北野誠のズバリ

「クリーニング料金は納得できない!」北野誠の叫びにリスナーは

世の中、普段からなぜだろう?と、どうも腑に落ちないということは多いものです。
5月16日放送の『北野誠のズバリ』のおたよりテーマは「納得できない」。

パーソナリティの北野誠がホテル生活の中で常々「納得できない」と感じていることを、冒頭から怒涛のごとく話します。

それに対してリスナーから寄せられた回答を、アシスタントの松岡亜矢子とともに紹介します。

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クリーニング料金に納得できない

北野は、ずっとホテルでの巣ごもり生活で、ワイシャツなどは自分でクリーニングに出しています。
ところが、クリーニングの値段がまちまちなのが納得できないとか。

北野「ワイシャツは普通に白やストライプならワイシャツの値段。
ところが、ワイシャツの中でも、右側が白で、左側に縦じまが入った、ちょっと今風のシャツになるとスポーツシャツになるんです。これがワイシャツの倍くらいする。

ワイシャツ長袖が330円、半そでスポーツシャツが700円になる。これがまったく納得できない。
ポロシャツは洗って、アイロンかけるだけ、ワイシャツと一緒。大きさも半そだし、乾きやすい。ところがポロシャツもスポーツシャツと認定される。700円。
手間で考えたら、ワイシャツよりポロシャツの方が楽だと思う。オレのイメージではね」

パーカーも、ちょっと柄の入った高めのパーカーはおしゃれパーカーという分類で1,000円になるそう。

北野「いや、パーカーはパーカーや!え、パーカーはそんなにするの?と思ったら、フロントの女の子が『おしゃれやから』。
おしゃれで納得できるか?おしゃれなんか主観や。

ワイシャツでも冬場の伸びる素材のワイシャツはおしゃれワイシャツになる。
その時もフロントの女の子は、『これ、生地がいいから』…それなんやねん!?」

納得できなさすぎて、もはや怒りに近くなっています。

そこで、北野はリスナーに呼びかけます。
クリーニング屋さんの料金の基準がよくわからないので納得させて欲しいと。
 

プレスロボット登場

これに対してたくさんのメールが届き、14時前に紹介されました。

「ワイシャツかその他のシャツかの判断は、ワイシャツはプレスロボットによるアイロンがけができるかどうか。
ロボットプレスで大幅なコストダウンをしています。ロボットプレス不可のシャツは人間が手アイロンで仕上げるので手間がかかります。

色味が濃いワイシャツもプレスなどで“てかり”がおこる場合があるので、手アイロン仕上げなので割高になります。

ロボットプレスのできないポロシャツ、伸びるシャツも割高です。
おしゃれシャツなど、たぶん素材、色柄、縫製、デザインが複雑だったり、色味が濃い高級ブランド品などは普通に洗うと破損の不安があるのでソフトに洗う単品洗い。

乾燥も乾燥機を使わず、自然乾燥。仕上げも手アロンで手間がかかるので割高になります」(元クリーニング店のAさん)

北野は「これは納得や」と、怒りはトーンダウン。
 

アイロンは自分で

北野「そうなったら、自分でアイロンしようか。CBCにアイロンとアイロン台、置いとこうか」

他の方からもほぼ同様の内容です。

「ワイシャツは昔のような綿やポリエステル素材だけでなく、ストレッチ素材は機械仕上げすると伸びきるんです。そうならないようにすべて手アイロンで仕上げると高くなります。

また女性もののような丸みのあるワイシャツも増えてきています。こちらも機械仕上げできず、ブラウス並みの料金になってしまいます。

パーカーについては素材によって洗い方も違いますし、洗濯機の容量もあります。今はやりのルーズフィットの大きく厚いものと普通サイズのものとは料金が異なります。ご理解ください」(Bさん)

北野は「わかりました。こんな手間かかっているとは」と、降参しました。
 

クリーニング代は高い?

一方、北野に共感する声も寄せられました。

「クリーニングですが、スーツを持っていくと、礼服ですかと聞かれて、高くなるし。プラス撥水加工、プラスシミ抜きとかでめっちゃ高くなります。学校の制服も高い。
へたしたら、2、3回出したら、新品買えちゃうんじゃないでしょうかね。革ジャンなんか、5,000円くらいしますよ」(Cさん)

これに北野は「革ジャンは逆に自分でやってますからね。冬終わって、靴の皮用のクリーム買ってきて、塗って、ならして、乾いたタオルでふいてますよ」と、告白。

松岡は「まめ~」と、思わず声をあげます。

簡単にまとめると、クリーニングの基準は、カッターシャツはロボットプレスできるもの、スポーツシャツなどは仕上げに手アイロンをかけるもので分かれる。手間がかかるものは高い、となります。

北野は番組最後に、「クリーニング店のみなさんの努力と料金の一覧がだいたいわかりました。
自分でやれるやつは自分でやってみたいと思います」と、まとめました。

今の時代、一番高いのは人件費、技術料。高いのはそれだけの手間がかかっているという話でした。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2020年05月15日13時01分~抜粋

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