北野誠のズバリ

女性が男性に告げる「あなたは優しすぎる」の本当の意味

6月13日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「私はよく覚えています」。

このお題に、身に染みるメールが多数寄せられましたが、特に注目を集めたのが、女性が別れるとき男性に告げる「あなたは優しすぎるから」。

この意味について、北野誠とアシスタントの氏田朋子が考察します。

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優しくちゃいけないのか?

まず、こんな投稿が紹介されました。

「今でも覚えていることといえば、過去に付き合った彼女から別れ話をするときに放たれた捨て台詞でしょうか。
特に結婚まで考えていた子と別れることになったときに言われた言葉は『あなたは優しすぎる』。

そもそも優しいっていけないことなんでしょうか?それならオレはどうしたらよかったんだ!15年経った今でも答えは見つかっていません」(Aさん)

15年間、迷えるAさんに北野がズバリ回答します。

「優しすぎる」の成仏記念日

北野「Aくん!この言葉、真に受けてるの?」

いきなりAさんに喝を入れ、こう続けます。

北野「あかんがな、ちゃうねん!君の結婚まで考えた子と別れて大正解!
『あんたはやさしすぎるねん』というのはキミに言ってるわけでない。相手の女が自分に酔ってるだけですから」

氏田「え、そういうこと?」

北野「全然気にせんでいいわ。相手の女性が男と別れるときに、『あんた、本当に甲斐性がないから別れる』と言うと傷つく。
一番オブラートに包んで、相手の頭に『?』だけ投げて、自分は別れる気満々で言っている言葉がこれ」

氏田「一番傷つけない言葉と思ったんでしょうね」

北野「一番傷つけない言葉で、『あんたが優しすぎるのがあかんかった、私はそれに甘えてしもうたんや、こんな私が嫌い!』。

…その女に言いたいわ!『どの口が言うとんのや?』

これで悩んでること自体がバカみたい、時間がもったいない。相手の女はどっちみち別れたかっただけ。それを傷つけないような言い回しをしただけです。何も気にすることはない。
むしろ、こんなこと言う女と別れてよかったとハッキリ言わせてもらいます!」

そして最後に「今日は『あんたは優しすぎるねん成仏記念日』です」と言い切ります。

この言葉に捉われている男性の皆さん、今日はこの言葉を成仏させ、自由になる日です。

あなたにふさわしくない

「優しすぎる」問題について反響が届きました。

「優しすぎる事件、私も過去にそういうことを言われたことがあります。
今日、誠さんの熱弁を聞いてやっとわかりました。私の場合、あなたは優しすぎるだけでなく『よい人』までついていました。『だから、別れて欲しい』。

わけがわからないので、『どこが悪いのか教えて欲しい』と言うと、『あなたにふさわしくない、きっとあなたなら私よりもっといい人がすぐに現れるから別れてください』。

意味がわかりません。落ち込みましたが、なんとか立ち直りました。
誠さんの話を聞いてやっと理解ができました。そうだ、別れるときのウソの方便で、やつは自分に酔っていたんですね」(Bさん)

氏田「傷つけないようにね」

北野「男からしたら、何言われているかさっぱりわからへんな。そういうときには別れるしかない。向こうの心が離れたということです」

傷つけないようにとやんわりぼかした言葉が、男性の心を苦しめていたようです。

イヤなものはイヤ

他にもこんな事例がありました。

「知り合いのMくんのところには、一目惚れして押しかけ女房をしてきたお嫁さんがいました。
こどもも4人作り、そこそこ幸せそうだったのに、ふと、心変わりした嫁さん。
『あなたが優しすぎるのがイヤ』と言って、勝手にこどもを連れて出ていき離婚。

男側にたいした過失がない場合『優しすぎる』というのが別れる理由として一番手ごろなんでしょうね」(Cさん)

北野「めっちゃ手ごろですね。何も理由がない。生理的にイヤと同じようなものです。イヤなものはイヤなんや。で、他に好きな人ができたんです。そういうことです」

そこまではっきり言われるとあきらめるしかないです。むしろスッキリします。

「あなたが優しすぎるから」と言って男性を振ったことのある女性の皆さんは、どういう気持ちで言ったのでしょうか。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2025年06月13日13時29分~抜粋

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