北野誠のズバリ

村上宗隆選手に続け!来年の長距離砲の背番号は「56番」で決まり?

ヤクルトの村上宗隆選手が、3日に神宮球場で行われたDeNAとの試合で王貞治さん超えの56号ソロホームランを放ち、日本人最多本塁打記録を塗り替えました。

村上選手はさらに首位打者、ホームラン王、打点王の3つのタイトルも獲得!「三冠王」が誕生したのは18年ぶりのことで、22歳での達成は史上最年少です。

10月8日放送の『北野誠のズバリサタデー』(CBCラジオ)では、北野誠、戸井康成、原健之弁護士の3人が、村上選手のこの偉業を称えました。

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プロ同士の熱い戦い

「今年1年、村上の年だった」と語る戸井。

開幕した当初は佐々木朗希投手の完全試合や、5度のノーヒットノーランもあり「投高打低」といわれていましたが、終わってみれば村上選手のひとり勝ちともいえます。

北野は村上選手の偉業達成の裏には、DeNAの粋なはからいもあったと考えているようです。

北野「順位が確定してたから、“ハマの番長”の(三浦大輔)監督が、『全部勝負してもかまわん!』と言ったのは、えらいと思いますね」

監督命令は絶対。三浦監督がもし敬遠を命じていれば、今回の偉業達成はありえませんでした。

戸井「ピッチャーも、今後のCSのことを考えると『あんまり調子づかせてはいかん』と思いがちですけど。そこを真っ向勝負でね」

プライドをかけたプロ同士の熱い戦いがそこにはありました。

漫画でも描けない「56号」

シーズン最終戦の最終打席での56号達成に、ヤクルトの高津臣吾監督は「シーズン最後で56本を打つなんて漫画でも描けない」と、その驚きを表現しました。

戸井「ホームラン記録だけならもっと打ててたかもしれないですね。ただ三冠がかかってたので、打率のこともあったから。落とせないからあまり一発ばかり狙えないっていうね」

ホームランと同時に打率も考えなければならなかったため、記録の達成は本当に難しいものであったようです。

戸井「あと僕思ったのは、各チームの長距離砲って背番号55を付けてるケースが多いじゃないですか」

「王さんの55本を抜ける逸材」という期待の表れで、各チームのホームランバッターは背番号55を付けることが続いていました。

戸井「それを見事に答えた55番が村上ということになりましたんで。来シーズン以降入団する新人たちのの長距離砲は56番を付ける可能性もね、出てくるかもわかりません」

来年は背番号「56」に注目??

年俸は「ヤクルト〇本分?」

北野「こうなったら、村上選手がいつメジャーに行くのかってなりますよね」

戸井「出た!ヤクルトもいくら年俸を払えばいいのか、となるし」

北野「どっちみち、あと何年かしたら出ますよ、22やで。ヤクルト側からも『高いときに売りましょ』と。『これでヤクルト何本分か』というところや」

戸井「ねえヤクルトで計算するのやめてくれる?1本いくらか知らんけども(笑)」

北野「たまに大谷(翔平)選手の『時間給なんぼ』ってやめよ!」

戸井「タイムカード押してないからね、大谷は」

北野「ヤクルト何本分もやめよ!」

年俸の話は、いやが上にも盛り上がります。

幸せを呼ぶ「油淋鶏」

村上選手が放ったホームランボールを見事にゲットしたのは、中学3年生の少年でした。

少年は、外野席で販売している球場メシ「元山選手の油淋鶏(ユーリンチー)」を買うため外野に移動し、村上選手の打席をスタンドで観戦。そのタイミングでボールが飛んできたといいます。

からあげが大好きな原弁護士は「さすがですね!油淋鶏が導いてくれたんですね。幸運まで呼んでくれるんわけですね!」と、とにかくうれしそう。

このホームランボールは、村上選手の直筆サイン入りのバッティンググローブと交換になりました。

3億円の家の1部屋もらえる?

ヤクルトのスポンサーで住宅メーカーのオープンハウスは、村上選手に「3億円の家」を贈るとしています。

戸井「3億円の家の1部屋ぐらい(少年に)あげればいいのに!」

北野「なんでや!油淋鶏買いに行って、たまたま取ったやつに1部屋あげたらややこしいやろ」

戸井「『やった!油淋鶏もゲットしたし、ボールもゲットしたし、1部屋ゲットしたぜ!』みたいにならんの?」

3億円の家は両親にプレゼントすると知り、口々に「親孝行…」とつぶやいた3人でした。
(minto)
 
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2022年10月08日10時11分~抜粋

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