北野誠のズバリ

男性は自分の言ったことを覚えていないのか?

3月24日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「今さら言われても…」です。

入ったばかりの居酒屋ですぐ「ラストオーダーです」と言われる、「実は連帯保証人になっていた」の告白…日常の小さなことから人生の大きなことまで「今さら」と感じることがあります。
中でも男女間のメールが多かったようです。

北野誠と大橋麻美子がメールを紹介します。

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老後は田舎ぐらし?

最初のメールは、奥さんがふともらしたひと言がご主人の心に残っていたようです。

「小さな庭ですが、少し芝を剥がして土を入れ替え、家庭菜園の畑を作っています。『毎週、週末に頑張ってるけど、今度の女はそういうのが趣味ですか、あ~ん?』と妻に言われました。

『何言ってるんだ、老後は田舎暮らししたいと言ったから、今年から始めたんじゃないか』と言ったら、『え、私があなたと田舎暮らし?言った?うっそー』と言われました。

芝を剥がして今さらやめられないので、老後はひとりで田舎に住みます。『ズバリ』のメールで生存確認をお願いします」(Aさん)

北野はAさんの気持ちになって「お前が言うたんや、田舎暮らししたいって!」と激昂し、「わー嫌やわ。男ひとりの田舎暮らしってつらいよー」と嘆きます。

ひとり農業、意外と気楽でいいかもしれませんよ。ふたりでも気持ちが通わないと寂しいですからね。

別居したい

こちらは逆に、自分の言った大事なひと言を忘れたご主人の話です。

「嫁いだ日から、私を嫁という名の女中扱いする義理の母。
同居して即、義理の父が亡くなり、淋しさもいらだちもすべて私に向けられ、『はい』という返事以外は口答えと言われ、数年後に『もう別居したい』と言った私に『そうか仕方ないな、俺は育ててもらって感謝はないけど、産んでもらった恩はある。ひとりにはできないから別に暮らすか』と言った主人。

好きで一緒になったので主人も腹をくくっているんだと覚悟を決めて30ウン年。主人は『お前が出たいと言ったら別居したのに』。
あの時のあの言葉。聞くと『そんなことを言った覚えはない』と。今さらか!

歩くのもおぼつかなくなった義理の母を置いて今さら別居なんてできるかい! 最後は夜中に鈴の音で呼び起こされる日々を何か月か過ごしました。家で見ることが大変になり今は施設にいてくれています。

今さらと思うことがありましたが、あの日々があったから、今の好きな時に買い物に行ったり、思いついてこどもと出かけたりできる日々を本当にありがたく思って過ごしています。戻りたいとは思いませんがそれも私の人生だったのかな」(Bさん)

過ぎた30ウン年は長いですが、心やさしいBさんです。

男は言ったことを覚えていない

田舎暮らしの話を覚えていない妻、『別に暮らすか』と言ったのを覚えていないご主人。どちらも夫婦間の「言った言わない」のすれ違いの話です。些細なことを重く覚えていて、大事なことを忘れてしまっています。

これを機に大いに言いたいことがあるという大橋。

「男性って覚えていないことが多いですね」

北野「それはよく言われます。いっつも私の言ったこと覚えてないよねと。だから、オレ、脳がちっちゃくなってるねんと言う」

大橋「なんでしょうね。興味がないからスルーされてるのかなと最近は思うようにしてるんです」

北野「土曜日の晩とか日曜の午前中に覚えてないのは、ほとんど競馬のことしか考えてないからかな」

大橋「男性はシングルタスクだからしょうがないという理論もありますね。競馬を考えるとそれしかできない。自分で言ったことも忘れる」

北野「土曜に新幹線乗って、缶ビール開けて、競馬新聞を広げた時からずっと頭が競馬のことだけ。飯食ったりしゃべってても、頭のどこかで『金曜の予想したやつな…』と考えている」

大橋「そして、自分発信のことばさえ忘れてしまう。女性はちゃんと覚えている」

北野「いたい、いたい、いたい」

大橋「もめますよ」

北野「もめますねー」

大橋の「男は言ったことを忘れる」理論を、どこまでも否定できない北野でした。
(みず)
北野誠のズバリ
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2023年03月24日15時03分~抜粋

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