々な番組の中で、様々なカバー曲にチャレンジさせていただいたりとか、そういう経験はとても大きかったですね」と市川さん。

「テレビはもちろんですし、『唄女 うたいびとII~昭和歌謡コレクション』も発売されて。本当あのカバーソングの数々を聞いても、こういう引き出しというか一面があるのかというね」と、感心する丹野。

また市川さんは昨年、三波春夫さんの『大忠臣蔵』の公演で山内惠介さん・三山ひろしさんと共演されました。

「長編歌謡浪曲の世界を私もちょこっとだけ演じさせていただいたいて、私は主に語りと、大石内蔵助の妻の歌であったり、想いをセリフであったり、表現させてもらって。あの舞台は一つ自分が殻を破れたというか、変われた貴重な舞台だったと思います。得たものは大きかったです」と、しみじみ語ります。

楽な80点よりもキツい95点


「よくね、そんなお忙しいスケジュールがブログにつづられておりますけれども、歌のレッスンっていうのがあるんですよ」と、切り出す丹野。

「由紀乃さんのように、本当に惚れ惚れするような歌い手の方がレッスンていうのがね。例えばですよ、どういう曲とかどういうフレーズがレッスン前でだとこうだったとか、レッスンでこういう歌い方の幅が広がるとか。このレベルの段階でどういうことがチェンジするの?と思うの」と、レッスンのビフォーアフターを尋ねます。

市川さんほどの歌い手に、そんなに数多くのレッスンの必要があるのかどうかと疑問を抱いている様子。

この質問に対し「全部、番組で歌わせていただく曲は全てレッスン行くんですよ。もちろん自分の歌もそうなんですけど」と、市川さん。

「先生にまずキーを出すんですよね。今までだったら自分がこのキーだろうとか、このキーなら歌いやすいっていうキーを過去の自分は出してたんですよ」

幸耕平先生の元でレッスンをしているという市川さん。

「でも先生のところに行くと、先生が聴いて市川由紀乃の声で心地良いキー。私にとっては『先生これ高いんですけど』というキーであっても、『このキーで歌ったら95点だけれども、半音下げたら80点だよ。どっち取る?』っていう。そしたらもう95点取りたいですよね」

キツくても、95点取れるキーを選んでひたすらレッスンをするんだそうです。

先生との二人三脚


「由紀乃さんの歌われるのを拝聴していると、出しにくい音とか、これもう高すぎて出ないっていうのをあまり感じないんですけれども。あるんですか?限界のキーっていうのが」

この丹野の素朴な疑問に「ありますよ、みどりさん。すっごいあります」と市川さん。

「全く余裕がなくて、高いな高いなとか。逆に下の音に合わせると、上がキツかったりとか。自分だけが歌っていて気持ちが良い歌は、カラオケで歌ってなさいって先生が」

さすがプロの世界です。

「最後とか。どうしても気持ちよくなっちゃうと長ーく伸ばしたり。フレーズに収まりきらなくなっちゃったり、どこかリズムがずれたりするじゃないですか。それは聴いていて非常に気持ち悪いと、先生が。リズムはちゃんと大事に。そのフレーズの中で、その言葉を置いていかないと、聴いてくださるお客様は非常に気持ちが悪いんだよと。そこはすごく先生は大事に教えてくださいます」

この市川さんの話を聞いて「スパルタなんですね」と、丹野。

「一旦こう終わって、30分くらい歌って。休憩して染みこんでからもう1回ってやりますね」

こういったレッスンの積み重ねで、出づらかったキーが徐々に出てくるようになると、市川さん。

新曲は等身大の女性


1/17に新曲「うたかたの女」が発売となります。

「今回もちょっと切ない女心の歌なんですけれども。愛しい人への想いがどこか断ち切れず、お酒で紛らわしたりとか。でも私はなんかちょっとこの女性がかわいらしく思えて。なんか分かるなって。あまり自分が背伸びをせずに歌える楽曲なのかなという想いがあって。今回は歌ってます」と、新曲について語る市川さん。

「本当にちょっと切ないというか。基本としては待ったり耐えたり忍んだりするんですけれども、女性的には。一番違うのは曲調ではないですか」と丹野。

今までの「はぐれ花」や「心かさねて」のような曲調ではなく、優しく温かく明るさがあるメロディーであるそう。

「今までの由紀乃さんからすると斬新だったんですよ。歌詞は今おっしゃったような世界観だけれども、乗せてるメロディーが明るいから。結構等身大みたいな。へーそうか、由紀乃さんがまさかご自身が共感できるエピソードが含まれているとは思わなかったなー」
素顔の市川さんを垣間見ることができて、喜ぶ丹野。

「一行目からかわいいじゃないですか。遅いわけでしょ。女性が言いがちなセリフじゃないですか『もう何時に帰ってくるんだか』みたいな。あーんかわいい、みたいな」
丹野、かわいいの連発です。

「今年もお忙しいと思いますけれども、ぜひまたご出演ください。そしてプライベートでも、2018年も熱く熱く応援さえていただきます。ブチュ」
完全に一ファンに戻った丹野。

今年も市川由紀乃さんに釘付けのようです。
(minto)
丹野みどりのよりどりっ!
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2018年01月04日13時02分~抜粋

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