北野誠のズバリ

松原タニシ、事故物件で手形だらけの「謎の部屋」に閉じ込められた!

7月5日放送の『北野誠のズバリ』では、事故物件住みます芸人の松原タニシが、先月まで住んでいた事故物件の「謎の部屋」に閉じ込められた話を披露しました。

間取り図にも描かれておらず、立ち上がれないほど低い天井のその部屋には、手形がびっしり。

とにかく嫌な予感しかしないその部屋から、松原はどうやって脱出することができたのでしょうか。

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血痕を消すには?

松原は先月まで、関東某所にある事故物件に3か月限定で住んでいました。
この事故物件は、松原にとって14軒目。陰惨な事件が起こり、2人が亡くなった一軒家です。

残置物はありませんでしたが、玄関、リビング、トイレ、廊下、浴室には血痕がびっしり。「退去する前に、血痕を落とすことができないかな」と思った松原は、特殊清掃会社で働く知人女性・Fさんに依頼をしました。

「血はカビキラーと水で大体取れます」というFさんの言葉通り、浴室の血痕はすっきり。バスタブの赤茶色のものはカビキラーでは取れなかったため、血痕ではなくサビであるとわかったといいます。

人が変死する家の特徴

続いて、カビキラーを使って水で流す作業ができないリビングへ。
フローリングの血痕は「激落ちくん」というメラミンスポンジに水を含ませてこすることになりました。

メラミンでこすると赤黒い血痕が茶色く泡立つので、これをキッチンペーパーでふき取り、あっという間に終了です。「事件から1年取れなかった血が、激落ちくんとカビキラーで取れた」と松原。

この時松原は、Fさんから気になる話を聞いていました。

特殊清掃でさまざまな場所を訪れているFさんの統計によると、「人が変な亡くなり方をした家は、間取りが変なことが多い」というのです。

ドアを閉めたら何かが起こるかも

後日、「そういえば2階のトイレの奥に、謎の物置部屋があるな」と思い出した松原。
便器の横に、茶室のにじり口のように四つん這いにならないと入れない低い扉があったのです。

不思議なことに、この部屋は間取り図に書いてありませんでした。

立てないほど天井が低いその部屋は、2畳ほどの狭い空間。ベタベタと手形が付いています。
「これ、人が入ってたよね」と確信した松原。

この日、YouTubeでの生配信中に松原は「もしかしたら怪しい部屋かもしれない。1回ドアを閉めてみたら、何かが起こるかもしれないですね」と話していたのです。

閉じ込められた男

いよいよ実際に試してみることに。内側から部屋の扉を閉めると「カチッ」という音が響きます。

その瞬間松原は気づいたのです。「内側にドアをあける取っ手がない」ということに…

内側に開くタイプの扉なので、開けるためには扉を引っ張る必要があります。
しかし隙間にみっちりドアが収まり、さらに磁石で固定されてしまっているため、松原にはどうすることもできません。

6月の暑い日、松原は怪しい小部屋に完全に閉じ込められてしまいました。

もし手ぶらだったら…

「やばい、出られへん」、徐々に汗だくになる松原。

手でどうあがいても、ドアはびくともしません。
幸いスマホを持っていたため、「芸人仲間に助けてもらえるかな」という気持ちもありつつ、脱出の道を探します。

この時、下敷きのような業務用の照明を持っていたことを思い出した松原。扉の隙間にそのフィルムをブスッと差し込んで磁石をはがし、扉をゆっくり引っ張ってなんとか開けることができました。

「手ぶらやったら開けられない。それがなかったら僕、閉じ込められてて」と怯える松原に、「お前も異臭を放つところやった。怖いわー」と北野誠。

嫌な予感しかしない部屋

北野は「でもこの部屋、何のために作ってんや?でも隠し部屋みたいなところに手形が付いてるってなんなん?」と首をひねります。
佐藤実絵子も「なんか嫌な予感がしますよね」と名言を避けます。

「いろんな想像ができてしまいますけれども。まあ、なんかあったのは間違いないかなっていう」と静かに笑う松原。

松原「ひとつわかったのは、間違っても怪しい収納スペースや納戸とかに入って、内側から閉めるのはやめた方がいい。出れなくなる(笑)」

北野「そりゃそうや。お前、迂闊によう攻めたなと思うけど」

というわけで、手形だらけの謎の部屋から無事生還できた松原でした。おかえりなさい。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2022年07月05日15時23分~抜粋

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