北野誠のズバリ

中高年のエロダジャレが止まらない理由はコレ!

『週刊文春』で連載しているみうらじゅんさんのコラム「人生エロエロ」の第399回は、「ダジャレ好き」というタイトル。

イヤでイヤで仕方がなかったはずのダジャレ、しかも下ネタ色の強いダジャレが、このごろ止まらなくなってしまったというのです。

9月7日放送の『北野誠のズバリ』では、番組のダジャレ王であるITジャーナリスト・井上トシユキが、みうらさんのこの発言に共感。年齢を重ねた人がダジャレを言い続ける理由について熱く解説しました。

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飲み会が「エロダジャレ合戦」に

みうらじゅんさんは、北野よりも1歳年上の62歳。

井上は「若い頃あんなに嫌がったダジャレが、このごろやたら口から飛び出すようになった」という、みうらさんの言葉に歓喜!

「やっぱりなー、みうらじゅんさん。実家も近いし、大先輩やから同じやな」と満足げです。

みうらさんはコラムの中で、同年代の人たちと話している時に、「最近シコラス・ケイジだよ」「口でしてもらたいのは、フェラ・フォーセット・メジャース」などの下ネタを交えたダジャレをどうしても発してしまうと語っています。

かつては、思いついても絶対に口にしなかったエロダジャレが、最近ではダダ漏れになってしまっているというのです。

みうらさん的には非難されてもおかしくないと思うダジャレでも、同年代の人たちが賞賛してくれるため、どんどん増長していってしまうんだそう。

結局その日の飲み会はそのまま「エロダジャレ合戦」となり、夜寝る前に「今日、俺は何してたっけ」と考える日々。

「こういう余生っていかがなものかと思った」と、みうらさんは語っています。
 

「先祖返り」で中2に戻ってる

同じく寝る前に、「あーちょっと甘かったな。持って行き方が強引やったな」と、その日のダジャレを思い出して反省しているという井上。

中高年がダジャレを止められない理由を、井上は「先祖返り」と説明します。

「中2の頃に。還暦とか55ぐらいから、だんだん戻るんや思うのよね。これ中2とか14歳の発想やもん、フェラ・フォーセットは。実際言うたもん、絶対」と言う井上に、「これ、言うてましたね。王道ですね」と北野。

昭和の男子は「ファラ」→「フェラ」に必ず脳内変換していたというのです。

「12歳~14歳って思いついたらすぐ言うのよ。負けたくないから、友達に。そこに戻ってんのやろなっていう気はしてるのよ。だんだん我慢もきかんくなってる」

井上は「老化のひとつが先祖返りや」と断言します。

井上「僕ら今、14歳ぐらいまで戻っとんねん」
北野「人間は死ぬ間際、子どもに戻るっていうから、今14歳に戻ってる(笑)ちょっと早いぞ!」

「ダジャレが止まらんのは恐怖で、誰か横で止めてくれる人がおらなあかんなと思う、賞味」と、井上は切実な悩みを訴えます。
 

「最近ほんまに結婚したいな」

さらに、井上から飛び出したのは「そんで、俺は最近ほんまに結婚したいなと思ってんねん」と、意外すぎる一言。

北野「ちょっと待って、めっちゃおもろいけど。『人生のストッパーのために結婚したい』」
井上「危ないやん!もう。危ないことしたらCBCにも迷惑かけるよ」

北野「結婚して嫁おったら『フェラ・フォーセット』は言わんもんな」
井上「飲みに行くのも嫁はんと行く。酒のトラブルもまあまあ起こらない」

お互いがクローザーとストッパーになるという関係に憧れているというのです。

「魂の叫びでしたよね。ついうっかり、言うつもりなかった」と、内に秘めた願望を口にしまって、ちょっぴり反省する井上。

「井上さんもこの気持ちになってるし、俺もわからないでもない。55を超えたらこうなっていくねんなぁ。みうらじゅんさんでさえ、そうなってるから」と北野も納得です。

年齢を重ねるにつれて、止められなくなるというダジャレ。

この話題について、このあとリスナーから賛同のおたよりが殺到したのでした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2020年09月07日13時03分~抜粋

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