北野誠のズバリ

頭頂部、部下との付き合い、息子のひとこと…中高年のちょっと悲しいこと

4月28日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』、メールテーマは「ちょっと悲しいこと」。

このテーマには思い当たる節が多いのか、中高年の悲哀が多数寄せられました。
北野誠と氏田朋子にふたりが、ちょっと悲しい投稿を紹介します。

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セルフレジで哀しくなった

スーパーやコンビニで最近増えてきたセルフレジ。
慣れれば楽なのですが、レジに立ってあることに気づいてしまったリスナーの投稿です。

「いつもと別のスーパーに入りました。半分くらいがセルフレジになっていました。
戸惑いながら商品をレジに通していたら、目の前の画面の左上に何か映像が映っていました。

『あ、これ斜め上からリアルタイムで撮影しているのか。なんか頭スカスカの人レジしてるな。誰やこれ?え、オレか。この格好からしてオレか?』

髪が薄くなって坊主にしたらだいぶましになった、ちょっとデコの広い坊主頭だと思っていたら、最近また頭頂部が薄くなっていたようです。
エレベーターのカメラで薄くなったなと気付いたことはありますが、まさかセルフレジで気付かされるとは」(Aさん)

意外な角度から自分を見てその姿にショックを受けてしまったようです。

"奴ら"の陰謀

Aさんのちょっと悲しいことに、何やら推測する北野。

北野「自分の後頭部なんてまず見ないよね。散髪屋さんに行って、出来上がりを見せられるのも、頭頂部が薄い人は角度変えてますから、"奴ら"は。
だって、お客さんがショック受けて『アレ?』って思われたら、もう散髪屋さんに来なくていいと思われかねないもの。

ちょっと下からとか薄くなってるのがわからないような角度で見せる。普通なら散髪屋さんで後ろの鏡見せられたら、自分の薄いのを気付くはずやのにみんな気づかないのは、"奴ら"が何か動かしてる」

氏田「"奴ら"って(苦笑)、そこは"配慮"かもしれんね」

パフェで行列に並んだら

次は50代半ばの会社員が、20代の部下カフェの行列に並んだ体験談です。

「パフェで行列のできるカフェに20代の部下と並んで、自分たちの番が来る前に膝が痛くなりました。

部下の女性と同じパフェ頼みました。半分食べたら、お腹がだんだん冷えて痛くなりペースが落ちました。

店員さんに『暖かいお茶ありますか』と言っている自分が悲しいです。

あっという間に完食の部下に見られながら、底のコーンフレーク取れなくて格闘している自分が小さく感じました。
部下の女性に『次はかき氷のお店に行こう』と言われましたが、もう腹巻していこうと思います。悲しいです」(Bさん)

20代の部下に誘ってもらえるのは嫌われてない証拠で、50代としては胸を張っていいと思いますが、北野の感想は別のところにあるようです。

北野「行列のできるカフェに20代の部下と並んでいく50代半ばのおっさんって勇気あるなぁ。オレ、絶対ようせんわ。
周りが若い女性ばかりで、わちゃわちゃしている流行りの店でしょう?気後れしますわ。俺ならウーバーイーツに頼みたいわ」

若い女性の中におじさんがポツンといるのもかわいいものです。

ギャンブルやめてしまえ!

続いてはギャンブルでのちょっと悲しいこと。

「先週の競馬G2マイナーズカップ、7頭立て3連複投資金額3500円。やった、的中!回収1400円。
当たったけど半分も返ってない。

複雑な気持ちになると、次男が『相変わらず夢のない買い方しとるな。そんな買い方しかできんのならギャンブルやめてしまえばええねん!』。返す言葉もないです」(Cさん)

北野「僕も先週、トータルマイナス500円で終わって、ほっと胸をなでおろしてましたけどね。ちっちゃ。儲けたいんじゃないのか!」

氏田「やめてまえ(笑)」

お母さんだって、

最後は女性からのちょっと悲しい投稿。

「以前、私が20代の息子に『どんな女の子がタイプなの?』と聞くと、息子はしばらく考えて『しっかりした子がいいな。特に可愛くなくちゃイヤだ、とかはないよ』と答えてくれました。

息子は続けて『別に見た目にはこだわってないよ。普通ならそれでいいと思う。それにお母さんだって、別に美人ってわけじゃないからね』」(Dさん)

北野「いやいや(笑)」

氏田「それ必要だった?(笑)」

Dさんの投稿は続きます。

「事実、あなたのお母さんは美人でもないし可愛くもないよ。
でも、愛する息子に嘘でも『お母さんはかわいいよね』と言ってて欲しかったよね。いくら真実でも口に出さない方がいいことがあるんだぞ。お母さんは悲しかったぞ」

北野「これいらんかったよね。息子は何をどう考えたんやろかね。見た目にこだわってないことを強調したかったために、お母さんが引き合いに出されたんだ。悲しいね…」

悪気がないのはわかりますが、最後のひと言、いらんかったですね。

"奴ら"からの回答

ところで、最初のAさんの投稿に、"奴ら"のひとりからリアクションがが寄せられました。

「その通りです。僕が鏡をずらす"奴ら"です。正解です。鏡ずらして見せます。
あまりじっくりではなく、後ろ鏡、パッと開いてパッと閉じます。
あまり激しいとサイドだけ見せます。次回の来店につなげるためです。
誠さん、当たってます」(Eさん)

ちょっと悲しいですが、当たりです。
次に来店する時は、"奴ら"の鏡の見せ方に要注意です。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2023年04月28日14時52分~抜粋

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