北野誠のズバリ

見るだけじゃない!体験型社会見学ができる「味の素東海工場」

学校行事で楽しかったもののひとつが工場などの社会見学。身近な物が作られていく様子にワクワクしたものです。

11月20日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、パーソナリティの大橋麻美子が、味の素株式会社の東海工場で一般見学に参加した体験をリポートしました。

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予約が取りづらいほどの人気

味の素では全国で川崎工場と九州工場、そして東海工場の3か所で工場見学を行なっています。
大橋が参加したのは、三重県四日市市にある東海工場の「ほんだしコース」。

東海工場は1962年(昭和37年)に作られ、2020年にICT自動化技術を駆使した最先端の新工場に生まれ変わり、工場見学を本格的に始めました。

ところがコロナ禍と重なってしまい、工場見学は休止と再開を繰り返すことに。
2021年の夏から少しずつ再開させ、今年の12月からは15~40名の団体受付も開始するなど、本格的に工場見学が行われるようになります。

現在は個人受付のみでなかなか予約が取れない状況ですが、それでも年間8,000人ほど来場する人気となっています。

また、土曜日も見学が行われ、親子で見やすいことも人気の理由かもしれません。

自分で見て調べる体験

東海工場では主に『ほんだし』が製造されていています。1日あたりの製造数はおよそ4万3千200箱だそう。

工場の出入りの警備は厳重。大橋が早めに行ったところ、「1回駐車場に入ると、外に出られませんけどいいですか?」と言われ、簡単に工場の敷地を出入りできないようになっています。

予約時間の15分前に駐車場に行くと、時間までは車の中で待機となり、一斉にみんなで工場に入るというルールだそうですので注意が必要です。

東海工場の見学では、さまざまな体験ができるようになっています。

まずタブレットにはあるアプリが入っています。
これは、見学者自身が新聞記者に扮し、見学で得た情報や撮影した画像を基に、『ほんだしタイムズ』という新聞を作る体験ができるのです。

実際に味わう体験も

食品工場の社会見学で楽しいのは、やはり実際に味わうこと。
まずポットからお湯を注いでみそ汁を飲むことができるのですが、実際に飲んでみたところ、正直にいって「あまりおいしくない…」と感じた大橋。

そこへ係の人が「あまりおいしくないですよね?」と言ってくれて、ちょっと安心。

ここで『ほんだし』の登場です。

つまり、最初に飲んだのは出汁のないみそ汁で、ここに『ほんだし』を入れることによって、おいしさを実感し、出汁の大切さがわかるというわけです。

この他にもかつお節削り体験など、大人も楽しめる内容です。
また味の素のマスコットキャラクター、アジパンダのキャラクターグッズが販売されているショップもあります。

90分のコースだったそうですが、大橋によれば「あっという間の楽しい体験だった」とのことです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2023年11月20日14時38分~抜粋

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