北野誠のズバリ

愛犬も結婚式に参加できる!ハラハラドキドキ「リングドッグ」体験記

4月3日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、月イチのご意見番として登場した戸井康成が、娘の結婚式で「リングドッグ」を行ったと報告しました。

リングドッグとは、愛犬に指輪を運んでもらう演出のこと。しかしワンちゃんにとって、結婚式の会場は完全に異空間そのものです。果たして戸井家の愛犬は、新郎新婦の元まで指輪を上手に運べたのでしょうか。

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リングドッグOKな式場

先日、娘さんがめでたく結婚式を挙げた戸井。バージンロードも緊張したものの、戸井がそれ以上に心配していたのは、愛犬の「リングドッグ」でした。

これは娘さんたっての希望で、式場は「リングドッグの演出が可能なところ」で探したほど。

戸井「だけど、フランダースの犬みたいな大型犬じゃないのよ、ウチの犬」

戸井家の犬はチワワ。潤んだ大きな目が特徴の小さなわんこに、新郎新婦用の2つの結婚指輪を運ぶという大役が任されたのです。

指輪の入ったボックスを首にぶら下げるわけにも、くわえさせるわけにもいかず、犬用のタキシードの背中に強力なマジックテープで貼り付けることになったといいます。

「おいでおいで」の練習もむなしく

本番に向けて、自宅のリビングで「おいでおいで」の練習です。

戸井家のリビングは5メートル。家族が「おいでおいで」をすればちゃんとやってきますが、実際のチャペルは20メートルです。

戸井「一番後ろから、新郎新婦がいる壇上まで歩かせるわけですよ。大丈夫かなと思って。知らない場所、知らない人ばかり」

犬にとっては、かなりのアウェイ。そんな環境で、果たして本当に歩いてこれるのでしょうか。

いよいよ当日。愛犬は挙式の直前まで式場には入れないため、ペットシッターさんと車の中で待機します。

花嫁とバージンロードを歩いている間も、愛犬がちゃんと指輪を運んでくれるかどうかが心配で、気もそぞろだったという戸井。

「もし犬が歩かなかったら、エサで釣って前の方に来られるように」と、新婦側の出席者には事前にエサを渡してありました。かなり用意周到です。

まるでラグビーボールのように

ついに本番です。ペットシッターさんがゲージの蓋をパッと開けても、愛犬は微動だにしません。

呼んでも出てこないため、ゲージの箱を崩し、ペットシッターさんが愛犬を抱きかかえて
床に置きました。

戸井「『さあ歩け!』って言って、一生懸命こっちから呼んでるんですけど、全然動きもしない。戸井側の出席者の皆さんがしゃがみこんで、30人ぐらいでエサで釣るんですけど」

それでも愛犬は全く動きません。結局、あわてた戸井の息子が愛犬の元に駆け寄ります。

戸井「ラグビーワールドカップの人みたいにね。抱えて壇上まで連れていくという」

ドタバタしたものの、その場は笑いに包まれたいい雰囲気だったといいます。

静寂に響き渡るビリビリ音

いよいよ、愛犬の背中から指輪の入ったボックスを外して渡すという段階になり、会場は静寂に包まれました。

戸井「静かになったところに、響き渡るマジックテープビリビリビリビリっていう音(笑)強力なのをくっつけてたから」

こうして、指輪は無事に新郎新婦の元にやってきたのです。

戸井「本来、花嫁の父親って感傷的になって、感動的なエピソードとか出てくるんじゃないすか?全然そんなこともなくですね…とりあえず無事に終わったという安堵の方が。無事かどうかもわからんけどね」

北野「今の話は、いわゆる企画ミスやな」

戸井の胸を容赦なくえぐる北野。

「やれてないけど、やったんやなー」

戸井「アハハハハハ!いやいや、やめておいてあげて!ウチの娘はそれがやりたくてその式場を選んだんだから!」

北野「やれてないやん」

戸井「やれてない。やれてないけど、やったんやなーっていう…」

北野「やれてないやん、企画ミスやんけ!息子の背中に縫い付けたらよかった」

シビアな北野に、「後で聞きます!その話は。やれてませんでした…」としょんぼりする戸井でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2023年04月03日15時24分~抜粋

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