北野誠のズバリ

バブル期の思い出「ハワイと言えば乳ビンタ」

3月3日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「焦りました」。

大橋麻美子は一見落ち着いているようですが、先日、財布をなくして非常に焦ったそうです。そこからでてきた今回のテーマ、寄せられたメール。そして北野誠の口から名言が生まれました。

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ハワイで「乳ビンタ」

発端はAさんからのメールです。

「若い頃の海外旅行の出来事。友達とハワイに行った時、暑いからビールがんがん飲んで、相当酔っぱらって行った先がストリップ小屋です。

時代はバブルの残り香のある円高の頃です。金払いのよい日本人はカモだったのでしょうね。ストリップ初体験のツレがあれやってみたい、というのが他のテーブルでやっていた『乳ビンタ』」

乳ビンタとは衝撃的な言葉です。しかし、想像すれば何となく意味はわかります。

北野「ストリップ小屋といっても舞台の上でなくて、いろいろなところがあるポールダンスみたいな感じや。各テーブルに女の子がおるというやつや」

オッパイ、パチパチ、OK?

Aさんのメールは続きます。

「海外に行ってパツ金のおねーちゃんの乳なんて、めったに触れるもんでないし。乳ビンタなんて英語でなんというかわからないけど、『オッパイオッパイ、パチパチ。オッパイオッパイ、パチパチ、OK?』と身振り手振りで表現したら、すぐ理解したのかツレにやってくれました。

すっかり興奮したツレ、相場より高額のチップを渡したのか、『アイツら金持ってる』とばかりにストリッパー嬢が自分らのテーブルにわんわん上ってきては、そのツレに乳ビンタ。しかも6人も7人も。ストリップ小屋でだいぶ金を使ってしまいました。

その日は旅行の6日間のうちの2日目。気がつけば、我々はドルを巻き散らかして、スッカラカン。
翌日から朝昼晩はABCストアで買ったサンドイッチかおにぎりになりました。俺たちはハワイに何をしに来たのでしょうか」(Aさん)

友人の話にしていますが、Aさん御一行は皆さん乳ビンタの洗礼を授かったようです。

後日談

「その乳ビンタ話には後日談があります。そのツレが何年か後に結婚して、新婚旅行にハワイに行ったそうです。『おい、ハワイ新婚旅行に行って、ちゃんともういっぺん乳ビンタやってきたで』とうれしそうに言っていました。

しかし、新婚旅行で嫁をどっかにおいて、ストリップ小屋で乳ビンタしてもらいたかったんか。どういう奴や」(Aさん)

大橋「新婚旅行で…。一回目の豪遊で懲りなかったんでしょうね」

北野「いや、憧れのハワイ航路だったんでしょうね。“ハワイといえば乳ビンタ”」

大橋「これやっとかな」

北野「そんな日本人、少ないと思いますけどね」

これがハワイ「乳ビンタ」事件です。

突然の訪問

タイミングというものはあるもので、ラジオを聴いていると急に人が来る時があります。
そんな時に焦ったエピソードです。

「ほんのついさっき、イヤフォンなしで番組を聴いていたら、突然銀行の担当の方があいさつに来られました。
担当替えで次の担当は若い女性。タイミング悪かったら『乳ビンタ』の連呼を聴かれるところでした」(Bさん)

北野「“ハワイといえば乳ビンタ~”、こんなん聴かれなくないですよね」

すっかりこのフレーズがお気に入りになった様子の北野。

イヤフォンが外れて

イヤフォンというのは油断なりません。自分の世界に入っているつもりが、ダダ漏れのケースがあります。

「一日中テレビをつけている病み上がりの旦那を横目に、ラジオにイヤフォンつけて番組を聴いていました。
息がつまりそうなので、それが唯一の楽しみで、ニタニタしながらこっそり楽しんでましたら旦那の視線がこちらに。

イヤフォンがちゃんとラジオにはまってなくて、ラジオからダダ漏れでした。焦りました。旦那の悪口を投稿してなくてよかった」(Cさん)

北野「こういう時に限って、“ハワイといえば乳ビンタ~”。『お前何聴いてるんや!』となりますね」

…と筆者がヘッドフォンを外して書き起こしをしている時に、旦那が部屋へ。そこへ北野の“ハワイといえば乳ビンタ~”の声。
もう平然と真顔で仕事を続けるしかありません。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2023年03月03日15時09分~抜粋

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