北野誠のズバリ

「マスター、あちらの女性にカクテルを」と言って大恥かいちゃった話

3月2日放送の『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「恥をかきました」。リスナーから、初めての経験で恥をかいたエピソードが寄せられました。

ここでは、バーで張り切ってカッコつけたあげく、打ちのめされてしょんぼりしてしまった男たちの話を取り上げます。

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『男女7人夏物語』に憧れて

「今からかなり前でございますが、私は毎週ドラマをよく観ておりまして。その中でよく、ショットバーのシーンがありました」(Aさん)

Aさんが観ていたのは、明石家さんまさんが主演を務めていた『男女7人夏物語』。Aさんは、片岡鶴太郎さん扮する“不死身の貞”の「バーボン、ロックで」という台詞に憧れていたそうです。

「ある日友達と飲みに行くことになり、私は居酒屋しか行ったことがないくせにカッコつけて、『ショットバーに行こうぜ』と友達を無理やり誘い、店に入りました」(Aさん)

カウンターに座り、タバコに火をつけるAさん。
「注文は?」の問いかけに、Aさんは張り切って「バーボン、ロックで」。

ところがその直後、Aさんは思いもよらないの言葉を耳にしたのです。
 

「バーボン、ロックで」の罠

「バーボン、何の種類にします?」

「…バーボンはバーボンでしょう。バーボンなんだから。鶴太郎さん、『バーボン、ロックで』って言ってたもん」(Aさん)

めげずに「バーボン、ロックで」とオーダーするAさんに、店員さんはハァ…という表情で「だからバーボン、何にされますか?」と繰り返します。

「『えっ、バーボンって1種類じゃないのか?』と思って」(Aさん)

銘柄は盲点だったようです。

「若い頃、田舎者の私がバーボンの名前など知る由もなく、目をそらしながら『すみません、バーボンロックをやめてカンパリソーダで』と言った記憶があります。めちゃめちゃ恥ずかしかったです」(Aさん)
 

一時流行ったバーボン

Aさんのこのエピソードに、「そうですね、ウイスキーとかもいろいろな種類がありますもんね」と大橋麻美子。

北野「山崎とか知多とかね、いっぱいあります」
大橋「お値段も違いますからね、店員さんも聞きますよね」

北野「バーボンもね、ワイルドターキーとかいろいろありますから」
大橋「『何にしますか?』『バーボンで』(笑)」

「一時、僕らも流行ったなーバーボンの水割り。なんであんなにバーボン好きやった。なんかあんねんな」と、当時を振り返って懐かしむ北野。
 

まるで映画のワンシーン

続いても、バーで恥をかいてしまった男性のお話です。

「20代前半の頃、友達とバーで飲んでると、同世代の綺麗な女性客が2人で入店してきました」(Bさん)

早速、マスターに「女性たちにカクテルを」とお願いしたBさんたち。マスターは、「あちらのお客さまから」とまるで映画のワンシーンのようなセリフを添えて、女性たちにカクテルを2杯持って行ったそうです。

「女性の1人がそのカクテルを持って僕たちのカウンターに来ました。作戦成功!」(Bさん)

ここまでは良かったのですが…
 

ナンパしたかった。わかります

「一緒に飲んでくれるかと思ったら『あなたたちにおごってもらういわれはございませんので』と、グラスが割れそうな勢いでカウンターにカクテルを置き、大勢の前で恥をかきました」(Bさん)

北野と大橋は、その光景を思い浮かべて思わずムフフ笑い。「カッコ悪い」と声を合わせました。

大橋「しっかりした女性たちでしたね」
北野「確かに、いわれもない」

大橋「タダほど怖いものはないしね。『お返しします!』恥ずかしいね」
北野「そう!これはちょっと恥ずかしかったですね」

「ええ経験やったと思いますよ。カッコつけたかったというか、ナンパしたかったんですよねー。わかります、わかります」と、若き日の自分を思い出した?北野でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2022年03月02日15時04分~抜粋

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