北野誠のズバリ

「1本10万円」「合体したまま休憩」。元AV女優が業界を赤裸々告白!

『北野誠のズバリサタデー』東海地方を中心に活動するお笑い芸人・太廊が気になる場所や人をレポートする「工作員潜入レポート」のコーナー。

8月6日の放送では、友人のCさんから「実は元AV女優だった」と打ち明けられた太廊が、Cさんへのインタビューを行いました。

AV女優になったきっかけ、撮影中の苦労やギャラなど、知られざる世界の知られざる話がたくさん飛び出しました。

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セクシーとは真逆の地味な女の子

今回太廊が話を聞いたのは、5年前に知り合い、当時よく一緒に遊んでいたCさん(29歳)。

Cさんと久々にLINEをしていた太廊は、突然「隠していたことがある」と、CさんからAV女優だった過去を告白されました。

「〇〇で検索してみたら出てくるから!」と芸名を告げられ、半信半疑で検索エンジンにその名前を入れてみると、そこには無数のAV作品が出てきたのです。

普段のCさんは、太廊いわく「セクシーとは真逆の地味な女の子」。
衝撃すぎて言葉を失った太廊でしたが、「こんな機会はない」と頭を切り替え、Cさんに電話で取材をさせてもらうことにしました。

デリヘルスカウトとの出会い

AVデビューのきっかけについて尋ねる太廊に、Cさんは「実は、元々デリバリーヘルスの仕事をしていたんだよね」と、さらなる衝撃発言。

21歳のころ、当時付き合っていた彼氏と別れたCさんは、出会い系アプリでデリヘルのスカウトと出会います。

身体が弱く派遣の仕事を休みがちだったCさんは、そのスカウトから「デリヘルなら高時給で体調が悪かったら休んでいいよ」と言われ、「まあ、やってみよっかな」という“ノリ”でデリヘルをスタートしました。

「おとなしい見た目からはギャップがありすぎる言動。人は見た目によらないな」と、Cさんの過去に度肝を抜かれた太廊。

「この子は絶対にAVで売れる!」

転機はCさんが23歳の時。デリヘルの社員さんが「この子は絶対にAVで売れる!」と、大手AV事務所に勝手にCさんの履歴書を送付したのです。

そしてCさんは見事合格。社員さんからは「断っていいよ」と言われたものの、「ちょっとおもしろそうだからやってみようかな」と、Cさんは再び“ノリ”を発揮しました。

面接を経て東京の大手事務所に所属したCさんは、華奢で童顔な見た目を生かして「ロリータ系女優」として売り出されることになったのです。

ここまで強引な勧誘は一切なし。あくまでも「私がやりたいと思った」とCさん。

「『気づいたらAV撮影だった』などの被害にあった人はいるかもしれないけど、私が所属していたのは大手事務所だったから、想像以上にクリーンだった」とのこと。

地道なあいさつ回り

所属事務所から各AVメーカーにプロフィールを送付し、あいさつ回りに行きます。タレント事務所と同じように地道な売り込みが必要な世界です。

メーカーから撮影のオファーが入ると、直近1か月の住所がわかる身分証明書を毎回提示し、場合によってはさらに面接。これらを経て、ようやく撮影に入ります。

名古屋在住のCさんは、撮影のある時だけ東京の寮に1週間滞在し、その間に撮影を詰め込んでいました。

「新人だから」「あいさつに来てくれたから」と最初は仕事をもらえますが、ここで気に入られるかどうかで、その後の仕事量が決まります。

「勝手にやらせられて、やめられない」というよりは、「人気がなかったらいいよ」という世界。タレント同様にアピールが必要な仕事なんだそう。

「もうすぐクライマックス」でも休憩

撮影は多い時で月に20本。単体女優ではなく「企画モノ」に出演していたため、ギャラは満足できなかったといいます。

1本10万円で事務所が1割取るため、Cさんのギャラは9万円。20本撮れば180万円ですが、「もっともらっていいかなって思うほどハードだった」とCさん。

「カット割りがやたら多い」「女優さんの休憩時間が長い」ため、撮影は丸1日または2日がかりで行うことも。

特にロリ系のCさんは「複数人から激しく」というストーリーが多かったため、変な態勢で身体はバッキバキ、激しすぎて酸欠になってしまうこともあったといいます。

「もうすぐクライマックス」という時にも中断して休憩を取るため、撮影再開時はすべてのものを寸分たがわぬ位置に戻してから再開していました。

まさに大相撲の水入りと同じです。

南国女性役で撮影「シャチョサン」

「その間って男優さんのテンションどうするの?」と不思議に思った太廊。Cさんによると「男優さんのモノを維持させるために、合体したままの状態で休憩をする」んだそう。

「休憩にならんやろ!」と驚く太廊に、「慣れ」とCさん。寝っ転がったままお菓子を食べたり、水を飲んだりして、一息ついたらそのまま動き出していたといいます。

そしてこんな話も。

プライベートの旅行で日焼けしたあとに面接を受けた時、メーカーから「ちょうど南国をテーマに撮りたかった!」とオファーを受けたCさん。

「リゾート系かな?」と思いきや、南国の現地の女性として出演することになり、言葉をいくつか覚えさせられ、「シャチョサン」と片言の日本語で演技をする羽目になったといいます。

CさんのAV女優人生は、2年で終了しました。

「AVの仕事はどうだった?」と太廊が尋ねると、Cさんは「本当に楽しかったし、十分なお金ももらったけど、もう体力の限界。若くないと無理だわ…」とこぼしていたそうです。
(minto)
 
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2022年08月06日11時09分~抜粋

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