北野誠のズバリ

定義はどこまで?マッチングアプリで出会った女性が自称する「ぽっちゃり」

12月6日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「それはないやろ!」には、「マッチングアプリで待ち合わせた女性に驚いて逃げた」というリスナーAさんからの投稿が寄せられました。

「ちょっとぽっちゃり」と聞いていたのに、その女性は「かなりの巨漢」だったというのです。この話題をきっかけに、北野誠と松岡亜矢子、原武之弁護士が「ぽっちゃり」の定義について語りました。

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まさかの“膝”だった!

「マッチングアプリでやり取りしていた女性とファミレスで会うことになりました。写真を載せてなかったので『容姿はどんな感じですか?目印を教えて』と聞くと、『ちょっとぽっちゃりしてます。テーピングしてるから目立つかも。車は軽の〇〇』と教えてくれました」(Aさん)

「テーピング」という言葉に引っかかったAさん。「ゴルフかテニスで手首でも傷めたのかな?何にしてもスポーティーな人なんだな」と想像を膨らませていたといいます。

「当日、私の方が早く着いたので少し端の方で待っていると、軽自動車が到着。ドアが開き…あれ、なかなか降りてこない。すると軽自動車にどうやって乗ったの?と思うくらいの巨漢女性がゆっくり降りてきました」(Aさん)

「へっ?ぽっちゃりってどこまで?確かにテーピングしてるけど膝じゃないか!」と、思わず叫んだというAさん。

ぽっちゃりは「無限の彼方へ!」

「速攻、車で逃走しました。すぐにやり取りもやめてブロックしました。松岡さん、女性が言う“ぽっちゃり”は、どこまでが“ぽっちゃり”なのですか?」(Aさん)

この問いかけに、「うーん、ぽっちゃりって難しいですよね。全然そんなことないのにぽっちゃりっていう子もいるし、逆にもうぽっちゃりのレベルなのかな(笑)っていうのもありますし」と松岡。

北野は「ぽっちゃりはバズライトイヤーの名言『無限の彼方へ!』ですから。本人の自己申告ですからね」と、その範ちゅうは果てしないと語ります。

「ぽっちゃり以上は世の中に表現がないんですよ。せめてぽっちゃりっていうカテゴリー」と断言するのは原弁護士。

松岡「そうか、そこから上は無限大!」

北野によると「ぽっちゃり」の一番いいところは、「他の人が勝手にいろいろなことを想像してくれて、なおかつかわいさがあること」だと言います。

磯山さやかさんを想像しがち

松岡「みんな、磯山さやかさんを想像するんですよね」

北野「磯山さやかさんは実際に見たら細いですよ」

「ぽっちゃり=磯山さやかさん」を思い込んでいる人が多いことが、「ぽっちゃり=かわいげがある」という発想につながっていると持論を述べる北野。

原弁護士「確かに愛嬌的に感じますね」

松岡「姿形だけじゃないものが、そこに乗っかってきてる」

北野「ぽっちゃり、磯山さやかさん、かわいい、愛嬌のある女性っていうのを勝手に男が記号化してるっていうことなんですね」

ぽっちゃりという言葉に幻想を抱いてしまう原因は、まさにこれかもしれません。

「まっ、ということでございまして、ぽっちゃりは、どこまでいこうがぽっちゃり。『ここからぽっちゃりじゃない、デブです』っていうのはないです!」と、きっぱり言い切った北野でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2023年12月06日13時26分~抜粋

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