小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

竹内アンナ、新作『DRAMAS』は日常の中の「最幸」

3月31日、シンガーソングライターの竹内アンナさんが『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』(CBCラジオ)に出演しました。

デビュー5周年になる竹内さんが、20日にリリースされた3枚目のフルアルバム『DRAMAS』について語ります。
聞き手は小堀勝啓です。

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自分のドラマを歌にした

小堀「5周年かと感慨深くてね」

竹内「デビュー当時から見て下さってるんで」

デビューからの5年間を歌にしてできたのが『DRAMAS』だそうです。

竹内さん自身の人生もまるでドラマのようです。
アメリカで生まれて、帰国して京都在住。大学の卒業のタイミングで上京。その間に歌手としてデビューしました。

実は当初自身が歌うつもりはなく、ギタリストになりたくてギターを始めたそうです。
ギターの師匠の「歌ってみたら?」のひと言がシンガーソングライターを目指すようになったきっかけとのこと。

竹内「自分でも予想しなかったことがたくさん起きて、そのおかげで今の自分があるんです。音楽を好きになってからの自分の、たくさんのドラマを、今回この3枚目のアルバムに詰められたかなと思います」

気づいたら6年

今は音楽もデジタルツールを使い、誰とも会わずに作れる時代。珠玉のデュエットだと思って聴いている曲でも、歌い手がお互い1回も会ったことがないなんてこともあります。

一方で竹内さんは、曲作りではコミュニケーションを大切にしているそうです。
今回のアルバムは女性シンガーソングライターのましのみさんに家に来てもらったんだとか。竹内さんとましのみさんはどんな関係なのでしょうか?

竹内「ライブは一度も一緒になったことはなくて、なんで仲良くなったのかわかんないんですけど、気づいたら友達でした」

気づいたら6年。ずっと仲良くしているそうです。

理想的な作り方

竹内「私は彼女の作る音楽もすごく大好きだし、でもいち友達でもある。友達と最初から最後まで曲作ったらどんなものが生まれるかな?っていう興味でお声掛けさせてもらいました」

カフェから始まって、ランチしながら、歌いたいことをメモしていったそうです。それを持って竹内さんの家でデモ作りをして編曲までふたりでしたんだとか。

小堀「友達だから、改めて曲を作るって照れくさいことはなかったですか?」

竹内「全然ないです。『こっちいいよね』『これちょっと微妙かも』とかズバズバ言える関係だから2日間うちに来てもらってほぼほぼ出来ました」

小堀「理想的でしたね」

竹内「サクッとできましたね」

「最幸のふたり」

『DRAMAS』の最初を飾る曲は「最幸のふたり」。
広い世界の中で見るとちっぽけなふたりでも、ふたりの中で起こる出来事や会話をズームアップしてみると、それはふたりにとって特別なこと。自分たちの中で最高ならそれが一番幸せだ、ということを歌った曲です。

竹内「それは恋人に限らず家族、友だち、ペット、いろんなふたりに当てはまることですよね。全てのふたりに届いたらいいなと思ってます」

小堀「あとご飯食べる時に、何をどこで食べるか?じゃなくて、誰と食べるか?ですよね」

竹内「あなただったらどこ行っても楽しいんだよって。そういう人を見つけられることはとっても幸せだと思います。そんな素敵な相手がいるんだったら、この曲を聞いて日常を彩って欲しいと思います」

5周年記念ライブ

いつもと同じ事の中に起きる些細な瞬間を見逃さずにいると、そこにドラマがあると言う竹内さん。7月には5周年記念のライブが東京で行われます。

竹内「昔から知って下さっている方は一緒に振り返りつつですし、最近知って下さった方も現在のリアルな竹内アンナを見てもらって、これからの私を楽しんでもらえたらと思います」

3枚目のフルアルバム『DRAMAS』をリリースし、デビュー5年目に入り精力的に活動するシンガーソングライターの竹内アンナさんでした。 
(尾関)
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2024年03月31日10時31分~抜粋

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