北野誠のズバリ

不思議な体験。死に巡り合う看護師たちの本音

2月23日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメッセージテーマは「怖い話・不思議な体験」。

リスナーから多数寄せられた恐怖体験談を、北野誠が自身の体験も交えつつ氏田朋子が紹介します。

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笑福亭笑瓶さんの思い出

放送の前日、大阪で笑福亭笑瓶さんの追悼ライブが開催されました。参加した北野は不思議な体験をします。

北野「ずっと笑瓶ちゃんの話で爆笑話があったかな?と思ってたけど、全然思いつきませんでした。ええ話はあるけど。付き合いは長いのに、オレと笑瓶ちゃん二人の爆笑エピソード話が思い出せない。

ところが、木曜の朝5時過ぎにめっちゃ早く目が覚めた。トイレ行って座っている時に『あるがな』という声が聞こえた。

『えっ何やろ、今の声』と思ったが、その時『あ、この話あったわ』と、トイレにまたがりながら思い出した。

『あるがな』と頭の中で響いたけど、あれは笑瓶の声だったのかなと思ったくらい。それからしばらくネタをくってました。なんでこれ忘れてたんやろ、というくらい面白い話が若い頃にあったんです」

最近の北野が出会った不思議な体験です。

氏田「ずっと考えていたから笑瓶さんが降りてきたんやね」

看護師さんの体験

続いてリスナーからの怖い話・不思議な話です。
看護師という仕事は、不思議なことに遭遇することが多いようです。

「娘が総合病院の病棟でナースをしていますが、娘が勤務の時に患者さんが亡くなることが多く、ナース仲間で噂になり、娘も怖くなってお祓いに行ってきました。

同じ病院ですが、病棟が変わってまだ4か月しか経ってないのに、また娘が勤務中に二人亡くなったということです。
それも2回とも同じメンバーのナースの引き継ぎ勤務だったということで、また娘は怖くなって『みんなでお祓いに行く』と言っています」(Aさん)

北野「偶然が重なって『お祓いを受けたい』と思ったら、お祓い受け時ですから。バチが当たることはないですから」

この後も看護師に関する投稿が紹介されました。

「私の知り合いの看護師さんは『勤務時間と関係ない時に人の死に際に遭遇することが多い』と告白されたことがあります。とてもピュアな性格の方でそういうお役目なのではないでしょうか」(Bさん)

北野「つまり“おくりびと”ということですね」

私を選んでくれた

最後は看護師当人からの投稿です。

「私はナースになって35年になります。がん患者の方が多く入院しており、お亡くなりになる患者さんもたくさんいらっしゃいました。

私は業界用語で“つく”看護師です。10人ほど連続で死後のお世話をさせていただいた時は、さすがに上司から『お祓いに行きなさい』と言われましたが、私は行きませんでした。なぜなら最後のケアに私を選んでくださった、と感じていたからです。

“つく”私と一緒の夜勤はいやがられたりしましたが、悪いことが起きたりしたことはございませんので」(Cさん)

氏田「『選んでくれた』いい言葉ですね」

死はいずれは訪れるものです。そのときは看護師さんにお世話になるでしょう。Cさんのような看護師さんにお世話されたいと思う気持ちはわかる気がします。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2024年02月23日13時00分~抜粋

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