小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

南こうせつ、ラジオ番組で健康と野菜を語る。

1月10日に愛知県芸術劇場大ホールで開催された『青春のグラフィティコンサート2021』に南こうせつさんが出演しました。

この日南こうせつさんの楽屋に小堀勝啓がインタビューに訪れましたが、話した内容は…。
31日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』から。

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こんな年に年男

まず2020年を振り返るふたり。

南「こんな年になるなんて、誰も想像できなかったんじゃないですかね」
小堀「そんな年に年男って感慨深いでしょう?」
南「そうですよねえ。小堀さんと同世代だから」
小堀「1個下なだけです」

今年南こうせつさんは72歳に、小堀は71歳になります。

父母、あるいは祖父母の世代から戦争体験は聞いたことがあるが、コロナ禍のような災厄は聞いたことがないというこうせつさん。

南「自分が生きているうちに、こういうことに直面するとは思ってもみなかった。びっくりです」
 

同じ時代に

どんな仕事もそうですが、エンターテインメントは特に大変な状況です。

南「僕らの方では、ぼぼ去年の2~3月ぐらいから、ゼロ状態ですから。しかも日本だけじゃなくて世界中のエンターテインメントの皆さんが、このゼロ状態なんですね」

例年の『青春のグラフィティコンサート』では、会場で観客と出演者が一緒に歌う楽しさもあります。しかし、残念ながら今年はそういうわけにはいきませんでした。

南「人間には心、ハート、魂がありますから、ここで一緒に盛り上がって頂きたいと思ったんですが…」

客席は両サイドを空け、ソーシャルディスタンスを取っていたものの、歌うどころか声を発することも禁止でした。

南「それでも、この会場の中で、みんなが同じ時間を過ごして、みんな一緒に歌を聞いてるんだっていう利他の精神と言いましょうか。みんなと一緒にこの時代を生きてるんだと感じられることは力になりますね」
 

コロナ禍で腰を痛める

小堀「コロナ禍ではどういう生活でした?」
南「僕は田舎暮らしをしてるもんですから、畑作ったりしてました」

こうせつさんは出身地の大分県で、無農薬で野菜を作ったりする田舎暮らしをしています。

南「自分が植えた木とか、その剪定とかを朝から晩までやってましたら、腰をやっちゃいましてですね。すぐに土管の中に入る…MRIか。調べてもらったら、やっぱり、ずれておりまして」

椎間板ヘルニアまではいっていないそうですが、かなり痛めててびっくりしたんだとか。治療法は痛み止めを使いつつ、自分で筋肉を付けていくそうです。

南「今いろんなものがあるみたいですね。一気にそこにメスを入れるやり方とか。でも、自分で徐々に元に戻した方がいいですよって言われたんです」

エンターテインメント番組とは思えないような、なんとも枯れた会話です。
 

健康の秘訣

小堀「こうせつさんは、全く自粛太りもしないし、健康そのものじゃないですか」
南「参考になるかわかりませんけど、自分で作った野菜食べてるんです」

都会の人は、田舎にいるからできるんだ、と言うそうですが、それを否定するこうせつさん。

南「例えばベランダで、プランターにちょっとした種を撒くと野菜も出てきます。ブルーベリーの苗をおいときますと必ず実がなります。それを2~3粒掴んで朝のヨーグルトの中にパッと入れると、おお一流レストランだ、みたいなね。ちょっとした工夫です」

緑と接することは大事なことだと主張するこうせつさん。小堀もベランダでオクラを育てているそうです。

南「オクラは簡単ですしね。不思議な形をした四角垂みたいな六角垂みたいな形のね、とんがり帽子みたいな実が出来るんですよね」

野菜には流石に詳しいこうせつさんです。
 

歳をとったからこそわかる楽しみ

小堀「若い時は肉さえあればご馳走だったんですけど、今では野菜そのもののうま味、あれもなかなかのもんですよね」
南「あれはね、日本人の持ってる味覚の凄さ。先祖からDNAで頂いたものです」

せっかく日本人特有の味覚があるのだから、塩や胡椒などはいれずに、だし汁を味わうような、何にもない感じで野菜を味わって欲しいと言うこうせつさん。

南「歳とると、あれが美味いんだよね。野菜の甘みがあってね。ああいう楽しみ方ってありますよね」

南こうせつさんの雰囲気に引っ張られたか、小堀勝啓も終始シニアな会話で応答しました。 
(尾関)
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2021年01月31日10時03分~抜粋

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