北野誠のズバリ

デブを借りるサービス「デブカリ」で“ただのデブ”をレンタルしてみた!

『北野誠のズバリサタデー』、お笑い芸人の工作太朗が気になる場所や人に取材を行う「工作員潜入レポート」のコーナー。

9月18日の放送では、以前このコーナーで取り上げた「デブカリ」で、工作が愛知県在住のデブ・Mさんをレンタルした時の様子を語りました。

“ただのデブ”という、逆に気になるキャッチコピーのMさん。一体どんな方だったのでしょうか。

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ポジティブな意味の「デブ」

「デブカリ」は、100㎏超えの人をレンタルできるサービス。登録している約130名のデブの方を、個人からの依頼では1時間2,000円で派遣するサービスです。

「デブ」という表現は、太っている人を揶揄しているわけではなく、あくまでも親しみを込めた呼び方。デブカリでは、ポジティブな意味で「デブ」という言葉を使っています。

登録者にはそれぞれキャッチコピーがあります。たとえば、“友達多い料理人デブ”や、“プロファイター 動けるデブ”。

「おいしい店を教えてくれるんじゃないかな?」「引っ越しの手伝いをしてもらいたい!」など、依頼側の想像力をかきたてるような文言がならびます。

そんな中、工作が以前から気になっていたのは、愛知県在住の“ただのデブ”さんでした。
 

爽やかなデブさんが登場!

「仕事をもらう気ゼロじゃないか! 逆に気になる!」と思った工作は、ついにこの“ただのデブ”さんをレンタルすることにしたのです。

HPから予約をして、運営の方、“ただのデブ”さん、工作の3人でチャットルームで会話。日時などの確認をしました。

料金は2,000×2時間+交通費。当日現金払いです。

いよいよ当日! 待ち合わせ場所の名古屋市某駅に「Mです、お待たせしました!」と現れたのは、爽やかな笑顔の男性でした。

Yシャツにスラックス姿。身長は170cmくらい、体重はしっかり三桁はありそうな方です。
 

小食だけどティラミスを注文

ファミレスに入り、工作が「なんでも好きなもの頼んでください」と勧めたものの、「あまりお腹が減ってないのでドリンクバーだけで」とMさん。

「遠慮しないでください!たくさん食べるところも見たいので」と食い下がりましたが、Mさんの答えは「本当に申し訳ないんですけど、小食なんですよ」

しかし「ドリンクバー2つで」と工作が店員さんに告げた時、Mさんはちゃっかりティラミスも注文しました。

Mさんは44歳の会社員。結婚していてお子さんもいます。管理職で残業がなく、仕事後の時間が空いているそうです。

Mさんがデブカリへの登録は、奥さんがネットで発見したことがきっかけでした。

半年前に登録したものの、実は今回が初仕事。工作が初めてのお客さんだったのです。
 

ライザップに「申告しません!」

現在の体重は約110㎏だというMさん。ここで、Mさんからまさかの発言が飛び出します。

「実は最近痩せてきてて。今、ライザップに通ってるんです」

会社から「健康のためにBMI値を20台にしなさい。会社が多少負担するから、ライザップに入りなさい」とお達しがあったというのです。

「毎日の食事指導も厳しいのでは?」と尋ねる工作に、「別に全部申告しなければ食べられますからね。このティラミスも申告しません!」と笑顔を見せるMさん。

本来は1か月で10キロ痩せる見込み。6キロは痩せたものの伸び率が悪く、ライザップの人は頭を抱えているそうです。
 

“なんでも受け止めます系デブ”

「それを笑顔でゆったり語ってくれるんで。ざっくりでいいんだな」と、ホッとしたという工作。

否定も肯定もせず話をじっくり聞いてくれるMさんをみて、工作は「悩みごとの相談相手として向いているのでは」と思ったそうです。

大橋麻美子は「それをキャチコピーにすればいい! “ゆるふわ、なんでも受け止めます系デブ”」と提案しました。

Mさん、いかがでしょうか。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2021年09月18日11時08分~抜粋

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