北野誠のズバリ

大阪のおばちゃんが語る恐怖の言葉「ほんでダンナ死んだらなんぼ?」

10月7日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では「知らんけど」で終わるメールを募集しました。

大阪人は語尾によく『知らんけど』つけます。
北野によると、大阪人がこれを言う時はネガティブ、つまり他人の悪口陰口を言って、最後に「知らんけどな」と言うそうです。
自分が言っているわけじゃない、関係ないというニュアンスだそうですが、最近の若者はライトな感覚で使っているようです。

北野誠とアシスタントの大橋麻美子がメールを紹介します。

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ビール瓶で股間を

たくさん寄せられたメールの最後の方を紹介します。

「中学生の頃『エロ本に股間をビール瓶で叩くと、硬くて大きな股間になる』と書いてあったので、いつか訪れる実践を考えて、毎晩叩いていました。
おかげで温泉にいっても堂々と入れるくらいの大きさになりました。股間の大きさに悩む男性陣、今からでもビール瓶でたたくと大きくなるかもしれませんよ、知らんけど」(Aさん)

北野「これ、全然関係ないですよ。昔、キックボクサーが脛を鍛えるためにビール瓶で叩くというのがあって、それで脛が硬くなるのなら、という根も葉もない噂です」

中学生の頃は、なんでも信じてバカなことをやってしまう時期かもしれません。

お金があれば9割は解決

この話の少し前に、東京と大阪のおばちゃんの違いについて、生命保険に入る時、東京の主婦は「これだけの保証付きだと支払いはいくらになりますか?」と聞きますが、関西のおばちゃんは「ほんでダンナ死んだらなんぼ?」と言う、という話題がありました。

北野「これ絶対言う!『ここだけの話、ダンナ死んだらなんぼ?』とか」

大橋「ド・ストレートですね。大阪の人は結果だけ気にするのね」

この会話について、本物の大阪のおばちゃんからメールが寄せられました。

「旦那が死んだらなんぼ入るんって、大阪の人しか言わないんですか。知らなかったです。
昔、働いていたパート先、50~60代の女性がほとんど。当時私は20代。
おばちゃん同士の会話は、『ダンナ、早よ死なへんかな、コロッといって欲しいわ、ダンナが死んだら保険金どのくらい入るねん』。

本当にびっくりしました。好きで結婚してなんでそんな風になるんだろうと。まだ夢を抱いていた私には理解不能でした。
そのおばちゃんが私に言った言葉、『お金があれば夫婦の問題の9割は解決するで、知らんけど』。

当時私は、え、愛じゃないのと思ってましたが、48歳になった今はそのことばの意味がよくわかります」(Bさん)

大橋「素晴らしい名言です」

「お金があれば夫婦の問題の9割は解決する」、これから結婚するカップルに聞かせたいことばです。

1582

おっちゃんやおばちゃんはちょっと違う生き物なのでしょうか。

「診察のため病院に行きました。私の診察番号1582と出たので準備して待ってると、私の席の前に座っていたスキンヘッドのおじさんが振り向いて、私に話しかけてきました。

『あの1582の番号、知っとるか?』

にやにや笑いながら、『あの番号、織田信長が死んだ年やねん』。縁起でもない、ここは病院。いま言う必要あるのか、そんなん知らんけど」(Cさん)

北野「おっちゃんいつか言いたかったんやろうな」
大橋「歴史好きなんですね」

言わずにおれなかったと思うと、かわいい気もします。

ちょっとした時

最後は誰もが体験することです。

「アパレルショップで、『お客様、そのジャケット、ちょっとした時に便利ですよ』と、いっつも言ってましたけど、ちょっとした時ってどんな時?知らんけど」(Dさん)

大橋「ちょっとしたお出かけに、とか言いますね」
北野「ホームパーティに呼ばれた時ね。呼ばれんし、行きたくないし。気をつかう。まずやらん。後片付け面倒くさい」

大橋「それは確かにそう」

今度「ちょっとした時」と言われたら、「どんな時ですか?」と聞き返してみましょうか。「例えばこんな時です」と言われて納得したら買うしかないです、知らんけど。
(みず)
北野誠のズバリ
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2022年10月07日15時48分~抜粋

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