7/19放送の「みどりよりどりっ!」のコーナーで、パーソナリティの丹野みどりがセミの一生について思わず熱く語ったのですが、それに対する反響が多く届いたため、20日放送の回で再び取り上げることになりました。
きっかけは丹野が犬の散歩をしていた時、家の近くの公園で、木の周りに直径2cmほどの穴がたくさん空いていたことに気づいたのですが、それがセミが作った穴だとは知らなかったそうです。
家に帰り改めてセミの一生について調べた後、番組でセミの一生のサイクルについて説明し、とても感動したことを熱く語っていました。
なぜかセミの一生を熱く語り出して止まらなくなった丹野みどり
セミの羽化に憧れる…
まず、実際にセミの羽化を見たことがある方から、おたよりが届きました。
「セミの一生についてものすごく熱く語る丹野さんに笑ってしまいました。私はセミが羽化している現場に居合わせたことがありますが、水色に近い透明な体が、抜け殻から少しずつ出てくる姿は本当に神秘的で興奮しました」(Bさん)
さらにもう一通、見たことがある方からのおたよりを紹介します。
「私は夏の夕方、膝の高さぐらいの小枝に止まっているセミの幼虫を見つけ、少しずつ羽が生えて伸びていき、白い体がうす茶色に変わっていく姿を徹夜で、翌朝まで見守ったことが一度だけあります。とても神秘的でした」(Cさん)
丹野は「やっぱり、そうなんだ…」と、成長の瞬間に立ち会えたことに対する、憧れにも似た感想を漏らしました。
「丹野さん、セミに目覚めましたか。アメリカにはその名も17年ゼミというのがいます」(Dさん)
7年経って地中からようやく出てくるとは、助走が長過ぎですね。
さらにセミは穴から出てからが忙しいと語り、「地中から出たら木の幹を登っていき、ある所で止まって羽化した後、鳴いてパートナーを見つけ、交尾し、次世代に命をつなげて一生を終える」と一気に説明しました。
短い時間の間にこれだけのことをこなさなければならず、地中にいた時と生活のペースが全然違いますね。
丹野は「もしかしたらパートナーが見つからずに死んでしまうセミもいるかもしれず、切なくなる」と語りました。
セミは1週間の命!よりも少し長い
「セミは羽化して成虫になったら1週間の命とよく言われますが、これは飼育が難しく1週間ほどしか生かせないことが俗説として広まっているためであり、外敵から襲われたりしなければ、3週間から1ヶ月は生きるらしいです」(Eさん)
「数年間地中にいた後、ようやく外に出たとしても、1週間しか生きられない」とよく聞きますが、実際はもっと長く生きられるわけですね。
とはいえ、やはり地中にいた期間と比べると、極端に短いのですが…。
さらに「掃除している時に裏向けになって動かないセミがいたので片付けようとすると、実は生きていて、いきなり暴れ出すことがあり、あれはビビる」と書かれていましたが、これは夏の掃除あるあるですね。
セミの一生の話を聞くと、朝早くからうるさく鳴いていても、いきなり掃除で驚かされても、許そうかなという気持ちに…なりますでしょうか。
(岡本)
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