レポドラ日記

各地の城が助け合うネットワーク「城御朱印」

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CBCラジオレポートドライバーの松本結花です。
今回は岐阜県岐阜市の金華山ロープウェー乗り場の売店にお邪魔しました。



こちらに岐阜城に来たら是非ゲットしたいお土産があるそうなんです。

インタビューしたのは水野さん。
お忙しいところありがとうございました。



そのお土産とは、岐阜城の「城御朱印」。

御朱印といえば、神社仏閣でお参りした際に頂く証明のようなものですよね。
最近では御朱印ブームもありましたが、そんな御朱印をお城の登城記念として販売しているそうなんです。
その「城御朱印」がこちら。



どうです?
神社仏閣で頂くものさながらですよね。

ちなみに押されている判子にもそれぞれ意味があり、一番上の物は織田信長の家紋である"木瓜紋"、二番目が"天下布武"の朱印、三番目が"永楽通宝"の旗印の判。
全てが織田信長にまつわるものなんです。

また紙にもこだわりが。
美濃和紙を使用しているんです。大きさ的にもこのまま御朱印帳に貼れていいですよ。

この「城御朱印」が大人気。多い日には160枚も出るそうで、中高年の方を中心に若い女性も買われていくそうですよ。



なぜこの「城御朱印」を始めたのかというと、元々は郡上八幡城(岐阜県郡上市)が販売していたのだとか。
その郡上八幡城から岐阜県内にあるお城の岐阜城と大垣城に「一緒にやりませんか?」と提案があったそうです。

1枚300円で販売しており、そのうち50円を熊本地震で被災した熊本城への寄付金に充てているのです。
つまり、お城同士の助け合いにもなっているんです。

また、「城御朱印」自体岐阜県以外でも登場しており、名古屋城や京都の二条城、長野の松本城など、「城御朱印」の輪が今後も広がっていきそうです。



是非みなさんも観光の際にはゲットしてくださいね。
(松本結花)
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