北野誠のズバリ

心霊スポットに行った翌日に体調不良、その理由は?

夏といえば怪談のシーズンですが、夏に急増するのがお寺でのお祓いの依頼。

情報サイト『まいどなニュース』の記事によれば、心霊スポットに出向いた若者がお祓いを依頼するそうです。

しかし、そもそもお寺にとって夏はお盆やお彼岸の法事などで多忙を極める時期。
時間的にも負担がかかる上、お寺によってはお祓いを受け付けておらず迷惑がかかっているようです。

7月13日放送『北野誠のズバリ』では、数多くの心霊スポットを訪ねてきた北野誠と、心霊番組とは無縁の山内彩加アナウンサーが、心霊スポットについて語ります。

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盛り塩に意味はある?

北野は心霊スポットに出かける若者に対して、「免許取りたての高校生と、時間もお金も手に入れてテンションが上がっている大学生がだいたい行きますね」とバッサリ。

北野自身、学生時代は車で京都の深泥池や清滝トンネルへ出かけていたそうですが、お祓いには行ったことがないそうです。

心霊スポットに行った人が、よく「盛り塩をしておいた」とSNSで報告するそうですが、これも意味がない行為なのだそう。

北野「(自身が出演する怪談の番組)『北野誠の茶屋町怪談』(MBSラジオ)も、最初盛り塩をやってたんですよね。

その盛り塩も普通に塩を買ってきて、ただ単に三角錐みたいな形で皿の上に盛っててんけど、俺が最初に言うたのは、『これ、何の意味でやってんの?』と」

心霊番組に盛り塩はつきものだが…

盛り塩は結界を張るために行われますが、使用する塩は神社で御祈祷を受けなければ意味がないそうです。
よくSNSにアップされている盛り塩、単なる塩の山なのです。

『茶屋町怪談』では、翌年からは住吉大社などでお祓いを受けた塩を盛り塩として使用しているそうです。

怪談番組で盛り塩をする光景に納得がいかないと語る北野。

北野「いつも思うねんけど、『怪談の番組をやりたいくせに、なぜ盛り塩をしてんのか?』と。『やめてくれ!』とマジで怒ったことがあんねん」

放送中に出てほしいけど祟りは困るという、そんな都合のいい霊はありません。
ちなみに北野は心霊に対して、否定も肯定もしない立場だとのこと。

暗闇にたたずむのは良いこと?

『まいどなニュース』の記事によれば、お寺にお祓いに来た若者は「心霊スポットに行った後、体調が悪くなった」「霊感の強い友人から霊が憑いていると言われた」などと言うそうです。

これに対して北野は「心霊スポットに行って徹夜とかしたら、体調悪なりますよ」とあっさり回答。
心霊スポットでなくても、普通に夜中歩き回れば、翌朝は体調が悪くなるものです。

さらに「霊が憑いてるなんて言う友達がおったら、幽霊を祓う前にその友達と付き合うのをやめた方がいいですよ」と断言。
山内も「不安を煽るだけの友人は整理した方がいい」と同意しました。

また心霊スポットに行くこととは別に、自然の中の暗闇を体験するのは日常生活とは異なる体験が得られ、心のデトックスにもなると語りました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2023年07月13日13時15分~抜粋

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