北野誠のズバリ

文化祭にメイドカフェ!父は何を期待し、何に失望したのか?

思っていたのと違う、期待していたのに裏切られた…人生ではよくあることです。思い込みが激しい人は、特にこういった経験をすることが多いのではないでしょうか。

9月14日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)この日のテーマは「おっしゃる通り、だけどね…」。リスナーAさんは、息子の高校の文化祭で2つの過ちをおかし、「行かなければよかった」とげんなりしてしまったようです。

Aさんは一体どんな思い込みをしてしまったのでしょうか?

[この番組の画像一覧を見る]

まるで三者面談

先週末、Aさんは奥さんと一緒に息子さんが通う高校の文化祭を訪れました。

久しぶりの学校ということもあり、張り切ってカッターシャツにスラックスに着替えたAさん。しかし、奥さんからは「あんたさぁ、文化祭よ。三者面談に行くんじゃないんだから」と笑われてしまいました。

それでも「大学ならともかく、高校の学園祭なんだからきちんした格好の方がいいだろう」と譲らなかったAさんは、そのまま息子さんの高校へ向かいました。

しかしそこでAさんを待っていたのは、思いがけない光景だったのです。

「先生ですらラフな格好をしていて、私は浮きまくっていましたわ。息子からも『何?その格好。見たことない!』とゲラゲラ笑われました」(Aさん)

Aさん、まずは服装で失敗してしまったのです。

模擬店は長蛇の列

気を取り直して、保護者案内のパンフレットを眺めたAさんは、ある模擬店から目を離せなくなりました。

それはなんと、まさかの「メイドカフェ」です。

「えっ?女子高生のメイドがいるの?これは参観させてもらわなくては!」

こう思ったAさんは、奥さんを連れて早速メイドカフェへと向かいました。

「模擬店は長蛇の列です。さすが現役女子高生のメイド喫茶。最初、高校の文化祭なんて気乗りしなかったけど、来てよかったわ。現役JKがメイドをやるってすごいねぇと思いました」(Aさん)

喜びを噛みしめるAさん。
この後とんでもない悲劇が待ち受けているとは、Aさんはまだ知る由もありませんでした。

パンフレットに書いておいてくれ!

「ようやく順番がきて席に付くと、『お帰りなさいませ!ご主人さま』と出てきたのは、メイドに仮装した男子高校生でした」(Aさん)

Aさんの期待はもろくも崩れ去りました。

「嫁さんに『あんた、女子高生が出てくると思ったんでしょ。アホじゃないの?高校でそんなマジのメイドカフェなんてするわけない!いやらしいこと考えてるねぇ、あんた』と言われました…」(Aさん)

ふんだりけったりのAさんに、「ハハハハ!」と高笑いの氏田朋子。

「確かにおっしゃる通りだけど、それならそうとパンフレットに書いておいてくれ!そんなメイド男子と記念撮影してご満悦な嫁さん。本当に私にとっては不完全燃焼な文化祭でしたね。行かなければよかった」(Aさん)

Aさんにとっては、踏んだり蹴ったりの一日となってしまいました。

「やらしい男は頭回らんねん!」

北野「さすがに現役JKのメイドカフェはあかんでしょ。男性がやるからシャレっぽくて、みんなで遊んでられるんでしょうね」

氏田「そこまで頭が回れへんかったんやなー(笑)」

北野「やらしい男は頭回らんねん!」

氏田「だからその列ができるんやなー」

少し考えてみればわかりそうなことですが、高すぎる期待が冷静さを失わせたようです。

もしかするとこの日、「メイド喫茶」という甘美な響きに惑わされた結果、Aさん同様に嘆いた男性がたくさんいたかもしれません。
(minto)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2022年09月14日15時09分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報