北野誠のズバリ

人生いたるところに「迂闊」あり!

人生で「あの時は迂闊だったな」としみじみ思うときがあります。

3月19日放送の『北野誠のズバリ』のメールテーマは「迂闊でしたPart2」。酒を飲んでは迂闊なことを日々重ねている方も多いのでは?

北野誠と金曜アシスタントの片山淳子がリスナーのメールを読み上げます。

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リュックがない!

Aさんはいつも電車通勤です。帰りの電車でのこと、Aさんはいつも電車ではリュックを手に持って乗車します。が、このときは混んでいたのでリュックを棚に載せました。

降りる駅着く直前、仕事の緊急メール。急いで対応していたら、降りる駅に到着。ホームに降りて改札に向かうと何かヘン!

「わ~、肩軽いやん。リュック棚に載せたままや」

列車はすでに発車した後。
急いで駅長室に飛び込み、車両に連絡してもらったら、車掌さんが預かっているとのこと。

「それでひと安心しましたが、私のリュックは終点の岐阜駅で保管するとのこと。わ、岐阜まで行かなあかん」(Aさん)

北野はここに法則を見出しました。「人間、いつもやってることをやらなかったり、やりなれんことをしたりすると、ゼッタイ何か忘れます。
新幹線でたまに大きな荷物を持って、棚にあげるとたいがい忘れてますね。あれはえらいもんやわ」

リュックはあってよかったですが、岐阜まで往復は痛いですね。
 

顔がぼこぼこ

Bさんの体験もある世代以上の人は誰でも経験がありそうです。

「先日、迂闊にも昼寝をしてしまいました。その日は午後から歯医者の予約がありました。
出かけようと鏡を見てびっくり、顔の左半分が絨毯のあとで顔がぼこぼこ」(Bさん)

出かける時はマスクで隠れますが、歯医者ではマスクをとらなければなりません。

「マスクを外すと、歯科衛生士さんの顔が明らかに私の顔を見て固まっています。これから、出かける前に絨毯の上で横になるのはやめます」(Bさん)

北野「あれ、年々とれないな。ほんま恥ずかしい。いっそのこと焼きのりとか貼っといたらええんとちゃうか。焼きのり貼ってる人見たら、誰も声かけられんと思うよ」

片山「声かけてまうよ~」

今はマスクで隠れるので、顔の上半身は化粧して、下半分は化粧せずにでかけて、急にマスクを取る羽目になると、非常に困りますね。
 

銀行員の金銭感覚は?

「迂闊でした」にも最上級があるように思います。

「毎日のようにミナミやキタで遊んでいた30年前、田舎の銀行員のダンナと知り合いました。田舎には都会のように毎晩飲み歩く町もない、銀行員なら金銭感覚もきちんとしている。私はそう思って、今のダンナと結婚しました。

結婚後、しょっちゅう飲み歩き、毎月結構な金を使い、あげくダブル不倫して、向こうのダンナにばれて、相手の女に家に乗り込まれる始末。
こどもの学費も貯まってない。一般常識もない。何もかもが迂闊でした。返して私の主婦生活!」(Cさん)

北野「銀行員なら金銭感覚ちゃんとしていると思うよね。そうとは限らんということです」

銀行のお金と自分のお金は別ということですね。
 

公園でびしょぬれ

最後は、さわやかな話でしめましょう。

「息子が2歳の時、公園で全身びしょぬれで楽しんだ後、『さあ帰ろう』と、バスタオルで身体をふいて着替えさせて、濡れた服を片づけた。
その隙に息子は着替えたての服で噴水に温泉のように再び浸かっていました。めちゃ迂闊でした」(Dさん)

片山「かわいいな~。やるよな」
北野「目に浮かぶな」

人生、このくらいの歳の頃が何をしてもかわいくて、罪がなくていいですね。「迂闊」も人それぞれです。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2021年03月19日15時03分~抜粋

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