『丹野みどりの よりどりっ!』宛てにこんなおたよりが届きました。
「番組で沖縄旅行へ行くそうですが、沖縄と言えば、私はオリオンビールが大好きです!最近は、名古屋でもオリオンビールを楽しめるところが増えて嬉しいです。でもオリオンビールって、そんなに近所のスーパーなどでは見かけないのに、なぜこんなに有名なのでしょうか?気になります」
確かに飲んだことはなくても知っている、聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか?
そこで、12/5の「これってキニナル」では、オリオンビールの平林さんにお話を伺いました。
沖縄名物オリオンビールの魅力に迫る!
オリオンビールの歴史
まずオリオンビールはいつから作られているのでしょうか?
平林さんによると、終戦から12年ほど経った1957年(昭和32年)、まだ米軍統治下にあった沖縄で「赤マルソウ」という味噌などを製造していた会社社長の具志堅宗精氏が創業したのが始まりなのだとか。
オリオンビールは「地上戦で悲惨な状況だった沖縄の戦後復興」と「若者に夢を与える!」との強い想いから、幾多の苦難を乗り越えて立ち上げた企業だそうです。
沖縄で創業したオリオンビールの歴史を教えて頂いたところで、その味についてもやっぱり気になりますよね。
「そんなオリオンビール、味の特徴はどんなものがあるのでしょうか?」と丹野。
「沖縄は亜熱帯地方にありますので、その沖縄の暖かい気候に合わせ、喉ごし爽快なすっきりな味わいが特徴です」
オリオンビールが有名な理由
丹野「沖縄のビールがなぜ、こんなにも全国的に知られる存在になったのでしょうか?」
確かに沖縄に行ったことのない人でも「オリオンビールは聞いたことがある」という人は意外と多いのではないでしょうか?平林さんの回答です。
「オリオンビールというよりも、沖縄の魅力が全国的に広がったのが一番の要因だと思っています。
よくリピーターの人が「沖縄病」に掛かってしまった!と言って何度も沖縄へ足を運んで頂けますが、青い海と抜ける様な広い空、ゆったりした時間の中でオリオンビールを飲んでくれて、そこからファンになって頂けていると思っております」
まさに沖縄にぴったりなビールなのかもしれませんね。
オリオンビールの工場見学
最後に丹野からこんな質問。
「オリオンビールの工場見学ができるそうですが、どんな内容になりますか?」
「工場は沖縄本島の北部に位置しており、那覇空港からだと車で約1時間程の所にあります。あの有名な美ら海水族館に行く途中です。
数名程度であればよほど混んでいなければ予約なしでも見学は出来ますが、念のため、事前に予約をしておくことをお勧めします。予約の電話番号は0980-54-4103になります。
工場ラインを見学した後に出来立てのオリオンビールを試飲出来ますので、多くのお客様のお越しをお持ちしております」
平林さんに丁寧に教えて頂きました。
皆さんも沖縄に行かれる際はオリオンビールの工場を訪れて、そして沖縄のすっきりとした空のもと、オリオンビールをごくっと飲んでみてはいかがでしょうか?
(ふで)
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