北野誠のズバリ

マッチングアプリで出会った写真詐欺にビックリ!

今やマッチングアプリが結婚のきっかけとなることが珍しくなくなった時代。
しかし、「マッチングアプリを使った出会いは危険ではないのか?」と不安視する人たちがいるのもまた事実です。

11月23日放送『北野誠のズバリ』では、東京都立大学大学院経営学研究科 准教授の高橋勅徳先生と、ジャーナリストの速水由紀子さんが出演。

高橋先生は自らマッチングアプリを利用し、オオノリサさんとの共著『婚活との付き合いかた:婚活市場でこじらせないための行為戦略』(中央経済社)などを執筆。
速水さんもアプリを通じて出会った300人への取材をもとに『マッチング・アプリ症候群 婚活沼に棲む人々』(朝日新書)を執筆しています。

ここでは、リスナーのマッチングアプリに関する体験談から、ゲストのふたりが経験したエピソードについて取り上げます。

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待ち合わせ場所に別人が

まずは、男性リスナーの体験談から。

「マッチングアプリで、松たか子さん似の女性と顔合わせすることになりました。待ち合わせ場所に着いても、それらしい女性は見当たりません。
しかし、松たか子に似ても似つかない女性がこちらをチラチラ見ています。

『いや、絶対違うだろう』と思っていましたが、その女性が寄ってくるではありませんか。
『イタリアンでも…』という話をしていましたが、予定変更。

サイゼリヤに変更しましたが、食事中もずっと猫のトイレ話を一方的にされ、カラオケに行ったら、その人がひとりでマイクを持って3時間、X JAPANのライブを強制開催されました。

マッチングアプリの画像には気をつけなければなりませんね…。
会えばバレてしまう本当の顔ではなく、奇跡の1枚を載せてしまうんでしょうか」(Aさん)

写真は本人のものだが…

Aさんの場合、ルックスより、会ってからの振る舞いへの印象がよくなかったようですが、速水さんは男女逆のケースで似たような実体験があったそうです。

男性アイドルのような画像で、本人ではあるものの昔撮影されたのはかなり昔のこと。
現在の姿は、さらに体重が30kg増えているいう状況。

会った時に画像についての謝罪もなく、一方的に自分の仕事の自慢話を聞かされる羽目に。

5分で帰りたくなった速水さんが「失礼します…」と言いかけたところで、「僕の好きなカフェがあるので、そこへ行きましょう!」とまくし立てられ、断るタイミングを失ったとのこと。
ここからは気持ちを「本に書くネタを取ろう」と切り替えたそうです。

そして「写真と(実物が)違いますよね?みなさん怒りますよね」と、踏み込んだ質問をしたところ、「今まで会ったことがないので、怒るも何も初めて」と衝撃の回答。

最後に「また会ってくれますよね?」と言われた時には、速水さんはあっさり「無理です」と答えたそうです。

女性からのひどい仕打ち

一方、高橋先生は、女性から出会いに関する不満をぶちまけられてしまったことがあるそうです。

福山雅治さんが大好きという女性と、マッチングアプリで出会った高橋先生。

イタリアンの食事をしている時に、その女性は今まで自分が出会ってきた男性の話をし出し、「福山雅治に似ても似つかないのに、なぜ堂々と自分に会いにこれるのか」という不満を2時間、ぶつけられたそうです。

ちなみに高橋先生は「自分は福山さんに似ている」とはひと言も書いておらず、写真も正直に載せているため、完全にとばっちりの状況です。

高橋先生が「じゃあ、逆になぜ会いにきたのか?」と聞くと、「晩ごはんをおごってもらいたいから」と、ある意味すがすがしい回答。

女性からは特に食事のお礼もなかったそうですが、北野は「男はあんまり文句を言えないですよね。男はそういう時、気が弱い」とコメント。

婚活ではやはり女性の方が優位に立っているようです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2023年11月23日15時04分~抜粋

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