北野誠のズバリ

大阪商人・ユニバ・阪神ファン…なぜか関西だらけの「ずるい」エピソード

仕事、家庭で、お金、男女間で、思わず「ずるい!」と感じることはあります。妬みばかりではなく、フェアでないことがその原因ということも多いようです。

11月1日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「ずるいわ!」。
寄せられた投稿を北野誠が紹介します。

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大阪ならではの商売

お金の話はシビアです。特に大阪の商人となるとえげつない(?)くらいです。

「その昔、昭和の頃です。営業マンだった私は客先に集金に行くと、大阪の社長さんの机の上には札束が積みあがっており、その社長さんは『手形なら180日後、現金なら1割引で即払うけどどうする?』と、めちゃくちゃずるい支払いをしてきます。

ほとんどの業者さんはその場で1割引いてもらって現金を受け取っていました。私はまだ権限を持っていないので、手形でもらって帰って上司に報告。すると、『アホか!即現金もろてこんかい!つぶれてもうたら絶対金返ってこんやろ?おしまいや』。

こんな支払いで儲けるなんて、めっちゃずるいやり方やと思いましたが、さすが大阪だなと思いました」(Aさん)

北野「たぶん、大阪ならではの商売だと思います。3か月後に手形でもらえる金は満額だけど、倒産したらそんな手形二束三文です。これがなかなか難しいところです。昭和の大阪の商法やなと思います」

誰でも目の前の現金に弱いものです。

ポンチョは必要か?

その点、家庭内の「ずるい」はほのぼのしています。

「家族でユニバに出掛けたときの話です。早朝に出発して、とにかく最初にジュラシックパーク・ザ・ライドに乗るんだと気合いの入っていた妻。入場ゲートを通過して猛ダッシュ、無事アトラクションに到着。

妻は、満足げに『よし!』と言い、こどもたちにポンチョを被せ、妻も自分で用意してきたポンチョを着ます。『え、オレのポンチョは?』『そんな前日の夜中まで飲み歩いている男に着せるポンチョなんかないわ!』。

いやいや、まだ酒残ってるし…ま、何とかなるか。こどもたちも楽しみにしていたアトラクション。『お、すげー、ポンチョなんて関係ないじゃん』と盛り上がっていました。

が、最後の急降下、ワ―、バッシャーン。これか!酔っぱらいは見事にずぶ濡れです。上着から股間のあたりまでビショビショ。妻とこどもたちは笑顔で楽しかったね。僕を見て、『今日は天気がいいからすぐ乾くと思うよ(笑)』。
二日酔いにはすごくツラくてさんざんな旅でした」(Bさん)

北野「よう前日までそんだけ飲んだな。ジュラシックはポンチョがなかったら、かなり濡れますよ。ポンチョは役立ちます。特に冬場は」

その後、このメールに対するリアクションが寄せられました。

「ジュラシックパーク・ザ・ライドの後はすぐにバックドラフトのアトラクションに行き、演出で上がる大量の炎で濡れた服を乾かすのが常連のお約束です。ただ、半乾きですけどね」(Cさん)

やっぱりポンチョはあった方がよさそうです。

誰がタイプ?

「ずるい!」という感情は、異性が絡むと大きくなることがあります。

「私はタイガースファン。この間もアラフィフのおじさん3人衆と観戦。そこで隣で応援していた30代のトラガール3人と意気投合。
近くで飲むことになり居酒屋へ。自己紹介と阪神ラブを存分に語り、話は色恋に発展。

トラガールのひとりが酔いながら、『私たちの仲でぶっちゃけ誰がタイプ?』と聞いてきたので、ツレのひとりが『僕はAちゃんかな』。私はここは女性陣に角がたたないように万遍なく好みが散るようにBちゃんを選び、最後のツレがCちゃんと答えるように、アシストを込めて答えました。

しかし、最後に聞かれたツレが『僕はこいつらと違って、女性に順位をつけるなんてしません』」(Dさん)

北野「いやな奴やー!」

「コイツずるい。仲間で飲んでいる時は一番順位つけるやん。それからAちゃん、Bちゃんと答えた僕たちはトラガールたちの話から徐々にカヤの外となり、最後に答えたツレだけがハーレム状態となりました。腹立つわ!」(Dさん)

北野「これはホンマにずるいなと思います」

男同士で結託しているときに、ひとりだけ抜け駆けをするとかなり恨まれるようです。気をつけましょう。
それにしても、今回はなぜか大阪にちなんだエピソードが多く集まりました。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2024年11月01日15時04分~抜粋

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