北野誠のズバリ

静岡県伊東市のテーマパーク「まぼろし博覧会」がパラダイス過ぎる件

CBCラジオ『北野誠のズバリ』の1コーナー「山内彩加のあや☆カルチャー」では毎回、山内彩加アナウンサーが、自分が体験したことや好きなものを紹介しています。

1月18日放送で紹介したのは、静岡県伊東市にある「まぼろし博覧会」という私設テーマパーク。

ここで怖い気分を味わったという山内ですが、いったいどのような体験をしたのでしょうか?

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テーマパークのコンセプトは?

「まぼろし博覧会」は、もともと伊豆にあった熱帯植物園の跡地を整備して2011年に開園。
敷地面積は約1万5千平方メートルと、広いテーマパークです。

山内が「まぼろし博覧会」の存在を知ったのは、以前に伊東市へ行った際、泊まった旅館に置かれていたチラシとのこと。

特に「まぼろし博覧会」のパンフレットが減っていたことに着目し、SNSで調べたところ、「入場5分で精神的に崩壊しそう」「トラウマになる置物があるので、お子さん注意」といった内容が書かれていました。
それを読んだ山内はお化け屋敷のようなものだと思っていました。

それを聞いた北野は、このように奇妙な遊園地を「パラダイス」と表現。

北野「ひとりの思い込みでテーマパークを作ってしまうのがパラダイスです」

特に関西人にとっては、『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)で桂小枝さんが取材していたことでおなじみです。

聖徳太子とその他いろいろ

コンセプトは「世間にある面白いものをすべて集めて、人の精神世界を具現化したもの」とのことですが、なかなか頭に入ってきません。

今回、山内が「怖い」と感じたものが3つあったということで、ランキング形式で紹介します。

まず第3位は、チケット売場まで行く道のりと最初のゾーン。
いきなり高さ5mもある巨大な聖徳太子の像、しかも首周りから上だけという謎の像が現れます。

その周りには「おもちゃ屋」と称して、さまざまなおもちゃが雑多に置かれていたり、腕が折れたマネキンがあったり、提灯やこいのぼり、恐竜があったりと、コンセプトがわかりません。
どのような「精神世界が具現化」されているのでしょうか?

昭和レトロを体感

第2位は、昭和メルヘンおばあちゃんの部屋。

実際にあるおばあさんが亡くなられた時に、集めていたコレクションを引き取って展示しています。

あまり高価な物ではなく、ドラえもんやキティちゃんといったおなじみのぬいぐるみや、ファービーといった懐かしの人形、手を叩くと踊り出すダンシングフラワーなど、まさに昭和なアイテムがひとつの部屋に凝縮されています。

ただ、においが全体的にカビ臭く、北野は「呪物」と例えました。

謎の館長が出現!

そして最も怖かったのが、まぼろし博覧会館長のセーラちゃん。

着ぐるみではなく青い髪のウィッグをつけたキャラクターで、7歳という設定ですが、実際のお歳は…。

『嵐にしやがれ』『有吉ゼミ』(日本テレビ系)といったテレビ番組でも紹介されるほど。館長いわく、展示物に対して「説明は何も加えません。好きなように解釈してください。あなたの精神世界を投影してください」とのこと。

最も恐怖を感じたのは、山内が最後に園から出る時に「ありがとうございました!」と言いながら全力で追いかけ、大漁旗を振ってお見送りしてくれたこと。

ホスピタリティあふれるお見送りでしたが、山内にとってはただただ怖かったようです。

不思議な世界が堪能できるまぼろし博覧会、不思議な気分になった後に温泉でのんびりしてみるのも良いかもしれませんね。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2024年01月18日14時46分~抜粋

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