北野誠のズバリ

松原タニシ、刺殺された“鬼畜系”ライター・村崎百郎さんを口寄せしてもらう

事故物件住みます芸人の松原タニシは、青森県八戸市に住む「最後のイタコ」の元を訪れました。

その目的は、12年前に暴漢に襲われてなくなったライターの村崎百郎さんを口寄せしてもらうため。
村崎さんの妻で漫画家の森園みるく先生も同行しました。

7月26日放送の『北野誠のズバリ』では、この時のイタコさんの口寄せの様子や、その驚きの内容について語りました。

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森園みるく先生からの相談

「旦那の13回目の命日にイタコさんに会えば、旦那を降ろしてもらうことができるのでは?」

森園先生からこう相談された松原は、昨年恐山を訪れた際に出会った「最後のイタコ」に連絡を取りました。

前回、松原がこのイタコさんに口寄せをしてもらったのは、30年前に亡くなった祖母。

「事故物件に住んでいる」と話した松原に、おばあちゃんは「死者に興味を持っても、こっち側に来ちゃダメ。あなたは今を精一杯生きなさい」「どうしても死にたければ、『鬼滅の刃』を見なさい」と勧めてくれていました。

なぜかラップ調

村崎さんの命日と名前を書き込み、口寄せが始まります。

イタコさんは大きな数珠を「シャカシャカシャン、シャカシャカシャン」と鳴らしながら、「閻魔大王さまの~なんちゃらかんちゃらの~、なんとか地蔵菩薩さまの~なんちゃらかんちゃらの~」と唱え始めました。

しばらくすると、この「シャカシャカシャン、シャカシャカシャン」のリズムに合わせて、村崎さんが降霊。しかし…

「この世に~もっと~いたかったんだ~よ~」「もっと~お前たち~と~会いたかったんだ~」

…なぜかラップ調だったのです。

盛り返す「シャカシャカシャン」

「この世に~未練を残してる~」「とって~も~残念だったんだ~」
「あんた~たち~を~見守りたいんだよ~でも夢の中ではたまにしか~会えないからさ~」

「もし、旦那が“ぽい”ことを言ってくれたらおもしろいな」ぐらいの感覚で訪れた森園さんでしたが、なぜか始まったラップに思わず笑ってしまっていたそうです。

このラップが5~10分ほど続いたところで、「じゃあ~あんた~た~ちを見守ってるからね~。はい、閻魔大王さまのもとに~、なんちゃら地蔵さま~」

なんと、最初の文言に戻ってしまったのです。

ラップ調もフェイドアウトし、松原が「あっ、やばい。降霊が終わる!」と思ったその時、再び「シャカシャカシャン、シャカシャカシャン」のリズムが盛り返します。

「とても綺麗に見えたんだ」

ここで、驚くべき言葉がイタコさんから発せられました。

「最後にひとこと言っとくよ~。最後な、自分の血が飛び散ってるのを見て、とても綺麗に見えたんだ」

シャカシャカシャン、シャカシャカシャン…

森園先生は「あっ!旦那は言いそう!これは絶対言う!」と、この言葉に納得した様子だったといいます。

しかもこの部分だけはラップではなく、普通の語り口調だったのです。

イタコさんは、村崎さんの事件も亡くなり方ももちろん知りません。それなのに「血が綺麗に見えた」と口寄せしたのです。

イタコさんってやっぱり何かある

村崎さんは他人のゴミを漁ることをライフワークにして、それを記事にしていた方でした。

「最後に自分が亡くなる時すらも、何か表現しようとしていたみたいな部分が出ていたのでは。すげぇ感動した」と松原。

思いがけないラップ調の口寄せに思わず笑ってしまっていた松原でしたが、最後の最後に出た確信を付いた一言に、とにかく驚いたようです。

「これがすごかった。イタコさんってやっぱり何かあるなっていうのは、すごい思いましたね」と語る松原でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2022年07月26日15時22分~抜粋

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