『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、「山内彩加のあやカルチャー☆」のコーナーでは、山内彩加アナウンサーが毎週、興味のあることや気になることを報告しています。
1月26日の放送では、覆面ホラー作家でYouTuberの「雨穴(うけつ)」さんのベストセラー『変な家』と『変な絵』について語りました。
「不動産ミステリー 変な家」
年齢・性別は不詳。全身黒いタイツに、白い仮面をつけたスタイルで活動している雨穴さん。
YouTubeチャンネル登録者数は約80万人。動画「不動産ミステリー 変な家」 は1,240万回再生を記録しています。
この動画で最初に登場するのは、「あなたはこの家の異常さがわかるだろうか」という文字と、1階と2階の間取り図。
一見どこが変なのかはわかりませんが、「あれ?この部屋なんで扉が二重なんだろう」というところから謎がスタートしていきます。
YouTubeチャンネル登録者数は約80万人。動画「不動産ミステリー 変な家」 は1,240万回再生を記録しています。
この動画で最初に登場するのは、「あなたはこの家の異常さがわかるだろうか」という文字と、1階と2階の間取り図。
一見どこが変なのかはわかりませんが、「あれ?この部屋なんで扉が二重なんだろう」というところから謎がスタートしていきます。
「似すぎてて怖い!」
雨穴さんが、不動産屋さんに電話している様子を北野誠が再現します。
雨穴さんはボイスチェンジャーを使って自分の声は女性の高い声に、不動産屋さんの声は低くくぐもった声に変えています。
雨穴さん(女性の高い声)「こんにちは!あの、この家のことなんですが…」
不動産屋さん(低くくぐもった声)「あーその家なんですがねー、不動産屋の私もね、ちょっとおかしいと思ってたんですよ」
北野の演技に「似すぎてて怖い!」と大笑いの山内。
雨穴さんはボイスチェンジャーを使って自分の声は女性の高い声に、不動産屋さんの声は低くくぐもった声に変えています。
雨穴さん(女性の高い声)「こんにちは!あの、この家のことなんですが…」
不動産屋さん(低くくぐもった声)「あーその家なんですがねー、不動産屋の私もね、ちょっとおかしいと思ってたんですよ」
北野の演技に「似すぎてて怖い!」と大笑いの山内。
手汗で本がぐしゃぐしゃに
雨穴さんはYouTubeで「結果はどうなるの!?」と思わせておいて、ネタバレは『変な家』へと誘導し、結果この本は大ベストセラーとなりました。
この雨穴さんの新作が『変な絵』です。
「“家”はもちろん面白かったんですけど、私は“絵”のほうが怖かった」と山内。
恐怖で手汗がベチョベチョに出てしまい、本はぐしゃぐしゃ、カバーもふにゃふにゃになってしまっていたんだとか。
山内は「スケッチ・ミステリーが好きな方はぜひ読んでほしいんです!」と、うれしそうに薦めました。
この雨穴さんの新作が『変な絵』です。
「“家”はもちろん面白かったんですけど、私は“絵”のほうが怖かった」と山内。
恐怖で手汗がベチョベチョに出てしまい、本はぐしゃぐしゃ、カバーもふにゃふにゃになってしまっていたんだとか。
山内は「スケッチ・ミステリーが好きな方はぜひ読んでほしいんです!」と、うれしそうに薦めました。
誰でも楽しめる作品
雨穴さんの本を2冊読んだ山内が思ったのは、「とにかく絵や図が多い」ということ。
3章はかなり難しい謎解きやトリックが出てきますが、図やイラストを多く用いて解説してくれているので、理解することができたといいます。
「途中で読者が飽きないようにしているんですよね」と北野。
小説好きの人も、小説を普段読まない人も、マンガ好きの人も楽しめる作品なんだそう。
動画で興味を引き、「続きは本で」という売り方も「うまい!」「新しい」と絶賛する北野と山内。
3章はかなり難しい謎解きやトリックが出てきますが、図やイラストを多く用いて解説してくれているので、理解することができたといいます。
「途中で読者が飽きないようにしているんですよね」と北野。
小説好きの人も、小説を普段読まない人も、マンガ好きの人も楽しめる作品なんだそう。
動画で興味を引き、「続きは本で」という売り方も「うまい!」「新しい」と絶賛する北野と山内。
雨穴さんの原点は
「雨穴さんは何者なのか」と気になった山内は、ある記事を見つけます。
それは山内が大好きな作家・浅倉秋成さんの著書、昨年の本屋大賞にノミネートされた『六人の嘘つきな大学生』を読んで、雨穴さんが小説の書き方を学んだという内容でした。
「だから浅倉先生っぽさもあったり、わかりやすく展開していくんだ」と納得したという山内。
雨穴さんのYouTubeも、15分につき3個ぐらいの謎がつながっていく感じが、まさにこの『六人の嘘つきな大学生』と同じだといいます。
それは山内が大好きな作家・浅倉秋成さんの著書、昨年の本屋大賞にノミネートされた『六人の嘘つきな大学生』を読んで、雨穴さんが小説の書き方を学んだという内容でした。
「だから浅倉先生っぽさもあったり、わかりやすく展開していくんだ」と納得したという山内。
雨穴さんのYouTubeも、15分につき3個ぐらいの謎がつながっていく感じが、まさにこの『六人の嘘つきな大学生』と同じだといいます。
古いようで新しい戦略
山内は「それを知りたいから読み続けちゃうっていう手法が、まんまこの『変な絵』にも投影されていたので。浅倉先生が好きな方は絶対にはまると思います!」と断言しました。
「リアル脱出ゲーム」のような、体験型の謎解きに参加している感覚で読める「新しいエンタメ」です。
YouTubeで名前と顔を売ってから本へ促す発想と戦略が、「古いようで新しい」と北野も絶賛。
あなたもその戦略に、まんまとはまってみませんか?
(minto)
「リアル脱出ゲーム」のような、体験型の謎解きに参加している感覚で読める「新しいエンタメ」です。
YouTubeで名前と顔を売ってから本へ促す発想と戦略が、「古いようで新しい」と北野も絶賛。
あなたもその戦略に、まんまとはまってみませんか?
(minto)
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