北野誠のズバリ

夫の悲鳴。どうして妻はマウントを取りたがるのか?

7月14日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「マウント取りました、取られました」。
今回特に話題になったのが、夫からの「妻にマウントをとられる」エピソードでした

北野誠とアシスタントの氏田朋子がリスナーのマウントエピソードを紹介します。

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マウント取られっぱなし?

「『嫁マウント』という言葉がありましたが、経験あります」の書き出しで始まる投稿です。

「夫『今日は忙しくて昼ご飯2時に食べたよ』
妻『私もパートから帰ってきて、雨降ってきたから急いで洗濯ものたたんで、お風呂も掃除したら、お昼ご飯3時になった』
夫『それは大変だったね』。

別の日。
夫『今日、暑かったからタオル絞れるほど汗かいたよ』
妻『汗かきすぎて、私も服2回着替えた』
夫『それはすごいねー』

別の日。
夫『便秘かな、出ないよ』
妻『私も3日出てないよ』
夫『大丈夫?』

結局、常に私は嫁をかばう会話となっています。これが30年続いていますが、どうなんでしょうかね?」(Aさん)

氏田「でも、ちゃんと会話があるのはいいと思います」
北野「これ、会話と言える?」
氏田「勝負してるよね」

底には夫婦の戦いがあり、いつも勝つのは妻のようです。

先輩の教え

続いても「嫁マウント」にまつわるエピソード。Bさんが若い頃、取引先の社長がこう愚痴っていたそうです。

「『男は毎日ストレスやプレッシャーに耐えながら、家族のために一生懸命働いてきたわけよ。
最近になって体力も記憶力も落ちて、嫁さんの方が元気なんだわ。今まで頑張って先頭を引っ張ってきたのを嫁さんに譲って、のんびりついていくことにしたわ』

当時60歳の社長が30代の私に笑いながら話してくれたあの話、わかりました。
50過ぎたら嫁さんにマウント取られて悔しがらず、『先頭を譲ったんだわ』とのんびりついていくことにします」(Bさん)

氏田「バトンタッチするのはいいですね」
北野「張り合う必要もないですからね」

40代はまだ張り合っている夫婦が多そうです。

レンジの値段

張り合う相手が嫁姑というケースも多いようです。

「10年ほど前、初めて電子レンジを買いました。温めとグリル機能で値段1万2千円ほど。
クソ旦那の実家に行った時、姑に『電子レンジ買ったんです、1万円ちょっとで買えるんですね』と話したら、姑は『うちの電子レンジはそんなに安くない』と。

そのレンジを見るとあのシャープのヘルシオ。これは高い。でも、姑の家は汚くて、掃除も料理もあまりしてません。毎年、夏に1週間帰省した時も、食事は私たちが買って持ち込んでいました。

なのにこの多機能なシャープのヘルシオ。温めだけにしか使ってないくせに。うちのは高いとマウントとりたいなら、これでものすごい料理を作ってからにせえ」(Cさん)

氏田「機能が使いこなせてないやつやな」

嫁姑のマウントの取り合いは、永遠に続くようです。

大阪で見るところは?

楽しいはずの旅行の相談でも油断はできません。

「『今度の三連休、どこへ行く?』と妻と相談をしていましたが、なかなかまとまりません。

僕は『近鉄特急ひのとりに乗って大阪に行きたい』というと、『大阪行ってどこ見る?大阪城なんか見たいの?』。
急に嫁さんがそんな口調になったので、大阪はボツになりました」(Dさん)

北野「大阪城以外なんぼでもあるよ。高いビルとか」
氏田「天王寺の『あべのハルカス』ね」
北野「いま大阪城という選択肢がわからんわ」
氏田「確かに、昔からずっとあるもんね」

「結局妻は桃が食べたい。僕も大好きなので反論できず、マウントをとられ、山梨に行くことになりました」(Dさん)

北野「どういう基準や?山梨の方が見るところ少ないぞ(笑)」

「すると今朝の折り込み広告で某洋菓子店で、山梨産の桃を使ったケーキの大売り出しのチラシが出ていました」(Dさん)

北野「大阪で大阪城というのがなかなかないです。なら、東京いったら江戸城かい。そうではないと思いますが」

「大阪で見るなら大阪城」という、Dさんの妻の発想が気になって仕方ない様子の北野でした。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2023年07月14日14時52分~抜粋

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