北野誠のズバリ

ターゲットはZ世代!ドン・キホーテの新業態「キラキラドンキ」

「キラキラドンキ(通称:キラドン)」をご存じですか?キラキラドンキとは、あのドン・キホーテの新業態。Z世代向けの専門店型店舗です。

6月20日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、佐藤実絵子の情報コーナー「世界まるみえこ」では、この「キラキラドンキ」を取り上げました。

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増える「〇〇専門ドンキ」

昨年、ダイバーシティ東京プラザ(東京都江東区)の中に1号店がオープンした「キラキラドンキ」。
今年6月には、名古屋駅前の近鉄パッセに2店舗目が登場しました。

最近ドン・キホーテは、カテゴリー特化型店舗「〇〇専門ドンキ」の展開を進めています。

始まりは2021年5月、東京駅の八重洲地下街にできた「お菓子ドンキ」と「お酒ドンキ」。つまりお菓子だけを売るドンキと、お酒だけを売るドンキです。
この他、化粧品専用の「コスメドンキ」、激辛商品専用の「驚辛(きょうから)ドンキ」もあります。

これまでドン・キホーテといえば「一店舗で何でも売っている」というイメージでしたが、今はこういった特化型の店舗も増えているようです。

おじさんの意見をZ世代が一蹴!

ダイバーシティに出店することが決まり、デートスポットとして有名なお台場エリアということから、コンセプトが「若者専用のドンキ」に決定されたそう。

ネーミングは社内のおじさんたちから「ガールズドンキ」「オトメドンキ」という案も出ましたが、Z世代の社員から「ダサい」とバッサリ。

現場のZ世代の社員のアイデアで「キラキラドンキ」に決定しましたが、当初は上層部から「キラキラネームみたいだ」との反対意見もあったようです。

外観デザインのテーマは「ネオンカラー」ですが、こちらも上層部から「ネオンカラーなら黒い背景でしょ」というお達しが。
これに現場の若いスタッフが「黒い背景にネオンカラーは、今のZ世代が考えるキラキラではありません」と掛け合い、白背景のネオンカラーに決定したといいます。

店内の「ポップ」にも違いがあります。通常のドンキは「安さ」を押し出していますが、キラドンは商品の魅力が伝わる「コメント」を多用しています。

韓国コスメを「見て買える」

実際に訪れた佐藤の感想は、「渋谷109のような若者のメッカ・近鉄パッセと、キラドンの相性が最高!」。そして「品ぞろえのセンスが抜群にいい」ということ。

キラドンの売り上げの半分はお菓子、残りの3~4割がコスメです。

韓国コスメ、中国コスメ、台湾コスメといった「アジアンコスメ」が流行っていますが、店舗販売は少なく、ネットで買う人がほとんど。お試しができないため、中には「思ったものと違う」ということも。

そんな中、キラドンには韓国コスメがたくさん販売されているので、「実物を見て買う」ことができるのも利点。カラーシャンプー、つけまつげ、クッションファンデなど、「今流行っているものがめちゃめちゃ置いてある」のもキラドンのいいところです。

「若者文化を知りたい」方、「韓国コスメに挑戦したい」方も、ぜひキラドンへ!
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2023年06月20日14時47分~抜粋

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