丹野みどりのよりどりっ!

キャンプにぴったりの「キムチカップ」

木曜日の「オトナのいろどりっ!」は、関富子先生のお料理レシピ。
毎月のテーマに沿ったレシピを1品ずつご紹介いたします。

8月のテーマは「夏バテ解消!さっぱり料理!」。
今回は、“さっぱり”というより、暑くても食欲をそそられる「キムチカップ」です。

「キムチカップ」というお料理、聞いたことありますか?
初耳で当然。関先生が14,5年前に考案したキャンプお料理ですから。
簡単に作れて、ゴミ捨ても楽チン♪
夏のアウトドアは、これで決まり!
さっそくレシピを教えていただきます。

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材料はたった5つと、アルミ箔


まずは豚肉を買ってきます。種類は、平切りでも細切れでも何でもOK。お値打ちな物を用意して、ざくざく切ります。
それから、きのこを一種類用意します。ちなみに、関先生がよく使うのは「しめじ」です。

「キムチカップ」ですから、キムチを用意。メインですね。

そして、「キムチカップ」の「カップ」。
これは、アルミホイルで、自分で適当にお椀を作ります。
関先生が作ってくださったお椀は、だいたい両手におさまる程度の大きさでした。
形は丸でも四角でも、底が平らになるようにします。
食器にも調理器具にもなるので、少し厚めに作るとよいと思います。

それでは、調理をしていきます。
キャンプ場なら網の上、ご家庭で作るときはフライパンの上に、アルミカップを置きます。
そのアルミカップの中に、マヨネーズをちょんちょんちょんちょんと絞ります。
フライパンに火をかけて、マヨネーズが溶けるのを待ちます。

そしたら、その中にお肉を放り込んでちょちょっちょちょっと火を通します。

お肉に火が通ったところに、キムチとしめじを入れて、ざっくり混ぜます。

ほどよく熱くなってきたところに、ちょっと穴を空ける感じで凹みを作って、その中にタマゴをぽちょんと割り入れます。

フライパンの上に蓋を、キャンプ場なら上にアルミホイルを被せて、タマゴに火が通ってきたところ、つまり、まわりの白身が白っぽく、黄身はもう少し…というところで、火からおろし、あとは余熱で食べます。

一石何鳥?キムチカップの効果効能


このキムチカップ、アルミカップの中で調理が完結します。なので、カップの中にぎゅっと旨味が閉じ込められて、逃げません。

しかも、フライパンの上のアルミカップなので、フライパンが汚れない。
アルミカップも、食べ終えたらキュッと丸めてゴミ箱へ捨ててしまうので、洗い物がいらない!なんと手軽で便利でしょう。

さらに、半熟タマゴのうちにご飯を放り込んで、まぜまぜして食べればビビンバ風にもなっちゃいます。
油の代わりにマヨネーズを使っているので、コクが増しますね。
味付けもキムチのみと、とってもシンプル。底もほとんど焦げ付きません。

用意するものが少なく、ゴミ捨ても簡単なので、キャンプなどのアウトドアにぴったりです。
準備が簡単でささっとできるので、おうちでも大活躍ですね。

ちなみに、たくさんの量を作るときは、フライパンにマヨネーズを絞り、お肉に火を通して、カップに移し、キムチときのこを混ぜ込んでタマゴを落として蒸し焼きにするとたくさんの数が作りやすいですよ。フライパンは汚れてしまいますけどね。

材料とレシピ


【材料】
・豚肉(平切り)  150g
・マヨネーズ  大さじ4
・キムチ  100g
・シメジ  1/2パック
・卵  4個
※ 七味唐辛子  お好みで
※ ネギ  お好みで
※ アルミホイル

【レシピ】
① 豚肉は2cm幅に切る。
② キムチは食べやすい大きさに切る。
③ シメジは小房にほぐす。
④ アルミホイルでカップを作る。
⑤ ④にマヨネーズを入れ、フライパンにのせ、①の肉を入れて炒める。
⑥ 肉に火が通ったら②・③を入れ、炒め合わせ、中央をくぼませ卵を割り入れる。
⑦ ⑤にフタをして、卵が半熟程度で火を止める。
お好みでネギの小口切りや七味唐辛子をふりかける… できあがり。
(榊原)
丹野みどりのよりどりっ!
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2017年08月03日16時37分~抜粋

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